親に呼ばれ彼とあたしは駆けつけた。目にしたものはあたしの中で想像を絶する物だった…親父と毎日話して居たからあたしは安心して居たけど逢ったらガリガリに痩せてて寝たきりだった…あたしは涙が止まらず『どうした?』と聞いた…あたしは遅い子供だったから情けない程辛かった…次の日入院だった…あたしは現実逃避をするしかなかった…
そんな親父から毎日連絡来てたのに来なくなった…あたしはよっぽどショックなんだと想いあえて連絡はしなかった…彼とも気持ちは相違していたからあたし自身も自分の事で精一杯だったしどうしたら上手く持続できるのかを悩んでいた…壊れたグラスを繋ぎ止める事が出来るのかかなり悩んで居た…だから何だか自分の事で精一杯だったし、あたしは彼と話し合ったりしていた…今のままでいいのかと…そんな日が続く中母から電話が来た…『今すぐ来て』と…
あたしは毎日親父と電話してグチを聞いていた。兄貴の奥さんと上手く行ってなかったから…なのにあんまり掛かって来なくなりあたし自身どうしたのかなぁ~なんて想っていた。来ない事は上手く行ってるんだろうと…ある夜親父から電話が来た…可愛がって居たわんこが亡くなった、と。あたしも可愛がって居たから何だか親父の悲しみがあたしには痛い程解った…想い出は『きょうのわんこ』の画像でしかなかった…