やっと1年経ちました
もこふく、1年で一番楽しみにしてるかもしれません
朝8時
町内の集合場所へ続々と集まる若衆
ヤカンに入れた日本酒を薪ストーブで燗し
湯呑みでグイッと景気付け
肴はストーブで炙ったスルメのみ
程よく酔いが回った頃に
隣の町内が合流し、村札ぶつけてご挨拶
9時を過ぎた頃に、いざ出発
三吉節を唄い歩き
明田地下道の関所で景気付け、
秋田駅、
手形陸橋の下を通り、
手形交番前で、外旭川方面から来る町内を、
酒を飲みつつ待ち受けます
秋田高校方面に梵天の姿が見えると
今まで和やかだった全員の表情が一変、顔つきが変わります
ツラ色が変わるというやつです
ここで後続の他町内とも合流し、村札をぶつけて挨拶を交わすと一触即発の状態へ
一部がヒートアップしたものの
今年は喧嘩まで発展せず、いささか拍子抜けしつつも、ピリピリした雰囲気のまま
去年はここで掴み合い、殴り合いがしばらく続きました
隊列を組んで神社へと向かいます
この後は神社への通り道にある蛇野、そしてお膝元である赤沼を通り、
12時前、いよいよ神社が見えてきました
一の鳥居をくぐるとゴング開始
もうなんでもありです
①自分の町内の梵天を守るもの
②他の町内の梵天を妨害するもの(壊す者) 笑
③三角のお守りを取る者
④ケンカする者
オラは②と③ですな
まあケンカする人たちは、それだけに来てるようなものなので、こちらからどうこうしなければほぼ殴られることはない
他の町内の梵天に手をかければ殴られたり手を出されることもあるが、最近は邪魔されることはあっても殴られたことはない
たまたまかな?
過去に膝を入れられたことはあるが・・・
さて、なんでもありになったら
目の前の梵天に飛びかかります
ドリャー
ひとつ目ぇ〜
右に曲がった階段で
更に先の梵天から
ふたつ目〜
あっと言う間に境内を超え
取れなかった
そして拝殿前の階段で目の前の人が倒れる
するとオラの足元にいるもんだから
先へ行けないのに後ろからは凄まじい圧力
当然オラも前に倒れる‼️
梵天祭で倒れると言うことは死を意味する
なぜなら、いつ終わるかわからない後ろからの人の波に踏まれ、いつまでも立つことができなくなるからだ
体感ではかなり長く感じたが、
どうやら結構な人数倒れたらしく、後ろがほとんど来ない、踏まれない
なんとか自力で立ち上がるも
前が倒れるせいでまたしても巻き添え
今度はすぐに
怒ったぞー
後ろの梵天、ひっくり返して
撃沈
となりでも仲間がのしかかって撃沈
さらにまだ3本来ます
ドォリャー
4つめ、5つめー
奉納後は、歩いて公民館まで戻り
6時過ぎまで、浴びるように飲み、食べ
お互いの活躍を語り合う
それが最高の肴となり、さらに酒が進む
あの揉み合いの中では、自分の周りの一部しか見えなく、酒が入っている上、夢中になっているため、ほとんどが記憶に残っていません 笑
恐らく参加者のほとんどがそうでしょう
合わせても数十メートルの参道と境内
一年をかけて準備し、一瞬で終わる
鳥居から5分弱
その一瞬を楽しむために・・・
今までは3個が最高
明日やりたい
すぐやりたい
また一年が待ち遠しい
2018年の戦果
お守り 5
2016 3
2015 1
2014 1
2013 0
2012 0