根拠発掘屋


「TJAR。」

2017年3月21日。

Facebookに、こんなことを書いていました。

当時、市民ランナーのグランドスラムと呼ばれる三つの目標のうち、

サブ3。

100kmサブ10。

この二つは、すでに達成していました。

残るのは、富士登山競走。

そこは自分でも、かなり自信がありました。

ところが、クリック合戦に勝てず、エントリーすらできない。

当時の私は、

「これは富士登山競走にエントリーできない負け惜しみ(笑)」

と書いていました。

その負け惜しみの先で、さらに大きな目標を三つ並べました。

福岡国際マラソン。

ワールドマラソンメジャーズ。

そして、

TJAR。

当時の私は、

「現状では妄想としか言いようの無い目標」

とも書いていました。

それでも、

「遊びだからこそ本気になりたい。」

とも書いていました。

コメント欄には、もう少し具体的なことも残っていました。

山のスキルを身につければ、自分にも挑戦できるかもしれない。

露営経験もないから、まずはそこから。

そして、

2020年を目指す。

……

思っていたより、ちゃんと目指していました(笑)。

少なくとも2017年の私は、TJARという名前を書いただけではなく、2020年という年まで置いていました。

⸻

その後、何もしなかったわけではありません。

野辺山で寝袋で寝て、翌日に100kmを走ったり、富士山へ行ったり、トレイルランニングを始めたり。

100マイルを目指した時期もありました。

一つずつ見れば、TJARと無関係ではありません。

ただ、TJARに必要な山岳経験を、計画的に積み上げていたわけではありませんでした。

一方で、フルマラソンでは記録を追っていました。

サブ3。

その先。

福岡国際マラソン。

少なくともその頃は、自分の中で向かう方向がかなりはっきりしていました。

やがて、以前のようにフルマラソンの記録を狙うことが難しくなる頃から、少しずつトレイル、ウルトラ、さらに長いウルトラへ比重が移っていきました。

⸻

2022年の投稿にも、

「TJAR」

という文字は残っていました。

ただ、その時は自分の目標というより、TJARやUTMBに出るような実力者たちの実績として書いていました。

2017年ほど、前面には出なくなっていました。

でも、完全に忘れていたとも言い切れません。

2024年7月。

TJARに出る人が、米5kgほどを背負って20km走っている投稿を見ました。

当時ワンパンマンチャレンジをしていた私は、それを見て自分でも試しました。

なぜか最初から10kg(笑)。

10kmでかなり苦しみました。

その6日後には、今度は米5kgを背負ってまた走っています。

ただし、これはTJARへ向けた計画的なトレーニングではありません。

それでも、TJARに出る人の行動に反応していたことは記録として残っていました。

⸻

2025年2月。

超ウルトラランナーが集まる飲み会で、ダッシュさんに会いました。

TJARを何度も完走し、さらにそのコースを往復するような、私から見れば完全に異次元の人です。

実際に会ってみても、ちゃんとオーラがありました。

ただ、年齢は自分と大きく離れていませんでした。

そこで私は、

2026年は間に合わない。

でも、

2028年なら時間がある。

露営。

ビバーク。

山岳行動。

足りない経験を積めばいい。

そんなことを考えた記憶があります。

……

また、未来の年号を置いていました(笑)。

今振り返ると、自分も2028年には、ダッシュさんが大きな挑戦をした頃と近い年齢になることにも、少し希望を感じていたのかもしれません。

ああ、勘違い(笑)。

年齢だけなら、勝手に追いつきます。

でも、経験は勝手には追いつきません。

客観的に見ても、かなりダサいです(笑)。

⸻

では、その後何をしたのか。

富士登山競走にはエントリーしようとしました。

2025年。

クリック合戦に敗れました。

2026年。

また敗れました。

ただ、山へまったく行かなかったわけではありません。

2025年8月には、鉢盛山登山マラソンに出ています。

2026年8月にも、鉢盛山へ行きました。

それでも、露営やビバークを含め、TJARへ向けた山岳経験を計画的に積んできたとは言えません。

山へ行っていなかったのではなく、

TJARへ向けた山の積み上げをしてこなかった。

今は、その方が正確です。

⸻

その一方で、走っていなかったわけでもありません。

小江戸大江戸を初完走し、さらにウルトラへ比重が移りました。

今では、以前ならほとんど興味を持たなかった沖縄本島一周サバイバルランにまで出ています。

昨年は途中でリタイア。

今年も400kmへ再挑戦します。

何もしていなかったわけではありません。

むしろ、走っていました。

ただ、

違う方向へ走っていました(笑)。

⸻

そして2026年。

昔のFacebookを掘っていて、

2017年の、

「TJAR。」

「2020年。」

を見つけました。

さらに掘っていくうちに、

2025年に、

「2028年なら時間がある。」

と思ったことまで思い出しました。

2017年。

2020年を目指す。

2025年。

2028年なら時間があると思う。

そして2026年。

その両方を、昔の資料を掘って思い出しています。

……

忘れすぎです(笑)。

⸻

根拠発掘。

これは、九年間TJARを目指し続けてきた話ではありません。

何度も目指そうと思って、何度も忘れてきた話です。

ただ、完全に忘れ切っていたわけでもありません。

山へ行ったり、トレイルを走ったり、TJARに出る人を見て米を背負って走ったり。

時々、その周りをうろうろしていました(笑)。

2017年には、2020年。

2025年には、2028年。

どちらの時も、

「時間はある。」

そう考えていました。

実際、時間はありました。

でも、その時間をTJARへ向けて一直線には使いませんでした。

⸻

2028年まで、

まだ時間はあります。

……

この言葉、

2025年にも言っていました(笑)。

だから今回は、

「2028年のTJARを目指します。」

とは書きません。

未来の年号なら、もう二度置いています。

次に必要なのは、

年号ではなく、

事実です。

まず、

山へ行く。

その先でも、まだTJARという四文字が自分の中に残っているのか。

そこは、

これから掘ります。

続く。

#根拠発掘屋 #TJAR #ランニング #ウルトラマラソン #自分を掘る