3週間ぶりの関西出張。
今回も肋骨にフォーカスした全身の施術。
この日の患者さんは何年も前から私の施術を受けている人だが、最近になって定期的に施術を受けた方が格段に身体の調子が良くなっていることに気付いたらしい。
自分に不都合なことは一切取り合わないポジティブシンキング全開な人なので、やり手経営者に多いタイプ。
しかし、効果がよくわからない状態で、施術を受け続けてくれたことに感謝。
自分の未熟さは反省。
夜は久しぶりに友人と武術の練習。
まずは、彼が習っている武壇系の武術を見せてもらい、理論のおさらい。
「五行氣」の理論は昔の雑誌で拝見していたが、かなり具体的な身体操法であることがわかった。
私も前回の時に大まかに教えてもらい、今習っている戴氏心意拳の丹田功と相性が良いことは気が付いていた。
むしろ武壇系武術の方が、より相性が良いぐらいに思う。
あと、丹田功からの相手を大きく飛ばす発力について、ある程度方法論にたどり着けた。
友人に飛ばしてもらったが、威力は先生と遜色なかった。
戴氏心意拳は味わい深い武術であるものの、残念ながら習っている教授法では10年掛かってもまともに使える人は出て来ないだろう。
約1年様子見で技を受けながら詳しく観察していたが、他にも教授法に明らかにいくつもおかしな点がある。
おそらく意図的なのだろうが、習う側からすると正して欲しいところである。