競馬予想:予想師・紀伊國屋のJRA重賞予想 -9ページ目

競馬予想:予想師・紀伊國屋のJRA重賞予想

競馬予想を公開し続けて21年。JRA重賞予想を行なう鬼才の予想師・紀伊國屋のコンテンツ。
狙いは三連複、軸馬は二頭、予想は三点、都合5頭で勝負を掛けることを
潔いとする。果たしてどうか、今週は!!

第79回菊花賞:10月21日(日) 京都競馬場
15時40分発走

一番人気の信頼度は高いが
ダービー不出走馬も侮れない存在


内枠有利説、考えないこと
なぜか。結果として内枠に入っていた馬が勝ち負けになっていた。それも1枠から3枠までの馬が多い。統計的には間違っていないが、勝てない馬が勝てたという訳ではない。この点を混濁させると余計な馬券の点数を買うことになる。獲りガミになる可能性もある。また、ステップとして挙げられる神戸新聞杯とセントライト祈念だが、これは前者が圧倒的に強く、大きく差を付けている。これは距離のことよりも輸送の問題が絡んでいるのではないかとも思えるので、ここの是否は問わないことにしたい。しかも、長丁場。展開ひとつで結果が変わる。ならば、何を軸として考えるべきか。今年は明らかに馬格違いが結果に出ると考えている。馬格とは馬の大きさ。胸筋を大きく開くことができる前肢の力強さ、それに伴った後肢の太さ。それらが生み出す馬自体の大きさ。結果としては馬体重の大きさがつながっていく。これは持て余し気味の馬もいるために勝ち負けになっている状況を見るべきだ。また、過去10年で5勝を挙げているダービー不出走馬。だが、多くは神戸新聞杯に間に合わせているために幻は追わなくても良いかもしれない。それらのことをあれこれと織り交ぜながら予想を組み立てたい。

●出馬表
馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 アイトーン 牡3 57 国分 恭介
1 2 グレイル 牡3 57 岩田 康誠
2 3 ブラストワンピース 牡3 57 池添 謙一
2 4 ジェネラーレウーノ 牡3 57 田辺 裕信
3 5 エポカドーロ 牡3 57 戸崎 圭太
3 6 メイショウテッコン 牡3 57 松山 弘平
4 7 ユーキャンスマイル 牡3 57 武 豊
4 8 カフジバンガード 牡3 57 幸 英明
5 9 エタリオウ 牡3 57 Mデムーロ
5 10 アフリカンゴールド 牡3 57 松若 風馬
6 11 コズミックフォース 牡3 57 浜中 俊
6 12 フィエールマン 牡3 57 ルメール
7 13 タイムフライヤー 牡3 57 和田 竜二
7 14 グロンディオーズ 牡3 57 モレイラ
7 15 オウケンムーン 牡3 57 北村 宏司
8 16 ステイフーリッシュ 牡3 57 藤岡 佑介
8 17 シャルドネゴールド 牡3 57 藤岡 康太
8 18 グローリーヴェイズ 牡3 57 福永 祐一

●主線はこの二頭の勝ち負け
最近のこの番組は荒れている。距離が長くなると強い馬が勝つと言うことになっていくのだが、フロック(引っ掛け)が勝ち負けに割り込んでくるとなると、日本競馬界の底上げがされているのかもしれない。そんなことを考えながら、巨漢馬ブラストワンピースを主軸に据えた。ダービーでは5着となったが、着差ほど負けていない。時計差は0.2秒。負けを認めるには早過ぎるし、巻き返しが利く時計だ。それもあって、夏の成長分を考えてここでは主軸とした。対抗にはエタリオウを推す。大外からとんできたワグネリアンに刺されるとは馬も鞍上も思っていなかっただろう。そのぐらいの勢いを以て飛んできた馬には勝てない。ここではその屈辱を晴らすためにもきちんと勝ち負けになっておきたいだろう。が、対抗まで。馬格の違いがこの番組ではモノをいうと考える。諸賢の考えは如何だろうか。
●番手にはこの三頭を挙げる
エポカドーロは神戸新聞杯で余力を残したという考え方もあるが、不安を残したという見方もある。成長分がエタリオウと違うのではないかと考える。となると、連軸ではなく▲単穴まで。距離も長くなることで、その点が難しいところだが、ここまでの三強で決まってしまっても仕方ないと思えるほどだ。ただ、コケるとしたらこの馬か。また、セントライト記念から回ってきたジェネラーレウーノだが、明らかにこの番組を意識した馬体を作ってきた。それでも堂々の勝ち星ということは力があるということだ。が、今年のセントライト記念は評価が難しい。この番組に回ってきて、どこまで走れるのか翳りを感じてならない。そのために△連下までとなった。また、抜群の器用さを持って勝ち星を紡いでこの番組に参戦してきたユーキャンスマイルが驚くほどの成長を見せている。上がり時計の評価が難しいところでもあるが、追われて伸びる力を付けて来たと言っても良いだろう。長めの追い切りが功を奏す可能性が高いのではないかと思える。
●取捨選択を迷った一頭
ハーツクライ産駒は長めの距離に対応できるのか。できないことはないだろうが、その点が気になってしまったグレイル。2000m戦とは訳が違う。セントライト記念で力を使ってしまったのではないかと思えなくもない。京都の芝では好走しているだけに侮れない。また、ダービーでは3着となったコズミックフォースが調教VTRでは実に良く見えた。が、馬格がないことがこの番組では勝ち負けから遠退かせるのではないかと思わせる。難しい一頭である。

●捨てちゃえ馬
距離が長いこと、京都コースであること。神経を使うだけに武器らしい武器となる脚質がないとこの番組は勝てない。そう考えるとグレイルコズミックフォースはここでは難しいのではないかと思わせる。そのため、ここでは要らない。故に捨てる!!


●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
3 ブラストワンピース 牡3 57 池添 謙一
9 エタリオウ 牡3 57 Mデムーロ
5 エポカドーロ 牡3 57 戸崎 圭太
△1 4 ジェネラーレウーノ 牡3 57 田辺 裕信
△2 7 ユーキャンスマイル 牡3 57 武 豊
捨馬 2 グレイル 牡3 57 岩田 康誠
捨馬 11 コズミックフォース 牡3 57 浜中 俊


【配当】
単勝 12 1,450円
複勝 12 450円
9 160円
7 600円
枠連 5-6 1,860円
馬連 9-12 2,380円
ワイド 7-9 1,550円
7-12 4,610円
9-12 930円
馬単 12-9 6,010円
3連複 7-9-12 16,710円
3連単 12-9-7 100,590円

【着順】 【時計】
1 12 フィエールマン 3:06.1 33.9
2 9 エタリオウ 3:06.1 33.9
3 7 ユーキャンスマイル 3:06.3 33.9
4 3 ブラストワンピース 3:06.5 34.1
5 18 グローリーヴェイズ 3:06.6 33.9
6 13 タイムフライヤー 3:06.7 34.1
7 17 シャルドネゴールド 3:06.9 33.9
8 5 エポカドーロ 3:06.9 34.8
9 4 ジェネラーレウーノ 3:07.1 35.2
10 2 グレイル 3:07.4 34.3
11 16 ステイフーリッシュ 3:07.5 34.8
12 10 アフリカンゴールド 3:07.8 35.7
13 14 グロンディオーズ 3:07.9 35.3
14 6 メイショウテッコン 3:08.0 35.8
15 11 コズミックフォース 3:08.1 36.1
16 1 アイトーン 3:09.6 37.2
17 8 カフジバンガード 3:09.9 38.0
18 15 オウケンムーン 3:11.2 37.8

第21回富士ステークス:10月20日(土) 東京競馬場
15時45分発走

荒れるのが当然のような番組
G3戦のマイル戦だからこそのこと


馬に過分の期待が掛かる
東京競馬場のマイル戦は荒れるという訳ではない。が、この番組は荒れている。一番人気が[3-1-0-6]、二番人気は[2-0-1-7]、三番人気は[1-1-1-7]と上位人気が[6-2-2-20]という結果。六番人気以降が11頭絡んでおり、その中で二桁人気が8頭絡んできている。マイル戦だから当然のように紛れがある。人気馬がコケるひとつの理由が発馬だ。ここで失敗をすると取り返しがつかない。取り返せる馬であれば楽に勝ってくることだろう。長く追われてもファロンタイムが落ちない馬。3Fでなく、4Fが落ちない調教タイムを見ることも必要かもしれない。馬齢的には下記の通り。
  • 三歳馬[3-1-3-34]複勝率:17.0%
  • 四歳馬[4-3-3-12]複勝率:45.4%
  • 五歳馬[3-3-3-31]複勝率:22.5%
  • 六歳上[0-3-1-54]複勝率: 6.8%
この時期は四歳馬が強い。一番人気に押されるのであればそれなりの信頼はできるだろう。しかし、そこには東京コース実績が絡んでくる。そして、近走の状態。それらを踏まえて予想を組み立てたい。

●出馬表
馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 ガリバルディ 牡7 56 御神本 訓史
1 2 ストーミーシー 牡5 56 大野 拓弥
2 3 デンコウアンジュ 牝5 54 蛯名 正義
2 4 ウインブライト 牡4 58 松岡 正海
3 5 ゴールドサーベラス 牡6 56 柴山 雄一
3 6 エアスピネル 牡5 57 福永 祐一
4 7 ウインガニオン 牡6 56 酒井 学
4 8 ロジクライ 牡5 56 ルメール
5 9 ハクサンルドルフ 牡5 56 戸崎 圭太
5 10 ヤングマンパワー 牡6 56 武藤 雅
6 11 ワントゥワン 牝5 54 モレイラ
6 12 クルーガー 牡6 57 石川 裕紀人
7 13 ペルシアンナイト 牡4 59 Mデムーロ
7 14 レッドアヴァンセ 牝5 54 北村 友一
7 15 マルターズアポジー 牡6 56 柴田 善臣
8 16 ハッピーグリン 牡3 54 内田 博幸
8 17 ヒーズインラブ 牡5 57 藤岡 康太
8 18 ジャンダルム 牡3 54 武 豊

●主線はこの二頭の勝ち負け
考え方には色々あるもので、競馬の場合には正しい考え方と馬券が当たる考え方がある。今回のこの番組は四歳馬が擡頭するだろうと話を纏めたいところだが、馬を篩に掛けたなら五歳馬が残ってしまった。主軸には下馬評と同じだがエアスピネルを据えた。休み明けはきちんと走らない。陣営もこの先を考えてこの番組でひと叩きしておこうということだろう。が、57キロであれば好走できるはずだ。また、ワイド連対までなら入ってくるはずだ。その考え方で主軸に据えている。対抗にはロジクライを推す。鞍上が巧いということもあるが、調教VTRを観る上では、それ以上に馬がやる気になっているところを評価した。まるで、前走の着順が嘘だったと言わんばかりの状態だと思えるほど。果たしてどうか。
●番手にはこの三頭を挙げる
ワントゥワンは器用なな馬なのだが、東京コースでその器用さを活かして走ることができるかというところで疑問を持ってしまった。しかも、フルゲートの多頭数。器用だから馬群を避けられるということも考えられるが、器用だからこそいざとなればという驕りが出る可能性もある。そのために▲単穴止まりとした。また、レッドアヴァンセも状態が非常に良いように調教VTRでは思えた。生来、マイラーであるこの馬が牡馬を相手にどこまで競えるか興味深いところ。鞍上も巧みになってきた。その点を考えると侮れない一頭であることは間違いない。そして、ヒーズインラブを推す。この馬も前走では全く競馬になっちなかったがそれは休み明けのお粗末さ。今回はそれを覆すような仕上がりになっている。しっかりとした馬格が外目から飛んでくるのではないかとも思えるほど。鞍上がどこまで乗り切れるか。それもまた課題かも知れない。
●取捨選択を迷った一頭
重馬場が上手だというわけではないだろうハクサンルドルフだが、前走の走りは良かった。ただ、時計の掛かる馬場が良かったのだろうと思えてならない。明日はどこまで雨の影響が残るかというところも心配ではあるが、良馬場で、このメンバーとなると難しさが目立ってしまう。また、大外枠に入ったことは三歳馬ジャンダルムとしては良いことかもしれない。ユタカの手綱捌きなら外海で会っても変わらないだろうと思えるのだが、如何せん、五ヶ月の休み明け。古豪を相手にどこまで戦えるか疑問が彷彿した。難しい一頭である。

●捨てちゃえ馬
やはり、マイル戦は気が抜けない展開となる。それを考えるときちんとした武器となるものがなければ話にはならない。そう考えると、前述のようにハクサンルドルフジャンダルムがここでは要らない。故に捨てる!!


●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
6 エアスピネル 牡5 57 福永 祐一
8 ロジクライ 牡5 56 ルメール
11 ワントゥワン 牝5 54 モレイラ
△1 14 レッドアヴァンセ 牝5 54 北村 友一
△2 17 ヒーズインラブ 牡5 57 藤岡 康太
捨馬 13 ペルシアンナイト 牡4 59 Mデムーロ
捨馬 18 ジャンダルム 牡3 54 武 豊


【配当】
単勝 8 450円
複勝 8 160円
11 200円
14 190円
枠連 4-6 1,140円
馬連 8-11 1,110円
ワイド 8-11 440円
8-14 520円
11-14 730円
馬単 8-11 1,880円
3連複 8-11-14 2,620円
3連単 8-11-14 9,650円

【着順】 【時計】
1 8 ロジクライ 1:31.7 33.9
2 11 ワントゥワン 1:32.0 33.2
3 14 レッドアヴァンセ 1:32.0 33.7
4 6 エアスピネル 1:32.1 33.9
5 13 ペルシアンナイト 1:32.2 33.8
6 9 ハクサンルドルフ 1:32.3 33.3
7 17 ヒーズインラブ 1:32.4 33.4
7 18 マルガイジャンダルム 1:32.4 33.8
9 12 クルーガー 1:32.4 34.3
10 4 ウインブライト 1:32.5 34.4
11 16 カクチハッピーグリン 1:32.7 33.5
12 1 カクチガリバルディ 1:32.7 33.4
13 5 ゴールドサーベラス 1:32.7 34.0
14 15 マルターズアポジー 1:32.8 35.4
15 10 ヤングマンパワー 1:33.0 34.6
16 3 デンコウアンジュ 1:33.0 34.7
17 2 ストーミーシー 1:33.3 34.7
18 7 ウインガニオン 1:33.8 35.8

第23回秋華賞:10月14日(日) 京都競馬場
15時40分発走

エリート競走馬の祭典
桜花賞に輪を掛けて早くなる番組


夏を越えた三歳牝馬の成長を知る
桜花賞は訳が分からず速く走れば勝ち星につながる。オークスは距離が長くなる分、矯め脚が利かなければ勝ち星につながらない番組。そして、秋華賞は速く、起用に走ることができるか試される番組。そのために何層にも渡る篩に掛かってこの番組に出走してきたエリート牝馬。まるで、1打差違いでリーダーズボードに並ぶプロゴルファーの世界のように僅差。逆に言えば、凡走に終わった馬の巻き返しはない。が、競馬は走ってみなければ分からない。二桁人気でも間違うと食い込んでくる。13年のリサコラージュは15番人気で3着入線。六番人気以降で見れば過去十年で9頭。エリート牝馬に混じっての出走で9頭が絡んできているのだから、これを少ないか多いかと考えれば明らかに多い。これは成長が嵌まったということだ。ローズSが主たる前哨戦。紫苑Sはその脇道。余程の勢い、武器がなければこの番組では勝ち負けにならない。また、オークスで5着以下だった馬はこの番組は勝っていない。ただ、連に絡むことはある。それは上がり時計で判断をしたい。あれこれと考えなければならない要素が多いこの番組だが、基本はローズSと、近走での勢い。言わば、着順ではなく着差が頼りとなる。その点をきちんと捉えて予想を組み立てたい。

●出馬表
馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 ラテュロス 牝3 55 秋山 真一郎
1 2 カンタービレ 牝3 55 武 豊
2 3 スカーレットカラー 牝3 55 岩田 康誠
2 4 ランドネ 牝3 55 戸崎 圭太
3 5 サラキア 牝3 55 池添 謙一
3 6 パイオニアバイオ 牝3 55 柴田 善臣
4 7 ラッキーライラック 牝3 55 北村 友一
4 8 トーセンブレス 牝3 55 藤岡 佑介
5 9 サトノガーネット 牝3 55 浜中 俊
5 10 オールフォーラヴ 牝3 55 幸 英明
6 11 アーモンドアイ 牝3 55 ルメール
6 12 オスカールビー 牝3 55 川須 栄彦
7 13 ミッキーチャーム 牝3 55 川田 将雅
7 14 ゴージャスランチ 牝3 55 横山 典弘
7 15 ハーレムライン 牝3 55 大野 拓弥
8 16 プリモシーン 牝3 55 北村 宏司
8 17 サヤカチャン 牝3 55 高倉 稜
8 18 ダンサール 牝3 55 Mデムーロ

●主線はこの二頭の勝ち負け
桜花賞を勝ち、オークスも勝ち星を獲り、三冠牝馬に王手を掛けたアーモンドアイを主軸に据えた。今回の番組では上がり時計33秒台の決着になるのではないかと思っている。しかも、2000m戦ながら京都コースの内回り、2分を切ることは当たり前で三年前には1分56秒台の時計さえも出ている。その流れが今回はあるのかというところを考えると、タフでいながら速くなければならないということになる。それを実績として持っている馬がアーモンドアイだ。対抗にはカンタービレを挙げる。この番組のステップとして挙げられるローズSでは、上がりを重点に置いて33.6秒の時計で秋華賞を睨んだ実力。この勢いは大いに評価できる。調教VTRでの様子を見る上でも好時計が期待できそうな状態。この番組にすべてを掛けた仕上がりになっていた。この二頭でほぼ勝ち負けが決まるはずだ。
●番手にはこの三頭を挙げる
桜花賞2着、オークス3着、残る秋華賞は4着かと思いきや、しっかりした馬格がそう簡単には崩れないというところを感じさせているラッキーライラック。ただ、思ったよりも前肢の力がない。となると、速い展開にはついて行けない可能性が高くなる。その点を考えると良くて▲単穴という評価。勝ち負けまでにはならないと判断をした。また、速い展開の中で、それ以上の速さを見せてくれそうになったローズSの2着馬サラキアを△連下ながら据えた。確かに上がり時計が良くても、ラスト3Fの展開が悪ければ結果には繋がらない。バランスの取れた走りではあるが、もう一踏ん張りできればワイド連対までなら狙える馬だ。そして、ミッキーチャームを推す。別路線からやってきた上がり馬。どこまで力を発揮することができるのか微妙なところもあるが、この三戦は力を惜しみなく出しているように見せて、実は八割程度だったのではないかと思えるところがある。乗れている川田将騎手がどこまで走らせることができるか興味深いと同時に、走らせた時の速さにも期待をしたい。
●取捨選択を迷った一頭
関屋記念を勝ったことは大いに評価できるプリモシーン。ただ、ここに来ていきなりの4キロ増となる斤量でどこまで走ることができるのか、それが疑問である。悪くはないのだが、それが仇になってしまうのではないかと思えるのである。もしかしたら、この馬はマイラーなのかもしれない。そのように思わされながら取捨選択を悩まされた。

●捨てちゃえ馬
しっかりした馬格がなければ勝ち負けにはならないというところで勝負をする以上、プリモシーンはまだこれからだろうと判断をした。そのためにここでは要らない。故に捨てる!!


●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
11 アーモンドアイ 牝3 55 ルメール
2 カンタービレ 牝3 55 武 豊
7 ラッキーライラック 牝3 55 北村 友一
△1 5 サラキア 牝3 55 池添 謙一
△2 13 ミッキーチャーム 牝3 55 川田 将雅
捨馬 16 プリモシーン 牝3 55 北村 宏司


【配当】
単勝 11 130円
複勝 11 110円
13 280円
2 220円
枠連 6-7 710円
馬連 11-13 880円
ワイド 2-11 340円
2-13 1,500円
11-13 420円
馬単 11-13 1,000円
3連複 2-11-13 2,360円
3連単 11-13-2 5,600円
3番「スカーレットカラー」号 が出走取消のため、返還があります。ご注意ください。

【着順】 【時計】
1 11 アーモンドアイ 1:58.5 33.6
2 13 ミッキーチャーム 1:58.7 35.4
3 2 カンタービレ 1:58.9 33.9
4 5 サラキア 1:59.0 34.6
5 1 ラテュロス 1:59.0 34.9
6 4 ランドネ 1:59.1 35.4
7 16 プリモシーン 1:59.1 33.8
8 14 ゴージャスランチ 1:59.3 34.6
9 7 ラッキーライラック 1:59.3 34.8
10 9 サトノガーネット 1:59.4 34.3
11 8 トーセンブレス 1:59.4 34.7
12 6 パイオニアバイオ 2:00.0 34.7
13 18 ダンサール 2:00.1 35.0
14 10 オールフォーラヴ 2:00.3 35.7
15 15 ハーレムライン 2:01.0 37.2
16 12 オスカールビー 2:01.4 37.8
17 17 サヤカチャン 2:02.0 37.6
取消 3 スカーレットカラー  

【着順】 【時計】 1 11 アーモンドアイ 1:58.5 33.6 2 13 ミッキーチャーム 1:58.7 35.4 3 2 カンタービレ 1:58.9 33.9 4 5 サラキア 1:59.0 34.6 5 1 ラテュロス 1:59.0 34.9 6 4 ランドネ 1:59.1 35.4 7 16 プリモシーン 1:59.1 33.8 8 14 ゴージャスランチ 1:59.3 34.6 9 7 ラッキーライラック 1:59.3 34.8 10 9 サトノガーネット 1:59.4 34.3 11 8 トーセンブレス 1:59.4 34.7 12 6 パイオニアバイオ 2:00.0 34.7 13 18 ダンサール 2:00.1 35.0 14 10 オールフォーラヴ 2:00.3 35.7 15 15 ハーレムライン 2:01.0 37.2 16 12 オスカールビー 2:01.4 37.8 17 17 サヤカチャン 2:02.0 37.6 取消 3 スカーレットカラー  

第66回府中牝馬ステークス:10月13日(土) 東京競馬場
15時45分発走

牝馬の56キロが勝敗の分水嶺
一番人気が勝てない番組


G2戦に昇格してさらに傾向は濃厚に
牡馬は58キロ、牝馬は56キロが限界斤量だろうと思っている。走れないことはないが伸び足を欠くということだ。まして、東京コースとなれば、長い直線があり、追われて伸びる力が残っていなければ勝ち負けから遠退く。そのため、一番人気は[0-4-2-4]という結果。二番人気も[0-1-2-7]で、三番人気は[1-1-2-6]という状態。人気筋が重斤量に耐えられないという結果となっている。ただ、56キロが連に絡むことができないかというとそうではなく、56キロで[0-1-1-5]、55キロになると[2-2-4-17]、54キロで[5-4-1-60]という状態。この先にはリズ杯が待っている。そこで戦うことができる状態になることができれば良いわけで、この番組で勝ち負けにならなくても良いという馬も参戦してくる。この点を考えておかなければならない。となれば、当たり前の話だが、近走の勝ち負け、今回の斤量、東京コースでの上がり時計というところが考えるべきデータとなる。それらを含めて予想を組み立てたい。

●出馬表
馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 クロコスミア 牝5 55 岩田 康誠
2 2 フロンテアクイーン 牝5 54 蛯名 正義
3 3 ソウルスターリング 牝4 55 北村 宏司
4 4 ディアドラ 牝4 56 ルメール
5 5 キョウワゼノビア 牝5 54 田中 勝春
6 6 ジュールポレール 牝5 56 幸 英明
6 7 メイズオブオナー 牝4 54 福永 祐一
7 8 アドマイヤリード 牝5 55 田辺 裕信
7 9 カワキタエンカ 牝4 54 池添 謙一
8 10 リスグラシュー 牝4 54 Mデムーロ
8 11 ミスパンテール 牝4 55 横山 典弘

●主線はこの二頭の勝ち負け
簡単に考えるか、面倒臭く考えるか。それ次第で面白さが変わる。が、今回の出走メンバーを考えると簡単に考えても、軸の二頭は変わらないようだ。主軸にはリスグラシューを据えた。簡単に言ってしまえば調教度合いの完成度の高さということ。確かに安田記念では伸び脚を欠き、その戦歴に汚点を残した。恵量とは言え、8着というのは陣営を含めてだらもが信じられないことだっただろう。が、それは関係ない。牝馬戦に戻れば他の牝馬とは比較にはならないだろう。その対抗にはディアドラを推す。きちんと1800m戦を走らせ、勝ち星を獲ってこの番組に駒を進めて来た。その前哨戦での走りは全く問題なく、飽くまでもこの先を考えての走りであったと思わせた。この両頭の勝ち負けになること必至。あとは記録への挑戦か。
●番手にはこの三頭を挙げる
リスグラシューを蹴散らして、ヴィクトリアマイルで勝ち星を挙げたジュールポレールだが、その後の走りがないために調教VTRで考えるしかない。それまでの実績を考えると成長分とするところは素直な考え方だが、展開の機微によるフロックかもしれないと考えたくもなる。上がり時計も纏めた。同じ東京コース。▲単穴として考える。また、△連下ながらフロンティアクイーンを押さえておく。上がり時計を見ても判るようにこの脚質は健在。五歳馬となれば簡単に若馬に負けたくはない。54キロの恵量であれば好走できるのではないかと思える。そして、ソウルスターリングだがどこまで復活しているのか興味深い。力があることは間違いない。ディアドラと闘って、0.5秒差を付けられて既に敗北。ここは決着が付いているという考え方もできるが、それで終わりにできないところがこの馬の強さでもあり、怖さでもある。そのため、△連下ながら押さえておく。
●取捨選択を迷った一頭
メイズオブオナーだが、どこまで信頼して良いのか分からない。悪くはないのだが、武器らしい武器がない。G3戦なら兎も角、G2戦となればそれなりの武器がなければ勝ち負けは遠退くばかりだ。が、そろそろ本格化してくるのではないかと思わせる節もある。その点をどう考えるか。また、大外に入ったミスパンテールだが、距離が長くなるとこの馬は力が出せないのではないかと思えるところがある。33秒台の上がり時計も持っているのだが、その力が発揮できる条件が極めて狭いのではないか。デリケートな馬なのだろう。が、この馬もまた侮れない一頭として考えておくべきか。

●捨てちゃえ馬
番組の格が上がるとその走りが研ぎ澄まされてくる。それに応えられるにはそれなりの力がなければならない。となると、アテがないように思われるメイズオブオナーミスパンテールは無理か。そのためにここでは要らない。故に捨てる!!


●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
10 リスグラシュー 牝4 54 Mデムーロ
4 ディアドラ 牝4 56 ルメール
6 ジュールポレール 牝5 56 幸 英明
△1 3 ソウルスターリング 牝4 55 北村 宏司
△2 2 フロンテアクイーン 牝5 54 蛯名 正義
捨馬 7 メイズオブオナー 牝4 54 福永 祐一
捨馬 11 ミスパンテール 牝4 55 横山 典弘


【配当】
単勝 4 230円
複勝 4 110円
10 120円
2 240円
枠連 4-8 290円
馬連 4-10 380円
ワイド 2-4 490円
2-10 520円
4-10 180円
馬単 4-10 720円
3連複 2-4-10 1,310円
3連単 4-10-2 4,290円

【着順】 【時計】
1 4 ディアドラ 1:44.7 32.3
2 10 リスグラシュー 1:44.7 32.6
3 2 フロンテアクイーン 1:44.8 32.9
4 6 ジュールポレール 1:45.0 33.2
5 1 クロコスミア 1:45.2 33.8
6 9 カワキタエンカ 1:45.2 35.3
7 8 アドマイヤリード 1:45.3 32.7
8 7 メイズオブオナー 1:45.7 33.5
9 11 ミスパンテール 1:45.9 33.3
10 3 ソウルスターリング 1:45.9 34.2
11 5 キョウワゼノビア 1:46.2 34.6