根拠発掘屋
「はとぽっぽ。」
-ひろし君②/③-
小学生の頃。
同級生に、
ひろし君という友達がいました。
ひろし君は、
話がおもしろい人でした。
今でも、
忘れられない替え歌があります。
「カラスは、
山にーんにく食べたら、
屁が、
ぽっぽっぽっ、
はとぽっぽ。」
意味は、
よく分かりません。
でも、
ぼくは、
何度聞いても、
笑っていました。
ひろし君も、
笑っていました。
ただ、
それだけのことです。
⸻
あれから何十年。
テレビで、
おもしろい言葉を聞くと、
ふと、
この替え歌を思い出します。
記事を書いていても、
言葉遊びや、
タイトルを考えている時に、
あの替え歌が、
よみがえることがあります。
でも、
なぜ、
この替え歌だけが、
今でも残っているのか。
その理由は、
分かりません。
⸻
根拠発掘。
大人になっても、
私は、
言葉に反応します。
『タモリのスーパーボキャブラ天国』を見ては、
「これは、
大玉。」
なんて、
勝手に思っていました。
今でも、
オヤジギャグには、
つい反応します。
記事を書く時も、
言葉が気になって、
一文を何度も、
書き直します。
思い返すと、
私の記憶には、
出来事と一緒に、
言葉が残っています。
「はとぽっぽ。」
何十年たっても、
その言葉だけは、
ふとした瞬間に、
よみがえります。
どうやら私は、
出来事そのものより、
そこで聞いた言葉の方を、
強く覚えていることが、
あるようです。
なぜ、
そうなのか。
そこまでは、
まだ分かりません。
続く。
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