根拠発掘屋

「最後まで残された。」

小学生の頃。

ぼくは、

問題児でした。

友達と遊んでいても、

感情が抑えられず、

手が出ることがありました。

先生にも、

よく怒られました。

学級会で、

ぼくのことが議題になったこともあります。

父さんと一緒に、

謝りに行ったことも、

何度もありました。


だから、

ぼくは、

嫌われていることも、

何となく分かっていました。

はないちもんめ。

最後まで、

残されることもありました。

寂しかったです。

でも、

「なんで。」

とは思いませんでした。

自分にも、

原因があることは、

分かっていました。

それでも、

変われませんでした。


家に帰れば、

また同じことを繰り返します。

手を出して、

怒られて、

謝って、

また繰り返す。

変わりたい。

そんなことまで、

考えていたかは覚えていません。

でも、

変われなかったことだけは、

覚えています。


根拠発掘。

昔は、

ただ恥ずかしい思い出でした。

でも今は、

少し違います。

やってはいけないことだとは、

分かっていました。

でも、

止められませんでした。

なぜ、

止められなかったのか。

今でも、

はっきりとは分かりません。

分かっていた。

それでも、

また手を出した。

それを、

何度も繰り返していました。

その事実は、

今も残っています。

続く。

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