バス会社にレンタカーと運転手の責任を負わせたソフトテニス部顧問は今後間もなく大変なことになるのではないのか。

 北越高校レンタカー事故事件で、ソフトテニス部顧問は、自分は貸切バスを依頼したのであって、レンタカー手配とその運転手依頼をバス会社に行っていない、レンタカー手配とその運転手の依頼はバス会社が恣意的に無断で行ったという内容を記者会見で述べた。何方もお思いであろうが、運転手付きの貸切バスを商売にしているバス会社が、商売にならないレンタカー手配とその運転手依頼を行うとは到底考えられない。バス会社は、慈善団体ではなく、営利追求で、利益から株主配当も行わなければならない営利法人である。慈善団体擬きを行えば、社長はじめ現経営者たちは株主代表訴訟を提起され、会社に損害を被らせたとして、自分たちの資産預金など身ぐるみ全部賠償金として取られてしまう。
 学校の不利になる話しはしないようにという言わずもがなの雰囲気の中で、校長や理事長などから事情を訊かれた折りに、ソフトテニス部顧問は、学校の有利になること、取り分け、レンタカー手配とその運転手依頼はバス会社が恣意的に無断で行ったという内容を悪意で自覚的に心裡留保して返答したのではないのか。
 しかし、今後、捜査当局の捜査が進捗し、その上での理事長や校長への取り調べが行われ、理事長や校長の供述があり、その供述がすべて自分たちへのソフトテニス部顧問の返答内容に基づくということになれば、捜査当局は、当然に、ソフトテニス部顧問への取り調べにおいて、時間的に長時間を使い、取調の方法についても苛斂誅求の限りを尽くすし、取調の質は大変に高度になる。そのような高度な取調の下で、ソフトテニス部顧問は、率直に言って、偽りで高校を守る内容の虚偽供述を行うことができるとは到底考えられない。また、捜査当局は、校長や理事長に対しても、相当な内容と方法の取調を行う。それらの中で、ソフトテニス部顧問は、校長や理事長から、いわばハシゴを外されるのではないのかと憂慮する。そうなれば、テレビ報道が入り、音声とカメラでの記者会見でソフトテニス部顧問が校長や理事長から依頼されたり、指示されたわけではなく、自己保身のために自分一存で、恣意的に、虚偽を述べたという事実だけが残ることになる。事情を知らない校長や理事長は、事情を知っているソフトテニス部顧問の言うことを信じただけであるということになる。そうなれば、ソフトテニス部顧問があとで何と言おうと、証言を変えても、だれも信じないであろう。捜査当局の捜査は、北越高校側に移るであろうから、ソフトテニス部顧問は間もなく大変なことになるのではないのか。