薬草の探求は始まったばかりです

ほとんどお手上げ状態で放置してしまった

甘草



丸4年が経ち、5年目に突入するのですが、
年々、生息する地域を拡げているようです。

香草園の武川ベースではそれぞれが区分けされた園になっていますが、
区分けを飛び越え、地上部へ緑の蔓や葉を拡げております。



しかもどんどん、大きくなっているようです。


季節もので、冬の間は地上部からは姿を一旦消すのですが（枯れる）

春になるとメキメキと姿を現します。

流石にこのままでは・・・と思い、調べ始めましたが
ネットでは殆ど栽培や収穫、加工に至るまでの資料がございませ〜ん

どうやら今までは中国にまるっきり頼りぱなし薬草らしいですがここ最近になって、国産の甘草にスイッチが入ったようです。

少しずつ、観察・研究しながらの栽培がチラホラ行われているようです。

どうも栽培が難しいようで、漢方薬に使われる甘草が中々育たないのがその理由らしいです。

漢方薬として使われるためには、ある特定の成分が基準に達してるくらい
含まれていないといけないのだとか・・。

甘味料にも使われている甘草さん。今後ますます、国内での注目を集めそうです。

さて、今回　南きよさと香草園の近くに

「シミック八ヶ岳薬用植物園」があります。



ずっと気になっていたのですが、しばらくコロナの影響で閉園しておりました。

今回、コロナ対策の中、園内を尋ねることができました。



個人的にはとっても興味のあるところでした。園内は散歩をしながら薬草を拝見することができるので
お天気の良い時に何度か訪れたいと思います。

（生憎本日は雨）

薬用植物園のスタッフさんとお話ができました、甘草に関しては先に記述したような話になりましたね。

明治維新前は、もっと薬草に関しての知識や実用などは盛んだったんだろう〜ね。

西洋文化が入ってきたのと同時に、薬草などは廃れてしまった。

体に負担が軽く緩やかに効果をだしてくる薬草などは人の興味から離れてしまったのでしょう。

即効性に人の注目は向いていったのでしょうね。

博物館というか資料館もありまして、その中に甘草さんがありましたよ



成分の作用の部分を読んだだけで興奮しますよ・・・私は。

ちなみに香草園に生えている甘草もウラルカンゾウです。


シミック八ヶ岳薬用植物園は毎月色々な講座を開催してます。

そして無料で参加できます。

今後が楽しみです。


シミック八ヶ岳薬用植物園はこちらです。

http://yatsu-garden.sakura.ne.jp/

薬草は面白い。養生生活に欠かせない。

探求はまだまだ始まったばかりです。

 

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