1月18日(日)の二番組目、日経新春杯、京都11R、15時45分発走 | 競馬予想:予想師・紀伊國屋のJRA重賞予想

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狙いは三連複、軸馬は二頭、予想は三点、都合5頭で勝負を掛けることを
潔いとする。果たしてどうか、今週は!!

第62回日経新春杯:1月18日(日) 京都競馬場
15時45分発走

距離適正が鍵を握る
恵量馬の活躍もあり


人気上位がそれなりの活躍
ハンデ戦である以上は、負担重量で調節をされている訳である。つまり、馬自体の距離適正が問われる。次は、自斤量との差、いわば、どのくらいの斤量で走ることができるのかということだ。意外にも条件戦を勝ち負けになった馬が恵量で勝ち負けになったりすることがあるのがこの番組である。それがゆえ、この番組は距離適正が肝要であるということになる。逆も言える。57キロ以上の斤量を背負った馬は好走しない。好走できる馬であれば、このハンデ戦に参戦してこない。日経賞に参戦するだろう。一番人気は[1-3-2-4]、二番人気は[5-1-0-4]、三番人気は[1-3-1-5]という結果。伏兵が食い込む余地もあるし、上位人気で勝ち負けになりそうなところもある。だから、距離適正なのである。こればかりは実績から考えるしかない。特に大切なのはその際の上がり時計だ。そのような見解を持って予想を組み立てたい。

馬名 性齢 斤量 騎手名
1 1 ゼンノルジェロ 牡7 53 熊沢 重文
1 2 ハギノハイブリッド 牡4 55 秋山 真一郎
2 3 ホーカーテンペスト 牡6 55 浜中 俊
2 4 アドマイヤデウス 牡4 55 岩田 康誠
3 5 フーラブライド 牝6 55 酒井 学
3 6 アドマイヤフライト 牡6 56 藤岡 佑介
4 7 タマモベストプレイ 牡5 57 津村 明秀
4 8 メイショウカンパク 牡8 56 幸 英明
5 9 サトノノブレス 牡5 58 池添 謙一
5 10 コウエイオトメ 牝7 51 北村 友一
6 11 ビービートレイター 牡5 54 四位 洋文
6 12 アクションスター 牡5 54 小牧 太
7 13 ヴィクトリースター 牡7 52 太宰 啓介
7 14 ダコール 牡7 57 福永 祐一
7 15 コスモロビン 牡7 55 バルジュー
8 16 メイショウサミット 牡9 50 荻野 琢真
8 17 ムーンリットレイク 牡7 56 デムーロ
8 18 トウシンモンステラ 牡5 54 武 豊

●主線はこの二頭の勝ち負け
今年のこの番組は面白い。鍵を握る二頭をどう考えるかだが、まずは主線としたトウシンモンステラだが、三ヶ月の休み明けで臨むこととなったが、仕上がりは抜群で、調教VTRでもしっかりハミを取って、自分から攻めていく走りを見せてくれていた。この点を大いに評価したい。距離の壁は問題ない。54キロで出走できることを好材料に勝ち負けになるはずだ。対抗にはダコールを挙げる。勝ってこの番組に駒を進めてきたことは好材料。だが、57キロでの参戦がどこまで走れるかという不安感を煽る。しかし、背負い慣れた斤量でもある。問題はないか。距離適正としては悪くはない。それが好きな京都であれば踏ん張れるのではないかと思っている。
●番手にはこの三頭を挙げる
遅咲きの大輪という言葉があるが、ホーカーテンペストはそれに当て嵌まる馬かもしれない。前走の時計は決して褒められるものではないが、一番時計で勝ったということに意味がある。完全に展開を手中に収めたことになる。それを考えるとここでも好走できる可能性は高く、実に興味深い。また、休み明けで参戦となるハギノハイブリッドだが、生来、ステイヤー気質なのかもしれない。このぐらいの距離が一番あっているのだろうと思っている。如何せん、四歳馬であることから、まだ実が入っていない可能性もあり、集中した走りができれば、恵量を活かして、勝ち負けさえも脅かすかもしれない。そして、ステイヤー牝馬と目するフーラブライトを推す。リズ杯で見せた走りがここでできれば良いのだが、それがどこまでできるのか不明。ゴールドアリュール産駒であるだけに気紛れではない。ここでダメだとしたら、距離適正を考え直すか。侮れない一頭として考える。
●取捨選択を迷った二頭
57キロを背負わされて、このメンバーと互角以上に走ることができなければ勝ち負けにならない。タマモベストプレイにそれができるとは思えないのだが、諸賢はいかがだろうか。確かに距離的な課題は少ないだろう。しかし、勤労泣きをするこの馬が、と考えると難しさがある。勝てそうな気がしなくもないが、安穏と勝ち負けになるとは思えない。また、サトノノブレスであるが、この馬もまた58キロで好走できるとは思えないのである。どこまで走ることができるのか。確かに天皇賞・春に参戦して8着となった。展開の機微がそこにはあったからだ。これが掲示板に揚がる結果を残すことができたというのであれば違うのだが、どうかんがえるべきものか。

●捨てちゃえ馬
斤量と距離の関係は大きい。地力がなければきちんと走ることができない。それを考えると、前述の通り、タマモベストプレイサトノノブレスはここでは要らないと考えるべきだろう。まさに、大き過ぎる「負担」重量なのである。故に捨てる!!


●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 馬名 性齢 斤量 騎手名
18 トウシンモンステラ 牡5 54 武 豊
14 ダコール 牡7 57 福永 祐一
3 ホーカーテンペスト 牡6 55 浜中 俊
△1 2 ハギノハイブリッド 牡4 55 秋山 真一郎
△2 6 アドマイヤフライト 牡6 56 藤岡 佑介
捨馬 7 タマモベストプレイ 牡5 57 津村 明秀
捨馬 9 サトノノブレス 牡5 58 池添 謙一


●結果
【配当】
単勝 4 1,210円
複勝 4 480円
5 430円
6 480円
枠連 2-3 2,100円
馬連 4-5 10,150円
ワイド 4-5 3,210円
4-6 2,970円
5-6 2,360円
馬単 4-5 19,580円
3連複 4-5-6 35,650円
3連単 4-5-6 200,130円

【結果】 【時計】
1 4 アドマイヤデウス 2.24.8 33.8
2 5 フーラブライド 2.24.9 34.1
3 6 アドマイヤフライト 2.25.0 34.3
4 10 コウエイオトメ 2.25.2 34.4
5 14 ダコール 2.25.3 34.1
6 2 ハギノハイブリッド 2.25.3 34.3
7 7 タマモベストプレイ 2.25.4 34.8
8 18 トウシンモンステラ 2.25.4 33.9
9 11 ビービートレイター 2.25.4 34.8
10 1 ゼンノルジェロ 2.25.4 34.2
11 9 サトノノブレス 2.25.5 34.4
12 17 ムーンリットレイク 2.25.5 35.0
13 3 ホーカーテンペスト 2.25.6 34.3
14 15 コスモロビン 2.25.8 34.0
15 13 ヴィクトリースター 2.25.8 34.5
16 12 アクションスター 2.25.9 34.0
17 8 メイショウカンパク 2.26.5 35.0
18 16 メイショウサミット 2.28.5 38.1