第66回中山金杯：1月5日(木) 中山競馬場
15時30分発走
2000ｍ戦、中山コース巧者を重視
一息抜ける距離だから重ハンデも侮れない
課題は管理がきちんとできていること
有馬記念から今年のこの番組まで間隔が開き過ぎた。そのこともあって、今年から12月28日にホープフルSが重賞番組として組み込まれることになった。有馬記念で終わるという流れを大きく変えてきたJRAの策謀。功を奏すことができるのか。
この番組はそのような環境の中、きちんと手入れがされていること、即ち、管理されていることが重視されるひとつ。ただ、それはどこの厩舎でも分かりきっていることだけに、結果として、馬体重の増加だけが現れてくるものとして考える。簡潔に言えば、８キロ増以上の馬体重増で出走して来る馬は疑って掛かった方が良い。馬齢的には四歳馬が［2-1-2-18］で複勝率が21.7％、五歳馬が［3-3-4-22］で31.2％、六歳馬が［2-3-3-30］で21.0％、七歳以上［3-3-1-58］で10.7％と明け五歳、六歳が侮れない結果を残してる。トップハンデも［3-2-1-8］と複勝率が42.8％とまずまずの戦績。これらを総合して、中山コース巧者、ハンデよりも近走戦績を重視して予想を組み立てたい。
有馬記念から今年のこの番組まで間隔が開き過ぎた。そのこともあって、今年から12月28日にホープフルSが重賞番組として組み込まれることになった。有馬記念で終わるという流れを大きく変えてきたJRAの策謀。功を奏すことができるのか。
この番組はそのような環境の中、きちんと手入れがされていること、即ち、管理されていることが重視されるひとつ。ただ、それはどこの厩舎でも分かりきっていることだけに、結果として、馬体重の増加だけが現れてくるものとして考える。簡潔に言えば、８キロ増以上の馬体重増で出走して来る馬は疑って掛かった方が良い。馬齢的には四歳馬が［2-1-2-18］で複勝率が21.7％、五歳馬が［3-3-4-22］で31.2％、六歳馬が［2-3-3-30］で21.0％、七歳以上［3-3-1-58］で10.7％と明け五歳、六歳が侮れない結果を残してる。トップハンデも［3-2-1-8］と複勝率が42.8％とまずまずの戦績。これらを総合して、中山コース巧者、ハンデよりも近走戦績を重視して予想を組み立てたい。
●出馬表
| 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手名 |
| 1 | 1 | シャイニープリンス | 牡7 | 56.5 | 江田 照男 |
| 2 | 2 | クラリティスカイ | 牡5 | 57.5 | 田辺 裕信 |
| 3 | 3 | ツクバアズマオー | 牡6 | 56.5 | 吉田 豊 |
| 4 | 4 | ライズトゥフェイム | 牡7 | 55 | 石橋 脩 |
| 4 | 5 | ロンギングダンサー | 牡8 | 54 | 大野 拓弥 |
| 5 | 6 | ダノンメジャー | 牡5 | 55 | 小牧 太 |
| 5 | 7 | ドレッドノータス | 牡4 | 55 | 戸崎 圭太 |
| 6 | 8 | マイネルフロスト | 牡6 | 57 | 松岡 正海 |
| 6 | 9 | カムフィー | 牡8 | 54 | 蛯名 正義 |
| 7 | 10 | ストロングタイタン | 牡4 | 54 | 川田 将雅 |
| 7 | 11 | トミケンスラーヴァ | 牡7 | 51 | 長岡 禎仁 |
| 8 | 12 | シャドウパーティー | せん8 | 54 | 内田 博幸 |
| 8 | 13 | マイネグレヴィル | 牝6 | 52 | 丹内 祐次 |
●主線はこの二頭の勝ち負け
競馬は勢いがなければ勝ち負けになりづらい。この持論は正論ではないかと思っている。主軸にはストロングタイタンを推す。このところの勢いは条件戦ばかりだったからと言って関係ない。勢いがなければ勝てないということで考えれば、否が応でもこの馬が勝ち負けに絡むと考えた。しかも、斤量は54キロと好都合。問題なく勝ち負けになる。対抗にはツクバアズマオーを挙げる。この馬も買ってこの番組に駒を進めて来たことは好都合だ。ただ、切れる脚がない。どちらかと言えば地味な勝ち方をする。それでも無駄な走りはしないと考えれば、この馬の都合も判らなくはない。尤も、そんなに器用な走りができるのであれば、もう少し上位にいてもおかしくはない。が、この両頭の勝ち負けになると考えた。
競馬は勢いがなければ勝ち負けになりづらい。この持論は正論ではないかと思っている。主軸にはストロングタイタンを推す。このところの勢いは条件戦ばかりだったからと言って関係ない。勢いがなければ勝てないということで考えれば、否が応でもこの馬が勝ち負けに絡むと考えた。しかも、斤量は54キロと好都合。問題なく勝ち負けになる。対抗にはツクバアズマオーを挙げる。この馬も買ってこの番組に駒を進めて来たことは好都合だ。ただ、切れる脚がない。どちらかと言えば地味な勝ち方をする。それでも無駄な走りはしないと考えれば、この馬の都合も判らなくはない。尤も、そんなに器用な走りができるのであれば、もう少し上位にいてもおかしくはない。が、この両頭の勝ち負けになると考えた。
●番手にはこの三頭を挙げる
マイネルフロストを▲単穴とした。能力の高さはある。それが斤量に比例してしまったというところも感じられる。57キロではこの馬は重いかもしれないと思っているのだが、それでもワイド連対までならば入ってくるのではないかとこの位置にした。また、マイル戦までの馬かと思っていたクラリティスカイだが、前々走でワイド連対に入って来た。が、その後はまた距離の壁に阻まれてしまった。ここでどこまで走ることができるのか57.5キロではさすがに泣きが入るかというところだ。が、侮れない一頭として注目しておきたい。そして、シャドウパーティーを挙げる。54キロとは好都合。しかしながら、馬齢は八歳。その矛盾するところが難しいところだ、この馬は休み明けよりもひと叩きされてからが本調子となる。そのために拾ったようなところがある。どこまで走ることができるか判らないが、恵量となればそれなりの結果を残すはず。果たしてどうか。
マイネルフロストを▲単穴とした。能力の高さはある。それが斤量に比例してしまったというところも感じられる。57キロではこの馬は重いかもしれないと思っているのだが、それでもワイド連対までならば入ってくるのではないかとこの位置にした。また、マイル戦までの馬かと思っていたクラリティスカイだが、前々走でワイド連対に入って来た。が、その後はまた距離の壁に阻まれてしまった。ここでどこまで走ることができるのか57.5キロではさすがに泣きが入るかというところだ。が、侮れない一頭として注目しておきたい。そして、シャドウパーティーを挙げる。54キロとは好都合。しかしながら、馬齢は八歳。その矛盾するところが難しいところだ、この馬は休み明けよりもひと叩きされてからが本調子となる。そのために拾ったようなところがある。どこまで走ることができるか判らないが、恵量となればそれなりの結果を残すはず。果たしてどうか。
●取捨選択を迷った一頭
ドレッドノータスも気になっている。確かに前走はボロ負けだった。が、この馬は泥跳ねを嫌ったところがある。この季節の芝は湿り気が強く、脚抜けが悪い。パンパンの堅い芝よりも掘られやすく、意外に荒れてしまう。結果、力が要る馬場となる。それがこの馬には好機となる可能性が高い。それをどこまで考えるかというところだ。難しいところではある。
ドレッドノータスも気になっている。確かに前走はボロ負けだった。が、この馬は泥跳ねを嫌ったところがある。この季節の芝は湿り気が強く、脚抜けが悪い。パンパンの堅い芝よりも掘られやすく、意外に荒れてしまう。結果、力が要る馬場となる。それがこの馬には好機となる可能性が高い。それをどこまで考えるかというところだ。難しいところではある。
●捨てちゃえ馬
結果として、少頭数、走る場所を悩まされないというところもあって、走りそのものに武器が乏しいとなると勝ち負けが厳しいと判断をした。そのために、ドレッドノータスがここでは要らない。故に捨てる!!
結果として、少頭数、走る場所を悩まされないというところもあって、走りそのものに武器が乏しいとなると勝ち負けが厳しいと判断をした。そのために、ドレッドノータスがここでは要らない。故に捨てる!!
●今週の買い目!!鬼結!!
| 鬼結 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手名 |
| ◎ | 10 | ストロングタイタン | 牡4 | 54 | 川田 将雅 |
| ○ | 3 | ツクバアズマオー | 牡6 | 56.5 | 吉田 豊 |
| ▲ | 8 | マイネルフロスト | 牡6 | 57 | 松岡 正海 |
| △1 | 2 | クラリティスカイ | 牡5 | 57.5 | 田辺 裕信 |
| △2 | 12 | シャドウパーティー | せん8 | 54 | 内田 博幸 |
| 捨馬 | 7 | ドレッドノータス | 牡4 | 55 | 戸崎 圭太 |