元県会議員H氏の所有していた土地、広さ4.3町歩、最低落札価格1630万円で競売に付されることを事が分かったのは今から数年前です。その土地には地域振興整備公団の第一抵当権がついているだけではなく、産業廃棄物処分場予定地の一部が含まれていました。その土地には、産業廃棄物処分場の締め切り堰堤が設置される計画であるため、業者がその土地を取得できなければ、計画を大幅に変更せざるを得なくなるという極めて大切な土地でした。元H県議は、業者に売却していないし、印鑑その他は偽造されたものと言われていましたが、何の証拠もありませんでした。はじめは競売に参加するために1630万円を住民で集めるという計画を立てましたが、業者は最低価格を超えて落札することが予想されましたので、川崎町に購入してもらうことに方針を変えました。川崎町、地域振興整備公団と協議すると、公共の団体に売却する場合は、競売を中止して、優先的に購入できることが分かりました。そこで公園を建設するという名目で、川崎町の土地公社に購入してもらうことが決まりました。
この土地には農地が2筆あったので、農業者しか購入できません。業者は、農業者でないので田川市の市会議員に購入を持ちかけました。私達は、日曜日に会議を行い40人ほどで市会議員に申し入れを行い、購入からおりでもらうように頼みましたが「やんごとない事情で断れない」として、私達の申し入れは断られました。誰が落札するか、緊迫した状況が続きましたが、最小的には川崎町土地公社が購入して、この騒動は、住民の勝利に終わりました。