仮面ライダーウェポナ -2ページ目

仮面ライダーウェポナ

仮面ライダーの二次創作小説です。

正義、そして悪党である怪盗兼仮面ライダー『ウェポナ』は、過去の戦士の力を借りて悪を倒す!

「大いなる力ぁ、いただきにあがりやしたぁ!」
「お宝をいただいてください」




公園についた。真っ暗な道を歩き広場に向かうとそこには1人の女性が立ってい
た。


「アラ…一人で来いって言ったのに2人で来るなんて。ラブラブなのね。」


「私達は2人で1人のウルトラマンエースです。」


「さっきと言ってることちげーじゃねーか。」


「なら仕方ないわね。」


「いや仕方ないで片付いちゃうのかよ。」


まぁ確かに怪盗って使っちゃだめだが。てかもしかしてこのねーさん案外軽い?


「本当は女の子にはこんな残酷なシーンに会わせたくなかったのだけれど…」


「…どういうことだ?」


突如周囲にヤバめな雰囲気が漂う。


愛菜もそれに気がついたのか、自然と俺の後ろに隠れるような位置へ移動した。


「まだ気付かないの?『仮面ライダーウェポナ』。……こういうことよ!」


───ヴ…ン!


「!?」


目の前の女性は、急に光に包まれる。


そしてそこにたっていたのは───ネガティブだった。


だがしかし、今までのネガティブとは何かが違う。


今までのネガティブは皆同じ見た目だったのだが、目の前の敵は、手・足の先が
紫色で、頭に突起物が後ろ側に延びている。


そして体は少しスマートだった。



「………何者だ?てめーは………」



「みてわからない?ネガティブよ。……上位のね。」
.




あれからどんなにたまごかけご飯の秘密を訪ねようとも、「愛情」の二文字で片
付けられた。


たしかに天道家のばあちゃんが「どんな調味料にも食材にも勝るものがある。そ
れは(ry」とかいってたけど、本当に愛情だけであの味がでるんだろうか…う~む
、謎である。


そうこうしているうちに、時間は既に8時。


おれには徒歩以外移動手段がないので、そろそろ出発しなくては。


…免許取らなきゃな。いつまでも仮面ライダーであって仮面ライダーじゃない矛
盾な存在になっちまう。


「仮面ライダーがバイクに乗れないって言うのは、コックが料理作れないような
ものですよ!?」て前に愛菜にも言われたし。



「んじゃいってくるぞー。」


「待ってください。私もいきます。」


「は?一人で来いって言われてんだぞ?」


「私達は2人で1人の怪盗ですよ?なんら問題ありません。」


「大有りだバカ。相手のニーズに答えろ。」


「相手だって私みたいな美少女いたほうが嬉しいでしょう。」


「嬉しいて、余計に不安要素増やすようなもんじゃねーか。」


「それとも…私と一緒にいくのいやなんですか…?」


……………。


「うん。一緒に行こうか。」

「わーい。」


俺のバカ。上目遣いに騙されやがって。



.




…あぁ。なんかエプロンていいな。


普段よりかわいく見える。上から布被せてるだけなのに。


「…何ジロジロ見てるんですか?恥ずかしいんですけど…」


「ん?あぁ、見とれてるだけだから気にすんな。」


「普通主人公ってこういう状況では赤面しながら『す、すまん』とかいって俯き
ません?」


「俺にそんな純情ぷりを求めるのか?」


「あ、無理な話でしたね。」


ため息をつきながら、テキパキと支度をする。


米を炊き、卵を取り出し、それを割って溶き始める…。


ここまでに一切の無駄な動きがない。


俺は家庭的な女の子が好きなのかもしれない。


料理をしている愛菜を見ていると心の中になにかぐっとしたものが込み上げてく
る。


きっと将来いいお嫁さんになるんだろうなぁ…とか古くさいこと考えながら俺は
愛菜の料理を見守っていた。



─50分後─



「できましたよ~。」



………前言撤回。こいつやっぱり家庭的ではない。


愛菜は俺の前にたまごのかかったご飯を置く。


「………愛菜、これは?」


「見ての通りたまごかけご飯です。」


「それは分かってる。分かってるけどさ…
夫の昼飯にたまごかけご飯出す妻って存在するか?」


「いや夫婦の契りを結んだ覚えないんですけど。」


いただきますを言って愛菜は自分のたまごかけご飯をずるずる音をたてながら食
べ始める。おまえから女の子らしさがまったく感じ取れない。


「はぁ…仕方がない。いただきます。」


目の前のそれを、口の中にかっこむ。



………これは!!


愛菜の作ったたまごかけご飯は、なんというか…一言で言うと「神秘的」だった



おかしい。たまごかけご飯がこんなに美味しいハズがない。


これは何か秘密があるんじゃ………!!


「かつての偉人は言っていました。料理とは1%の材料と99%の愛情があればど
うにかなるんです。」


「そこは無理にアレンジ加えないで天道語録使えよ。」



.




三國公園とは、ここから少し離れたところにある広い公園である。


広いにも関わらず人があまりこないため、おそらく九時頃には誰もいなくなって
るだろう。


そんなところに呼び出すなんて…すこしヤバめな雰囲気が漂うな…。


「まぁ行かなきゃいけないんだけどね~。」


「私が行きましょうか?」


「いや危なげだから俺が行く。」


「わかりました~。じゃあ私ライダージェネレーションやって待ってますね~。
」


「いや働けよ。」


こいつホントに助手?ねぇ、助手なの?


つっても普段はそんなに仕事ないんだけどね。せめてネガティブに関する情報を
探すとかしていただきたい。


「そんなこといったって、怪盗の助手とか幹也さんの暇潰しの相手くらいしか仕
事ないじゃないですか。」


「…え、何?人の心を読んだ上で挑発してんの?」


「何意味不明な事いってるんですか?」


こいつ確信犯だ。絶対そうだ。


「じゃあお腹すいたし、なんか適当に料理作ってくれる?」


「仕方ないですね…わかりました、少し待っててください。」


言うと愛菜はすぐにエプロンを着始めた。
.




ガシャーン!


「!?」


不意に窓ガラスが割れ、何かが飛び込んでくる。


見てみると、石を包んだ紙だった。


「幹也さん!これ鳴海探偵事務所に来てた依頼と同じ感じじゃないですか!」


「ヘブンズトルネードの回のな。てかなぜ窓割った!」


「ダブルと同じように何かの依頼じゃないですか?」


「うちは探偵じゃないぞ!?」


とりあえず話が進まないので、その紙を見てみることに。



『今晩九時、三國公園中央広場ニテ待ツ。
存在ヲバラサレタクナケレバ代表一人デ来ラレタシ。』


「……幹也さん、これ……」


「……あぁ。これは……」


「果たし状ですね!?」


「そこ!?」


俺はため息をついてから、愛菜に説明することにした。


「いいか?この二行目をよぉく読んでみろ。『存在を…』ってことは、少なから
ずとも俺たちの何かを知っているって言うことだ。」


「それは…怪盗であることでしょうか…?」


「それはわからない。もしかしたら『仮面ライダー』である事かもしれないし。
とりあえずこんなこと書かれたら行くしかなさそうだな…。」



.