「私、こういうかわいい系の服ってあんまり着ないし恥ずかしいんだけど…」 もじもじする愛菜もまた新鮮だな。眼福眼福。 「似合うかもわからないし…」 「そんなん試着してみればいいだろ?俺が見てやるよ。」 「幹也さんがそういうなら…」 愛菜はすこし嬉しそうに先程のワンピースを手に取る。 「ん、俺がいってるのそれじゃないぞ?あれだあれ。」 「……へ?」 俺はひとつ向こうのコーナーを指差す。 そこで売り出されているのは───学校用の水着。いわゆるスク水だ。 「ほれ試着しろ試着。」 「………あれを普段から事務所で着ろと?」 「クールビズ。」 「幹也さんの頭とアソコはヒートしますけどね?」 「俺のアソコはメタルシャフトだ、相性抜群。 てか女の子がそんなはしたないこと言うんじゃない。」 せっかく綺麗な作品を目指していたのに… 「もう…一瞬でも幹也さんが好きになれるかなと思った自分がバカでしたね。」 「一瞬じゃないもんな。永遠の愛だもんな。」 「うるさいです。」 かなり機嫌が悪くなったみたい。 仕方ないから芋羊羮は俺が持ってあげることにした。
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