先日ひょんなことから、堀越二郎氏が藤岡の上落合出身という事を聞き、調べてみると資料が藤岡歴史館の一角に常設展示してあるらしい事が分かった。
堀越二郎氏と言えばジブリ映画「風立ちぬ」の実名の主人公にして、東京帝大出身の工学博士。
12式艦上戦闘機、雷電、烈風の設計に携わり、戦後はYS11の設計に参加するといった、戦前戦後に渡る日本航空機業界の一人者だ。
しかし、さほど詳しくない私が言うのもヘンテコですが「風立ちぬ」のメインストーリーは、作者である堀辰雄とその恋人菜穂子の当時としては、シュールな恋愛物語で、そこに時代背景として工学技術者で、後の零戦設計者の堀越二郎のストーリーを抜粋して脚色したものになっていると思います。
別に”いい””悪い”を言っているわけでなく、ただそういう事だという事です。
しかし、まー未だに「ナウシカ」しか勝たない!!と思っているワタシが、ジブリのについて書くとは思いませんでしたが。(⊙ꇴ⊙;)
というわけで、藤岡歴史館に行ってきました。
コレがいつも良く行く「七輿ドライブイン」の目と鼻の先。鬱蒼とした中に、忽然と姿を現します。(笑)
「観覧者は居ないだろうな」と思っていましたが、夏休み期間だったことも手伝ってチラホラ人は居ます。(失礼)
2013年に「風立ちぬ」の上映に合わせ、「堀越二郎企画展」を行ったらしいのですが、この歴史館一角の常設展示はその時の資料抜粋のようですね。残念ながら、館内撮影禁止です。
展示物としては多くなく、パンフレットと言うか小冊子が展示物のほぼ全てを網羅していますから、敢えて撮らなくても。
この小冊子が侮りがたく、結構貴重な資料も乗っています。
で、200円(-_-;)玉村から藤岡まで高速200円&入館無料。う~む。
そもそも、ワタシ自身が”某”重工の仕事を請け負う前段階で、話のネタにでもなればと「ジェットエンジンに取り憑かれた男」という本を読んだ記憶がありマス。
この本が、ディープな日本の航空技術史に興味を持つきっかけになりました。
というわけで、夏休み特別企画(笑)コアな資料館めぐりの旅でした。…たびか( ゚д゚)ハッ!?。