第60回日経新春杯:1月13日(日) 京都競馬場
発走15:45
マイルハーフのハンデ戦ながら
自斤量に近い馬が活躍する
上位人気馬が勝ち負けとなる
恵量馬とは、このぐらいの斤量なら好走できるだろうという期待を込めての斤量である。逆に考えれば弱さを補える斤量であるということ。即ち、弱いのである。逆にトップハンデに推される馬は、負荷を掛けてもきちんと走れるはず、と期待を込められているのである。この点がハンデ戦の考え方の第一歩。この番組は2400m戦であるため、スタミナが求められる。勢いだけでは勝てない距離なのである。それを勝つために調整されている馬だからこそ、この番組では上位人気陣が勝ち負けになる。同時に、前走でも好走していることが条件。凡走に終わった馬が勝ち負けになるのは難しい。ただ、条件戦からもかち合っている馬もいる。これはその馬の実力がこの番組の他馬に勝ったことに他ならない。その素養は距離と上がり時計で判断をするべきだ。それらを合わせて予想を組み立てたい。
恵量馬とは、このぐらいの斤量なら好走できるだろうという期待を込めての斤量である。逆に考えれば弱さを補える斤量であるということ。即ち、弱いのである。逆にトップハンデに推される馬は、負荷を掛けてもきちんと走れるはず、と期待を込められているのである。この点がハンデ戦の考え方の第一歩。この番組は2400m戦であるため、スタミナが求められる。勢いだけでは勝てない距離なのである。それを勝つために調整されている馬だからこそ、この番組では上位人気陣が勝ち負けになる。同時に、前走でも好走していることが条件。凡走に終わった馬が勝ち負けになるのは難しい。ただ、条件戦からもかち合っている馬もいる。これはその馬の実力がこの番組の他馬に勝ったことに他ならない。その素養は距離と上がり時計で判断をするべきだ。それらを合わせて予想を組み立てたい。
枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手名 | 鬼結 |
1 | 1 | ムスカテール | 牡5 | 56 | ビュイック | ◎ |
1 | 2 | カポーティスター | 牡4 | 52 | 高倉 稜 | |
2 | 3 | トウカイパラダイス | 牡6 | 56 | 柴山 雄一 | |
2 | 4 | メイショウカンパク | 牡6 | 57.5 | 蛯名 正義 | 捨馬 |
3 | 5 | カルドブレッサ | 牡5 | 53 | 幸 英明 | △2 |
3 | 6 | サトノパンサー | 牡5 | 54 | 松田 大作 | |
4 | 7 | メイショウウズシオ | 牡6 | 55 | 飯田 祐史 | ▲ |
4 | 8 | ホッコーガンバ | 牡5 | 52 | 国分 優作 | |
5 | 9 | ロードオブザリング | 牡6 | 55 | 池添 謙一 | |
5 | 10 | エナージバイオ | 牡8 | 50 | 酒井 学 | |
6 | 11 | エキストラエンド | 牡4 | 53 | 岩田 康誠 | 捨馬 |
6 | 12 | ナムラオウドウ | 牡5 | 53 | 北村 友一 | |
7 | 13 | カフナ | 牡5 | 54 | ルメール | |
7 | 14 | ダコール | 牡5 | 55 | 福永 祐一 | △1 |
8 | 15 | オールザットジャズ | 牝5 | 55 | 浜中 俊 | 〇 |
8 | 16 | トップゾーン | 牡7 | 54 | 国分 恭介 |
●主線はこの二頭の勝ち負け
好調持続しているムスカテールを軸に据えた。56キロで参戦できるのであれば悪くはないだろう。元々は良血馬。この馬齢になるまでに重賞勝ちがないのは、ハンデ路線を行ってしまったためでもある。実が入ってきたこの時期にきちんと勝っておきたいものだが、勝ち切れない可能性もある。が、連対をするだろうことから主軸に据えた。対抗には、ある意味で恵量とも言えるかと判断をしたオールザットジャズを挙げる。勝ち切れないのはこの馬も一緒で、だからこそ、ここでの勝ち負けをきちんと付けておきたいところだ。牡馬なら57キロという斤量での参戦になるが、初距離となるこの番組をどう乗りきるか、賭けてみたい。
好調持続しているムスカテールを軸に据えた。56キロで参戦できるのであれば悪くはないだろう。元々は良血馬。この馬齢になるまでに重賞勝ちがないのは、ハンデ路線を行ってしまったためでもある。実が入ってきたこの時期にきちんと勝っておきたいものだが、勝ち切れない可能性もある。が、連対をするだろうことから主軸に据えた。対抗には、ある意味で恵量とも言えるかと判断をしたオールザットジャズを挙げる。勝ち切れないのはこの馬も一緒で、だからこそ、ここでの勝ち負けをきちんと付けておきたいところだ。牡馬なら57キロという斤量での参戦になるが、初距離となるこの番組をどう乗りきるか、賭けてみたい。
●番手にはこの三頭を挙げる
ハンデ戦の考え方としてもうひとつ。勝ち切れない馬が参戦してくるのである。勝ち切れない理由がどこにあるのかで異なる。メイショウウズシオは相手が強いのではなく、自分で会わせてしまうところがあるから勝てないのである。飯田裕騎手が苦戦していることが伝わってくるようだ。2000m戦ならば好走を期待できる微妙な馬だ。また、ダコールも一時の勢いを佚している感がある。馬格がないと勝ち切れない。そのために戦績が低空飛行となっているのかも知れない。切れる脚を活かせるとすれば、やはり2000m戦までなのだろうと思えるのだが、どうか。そして、カルドブレッサを推す。条件戦を勝ち切れなかったが、53キロで参戦できるのであれば勝機をものにするかも知れない。この時期は勢いがないと勝てない。3キロ減の斤量を活かせれば勝ち負けになる。
ハンデ戦の考え方としてもうひとつ。勝ち切れない馬が参戦してくるのである。勝ち切れない理由がどこにあるのかで異なる。メイショウウズシオは相手が強いのではなく、自分で会わせてしまうところがあるから勝てないのである。飯田裕騎手が苦戦していることが伝わってくるようだ。2000m戦ならば好走を期待できる微妙な馬だ。また、ダコールも一時の勢いを佚している感がある。馬格がないと勝ち切れない。そのために戦績が低空飛行となっているのかも知れない。切れる脚を活かせるとすれば、やはり2000m戦までなのだろうと思えるのだが、どうか。そして、カルドブレッサを推す。条件戦を勝ち切れなかったが、53キロで参戦できるのであれば勝機をものにするかも知れない。この時期は勢いがないと勝てない。3キロ減の斤量を活かせれば勝ち負けになる。
●取捨選択を迷った二頭
斤量泣きをする馬ではないが、57.5キロはメイショウカンパクには流石に重いと判断をした。2000mのハンデ戦なら兎も角、2400m戦となると勢いのある軽量馬が挙がってくることがあるし、伸び切れないということも多々ある。その伸び切れ無さが露呈するのではないかと思えるのである。また勝ち負けで一進一退という状態のエキストラエンドだが、勝ち切れないのは馬格だろうと思える。額面通りの結果しか導き出すことができないのである。確かに53キロは魅力ではある。が、どうか。難しさ一入だ。
斤量泣きをする馬ではないが、57.5キロはメイショウカンパクには流石に重いと判断をした。2000mのハンデ戦なら兎も角、2400m戦となると勢いのある軽量馬が挙がってくることがあるし、伸び切れないということも多々ある。その伸び切れ無さが露呈するのではないかと思えるのである。また勝ち負けで一進一退という状態のエキストラエンドだが、勝ち切れないのは馬格だろうと思える。額面通りの結果しか導き出すことができないのである。確かに53キロは魅力ではある。が、どうか。難しさ一入だ。
●捨てちゃえ馬
結果として、前述の二頭が要らないと判断をした。メイショウカンパクは56キロまでの馬だろう。エキストラランドは恵量ながら武器がないように思えてならない。一長一短ではあるが、それなりの武器、根拠は必要だ。そのため、ここでは要らない。故に捨てる!!
結果として、前述の二頭が要らないと判断をした。メイショウカンパクは56キロまでの馬だろう。エキストラランドは恵量ながら武器がないように思えてならない。一長一短ではあるが、それなりの武器、根拠は必要だ。そのため、ここでは要らない。故に捨てる!!
●今週の買い目!!鬼結!!
鬼結 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手名 |
◎ | 1 | ムスカテール | 牡5 | 56 | ビュイック |
〇 | 15 | オールザットジャズ | 牝5 | 55 | 浜中 俊 |
▲ | 7 | メイショウウズシオ | 牡6 | 55 | 飯田 祐史 |
△1 | 14 | ダコール | 牡5 | 55 | 福永 祐一 |
△2 | 5 | カルドブレッサ | 牡5 | 53 | 幸 英明 |
捨馬 | 4 | メイショウカンパク | 牡6 | 57.5 | 蛯名 正義 |
捨馬 | 11 | エキストラエンド | 牡4 | 53 | 岩田 康誠 |
●結果
【配当】 | ||
単勝 | 2 | 2,280円 |
複勝 | 2 | 610円 |
1 | 200円 | |
3 | 290円 | |
枠連 | 1-1 | 4,020円 |
馬連 | 1-2 | 4,090円 |
ワイド | 1-2 | 1,640円 |
1-3 | 800円 | |
2-3 | 2,630円 | |
馬単 | 2-1 | 9,840円 |
3連複 | 1-2-3 | 10,000円 |
3連単 | 2-1-3 | 63,590円 |
【着順】 | 【時計】 | |||
1 | 2 | カポーティスター | 2.25.0 | 34.7 |
2 | 1 | ムスカテール | 2.25.1 | 34.6 |
3 | 3 | トウカイパラダイス | 2.25.2 | 35.2 |
4 | 5 | カルドブレッサ | 2.25.2 | 34.4 |
5 | 11 | エキストラエンド | 2.25.3 | 34.9 |
6 | 13 | カフナ | 2.25.5 | 35.1 |
7 | 12 | ナムラオウドウ | 2.25.6 | 34.5 |
8 | 4 | メイショウカンパク | 2.25.6 | 34.9 |
9 | 8 | ホッコーガンバ | 2.25.7 | 35.9 |
10 | 14 | ダコール | 2.25.7 | 35.1 |
11 | 10 | エナージバイオ | 2.25.9 | 34.5 |
12 | 15 | オールザットジャズ | 2.26.0 | 35.8 |
13 | 9 | ロードオブザリング | 2.26.0 | 35.3 |
14 | 6 | サトノパンサー | 2.26.0 | 35.4 |
15 | 7 | メイショウウズシオ | 2.26.2 | 35.7 |
16 | 16 | トップゾーン | 2.26.4 | 36.5 |