取りつけて、150kmほど山道を走って、感じた事というか実際に事例を言います。
①始動時のファーストアイドルで、回転が不安定。当該車両はタコメーターがついていますので、感覚ではなく目視確認出来る程度です。
まー、ふれ込みの通りレーシングプラグなら、冷間時の不安定さも肯けるんですがね。
②現在の仕様で、ほゞ「なりを潜めていた」エンジンストールが2回ほど発生しました。
③パーシャルからのツキの悪さ、開け始めの軽いアフターファイヤーが起こることがある。
④エンジンストール後に、燃調を若干薄いマップ(それでも補正はしてあります)に替えると、状況は改善するが、ラバースロットル気味になりスロットルに節度が無くなる。
⑤高負荷、高回転で回転の上りが鈍い。
と、まあ具体的に書くと感覚的にディープな部分に入り込んでしまいますが、まー実を言うと乗ってて楽しくない。これが事実。
なんじゃこりゃ?
中心電極の碍子部分は片側白っぽく、もう片側は黒っぽい。
接地電極がやけに白っぽいのは、"薄い"っていうよりも、なんか亜鉛メッキが焼けたような質感。
結構燃料を絞り込んで500kmほど走行したNGKのレーシングプラグ。接地電極に焼け色は付いているが、白っぽくはない。
メリットを感じている方もいらっしゃるようですが、別にそれを否定するつもりはございません。状況が変われば、改善するモノもあるんだと思います。
しかし、電気いじっていると分かるんですが、プラグとかバッテリーとかヒューズとかは、パーツである前に回路の構成部品であるって事だと思うんですよね。
単品で優劣付けるよりも、まず回路のバランスが大事だという事。
それに点火系は、完調な状態からの+αを求めにくい部分だとも思います。
というわけで、ノーマルプラグに戻しました。ファーストアイドルで、ビシッと安定していますよ。
誰か欲しけりゃ、進呈します。(⊙ꇴ⊙)