第11回キーンランドカップ:8月28日(日) 札幌競馬場
15時35分発走
起伏の少ないコースで牝馬が有利
加えて軽量三歳馬も侮れず
短距離戦は勢いが肝心
中心は四歳馬であっても、力を活かすことが出来る可能性を持っている馬が勝ち負けになることもできるのが短距離戦の良さ。馬券ファンにしてみれば混迷の極みとなっているのだが、それはそれで楽しめる要素として考える。牝馬なのか、三歳馬なのか、この点は勢いで勝ち負けになる番組でもあると考えて、好走を期待できる条件の一つとして考えるべきだろう。牡馬が[3-5-6-85]で複勝率は14.1%、牝馬が[7-5-4-42]で30.0%となる。倍以上違うという考え方ができなくはない。が、出走頭数の66%が牡馬であるから、決して大差ということではなくなってくる。つまり、牝馬だから勝ち負けという話にはならないということだ。逆に言えば、力があると覚しき牝馬であっても勢いがなければ勝ち負けが遠退く。函館スプリントでどうであったか、この番組の焦点はそこにあると考えても良い。それらを合わせて考えて、予想を組み立てたい。
中心は四歳馬であっても、力を活かすことが出来る可能性を持っている馬が勝ち負けになることもできるのが短距離戦の良さ。馬券ファンにしてみれば混迷の極みとなっているのだが、それはそれで楽しめる要素として考える。牝馬なのか、三歳馬なのか、この点は勢いで勝ち負けになる番組でもあると考えて、好走を期待できる条件の一つとして考えるべきだろう。牡馬が[3-5-6-85]で複勝率は14.1%、牝馬が[7-5-4-42]で30.0%となる。倍以上違うという考え方ができなくはない。が、出走頭数の66%が牡馬であるから、決して大差ということではなくなってくる。つまり、牝馬だから勝ち負けという話にはならないということだ。逆に言えば、力があると覚しき牝馬であっても勢いがなければ勝ち負けが遠退く。函館スプリントでどうであったか、この番組の焦点はそこにあると考えても良い。それらを合わせて考えて、予想を組み立てたい。
●出馬表
枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手名 |
1 | 1 | セカンドテーブル | 牡4 | 56 | 水口 優也 |
2 | 2 | ファントムロード | せん8 | 56 | 川田 将雅 |
3 | 3 | エポワス | せん8 | 56 | Mデムーロ |
3 | 4 | シュウジ | 牡3 | 53 | モレイラ |
4 | 5 | ソルヴェイグ | 牝3 | 52 | 丸田 恭介 |
4 | 6 | オメガヴェンデッタ | せん5 | 56 | 武 豊 |
5 | 7 | サドンストーム | 牡7 | 56 | Cデムーロ |
5 | 8 | ホッコーサラスター | 牝5 | 54 | 池添 謙一 |
6 | 9 | サトノルパン | 牡5 | 57 | ルメール |
6 | 10 | アクティブミノル | 牡4 | 58 | 藤岡 康太 |
7 | 11 | オデュッセウス | 牡3 | 53 | 内田 博幸 |
7 | 12 | レッツゴードンキ | 牝4 | 55 | 岩田 康誠 |
8 | 13 | ナックビーナス | 牝3 | 51 | 酒井 学 |
8 | 14 | ブランボヌール | 牝3 | 51 | 戸崎 圭太 |
●主線はこの二頭の勝ち負け
恵量、勢いのある三歳馬二頭が勝ち負けになると判断をした。逆を言えば、古馬の実力を信じられないというところか。その中でも陣営も考え倦ねているのかもしれないのだが、ソルヴェイグを主軸に据えた。褒められる走りをしている訳ではないが、まだ底を見せていないのではないかという気がしてならない。どこまで走れるのか、ある意味、大幅に距離を短縮して、この番組に参戦させたことが正解なのかもしれない。対抗となるシュウジもその考え方である。秋緒戦を見込んでこその立て直しをこの両頭がやって来たのではないかと考えた。もちろん、買い被りというのもあるかも知れないが。
恵量、勢いのある三歳馬二頭が勝ち負けになると判断をした。逆を言えば、古馬の実力を信じられないというところか。その中でも陣営も考え倦ねているのかもしれないのだが、ソルヴェイグを主軸に据えた。褒められる走りをしている訳ではないが、まだ底を見せていないのではないかという気がしてならない。どこまで走れるのか、ある意味、大幅に距離を短縮して、この番組に参戦させたことが正解なのかもしれない。対抗となるシュウジもその考え方である。秋緒戦を見込んでこその立て直しをこの両頭がやって来たのではないかと考えた。もちろん、買い被りというのもあるかも知れないが。
●番手にはこの三頭を挙げる
ホッコーサラスターを▲単穴とした理由は上がり時計だ。良馬場とあるが、それほど思わしくなかった馬場状態で、この上がり時計は褒められるものがある。それが実力であるのかと言うところは定かではないが、この上がり時計で走れるのであれば興味深い結果を持てるのではないかと考えた。また、復活し始めたのかと思わせる兆候を見せたレッツゴードンキを△連下ながら挙げることにした。駿馬が復活できる機会を持ったとなると侮れない。となれば、本来の実力で走るとなると、この番組は他愛ないもの。だが、それも判らないということでこの位置となった。そして、もうひと伸び欲しいところだが、エポワスを同じく△連下とした。きちんと走れるかということ、馬場状態が思わしくないことからこの位置となったのだが、それが正しい評価なのかとなると難しい。きちんと走ることができれば侮れない一頭である。
ホッコーサラスターを▲単穴とした理由は上がり時計だ。良馬場とあるが、それほど思わしくなかった馬場状態で、この上がり時計は褒められるものがある。それが実力であるのかと言うところは定かではないが、この上がり時計で走れるのであれば興味深い結果を持てるのではないかと考えた。また、復活し始めたのかと思わせる兆候を見せたレッツゴードンキを△連下ながら挙げることにした。駿馬が復活できる機会を持ったとなると侮れない。となれば、本来の実力で走るとなると、この番組は他愛ないもの。だが、それも判らないということでこの位置となった。そして、もうひと伸び欲しいところだが、エポワスを同じく△連下とした。きちんと走れるかということ、馬場状態が思わしくないことからこの位置となったのだが、それが正しい評価なのかとなると難しい。きちんと走ることができれば侮れない一頭である。
●取捨選択を迷った一頭
オメガヴェンデッタをどう考えるかで悩んだのだが、悪くはないものの、良さが判らなくなってしまった。調教VTRを観てもそれなりには走っている。が、ここで勝ち負けになるような走りはできないだろうと考えていることも確か。どのレベルで考えるか。難しい一頭である。
オメガヴェンデッタをどう考えるかで悩んだのだが、悪くはないものの、良さが判らなくなってしまった。調教VTRを観てもそれなりには走っている。が、ここで勝ち負けになるような走りはできないだろうと考えていることも確か。どのレベルで考えるか。難しい一頭である。
●捨てちゃえ馬
やはり、武器らしい武器がない馬が重賞戦線で勝ち負けになるとは思えない。そのために、前述の通り、オメガヴェンデッタがここでは要らない。故に捨てる!!
やはり、武器らしい武器がない馬が重賞戦線で勝ち負けになるとは思えない。そのために、前述の通り、オメガヴェンデッタがここでは要らない。故に捨てる!!
●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手名 |
◎ | 5 | ソルヴェイグ | 牝3 | 52 | 丸田 恭介 |
○ | 4 | シュウジ | 牡3 | 53 | モレイラ |
▲ | 8 | ホッコーサラスター | 牝5 | 54 | 池添 謙一 |
△1 | 12 | レッツゴードンキ | 牝4 | 55 | 岩田 康誠 |
△2 | 3 | エポワス | せん8 | 56 | Mデムーロ |
捨馬 | 6 | オメガヴェンデッタ | せん5 | 56 | 武 豊 |
●結果
【配当】 | ||
単勝 | 14 | 560円 |
複勝 | 14 | 190円 |
4 | 110円 | |
12 | 200円 | |
枠連 | 3-8 | 600円 |
馬連 | 4-14 | 920円 |
ワイド | 4-12 | 390円 |
4-14 | 370円 | |
12-14 | 950円 | |
馬単 | 14-4 | 2,020円 |
3連複 | 4-12-14 | 2,190円 |
3連単 | 14-4-12 | 10,550円 |
【着順】 | 【時計】 | |||
1 | 14 | ブランボヌール | 1.08.5 | 34.0 |
2 | 4 | シュウジ | 1.08.6 | 34.5 |
3 | 12 | レッツゴードンキ | 1.08.7 | 33.9 |
4 | 5 | ソルヴェイグ | 1.08.8 | 34.3 |
5 | 13 | ナックビーナス | 1.08.8 | 34.5 |
6 | 3 | エポワス | 1.08.8 | 34.1 |
7 | 8 | ホッコーサラスター | 1.08.9 | 33.6 |
8 | 9 | サトノルパン | 1.09.1 | 34.1 |
9 | 11 | オデュッセウス | 1.09.1 | 34.4 |
10 | 10 | アクティブミノル | 1.09.3 | 35.1 |
11 | 2 | ファントムロード | 1.09.3 | 34.9 |
12 | 6 | オメガヴェンデッタ | 1.09.5 | 34.5 |
13 | 1 | セカンドテーブル | 1.09.7 | 34.7 |
14 | 7 | サドンストーム | 1.10.8 | 35.6 |