何だか当たり前に風俗に居ると女の子もボーイも飛んじゃうのが当たり前で今回もボーイが飛んじゃって新しい人が来た…超無口で何だか話しかけても反応ないし…まっこんなもんか、みたいな感じで居た。ただまぁあたしは独りでグチをこぼしたりしていた…週末は親父の病院へ行って平日は働く毎日だった…黙ってあたしのグチを聞いてくれてはいたけど陰のある男の子だった…
結局メインは風俗で後はネットなどでさくらをやったりして稼いでいた。親父はなかなか良くならなくて入院はかなり続いたけど顔を見せると喜んで居たからあたしは唯一救いだった…2人で会いに行って少し話してすぐ『レストランへ行こう』とあたし達に気を使いコーヒーを飲んだりしていた。あたしは何が親父の為に出来るのか毎日模索していた…出来損ないの娘が出来る事ってなんだろう…と。稼ぐだけ稼いでお金を少しずつ母に渡して残りは彼に渡しての毎日だった…そんな日々の中1人の人と出会う様になった…
入院してからあたしは週末彼と通った。必ず親父は電話をかけて来て『今何処?』と聞いて来た…逢える時間は短いけれどあたし達は逢いに行った。あたしは変わらず親に今度はお金を届けたくて店を変え風俗の道へ行った…それでも病院代がかかるから『ヘルス』の面接へ行った…某有名なヘルス街だったからあたしはやれると想った…でもあたしには越える事が出来ないヘタレだった…(苦)