先週に続いて、フォーフィニッシュのお話。
先週は、下地を塗装する準備の所で終わっていたはず。
写真をアップしながら、製作過程を記事にしようと思っていたのですが―――
完成しちゃいました。
ついつい作るのに没頭してしまいまして、途中経過の写真を撮るのを忘れてました。
ほんとはもっと写真が多い記事になるはずだったのに―――
まあ、悔やんでいてもしょうがないので、簡単に工程を。
下地(サーフェイサーの白)剤を吹く。(カプセル本体の色が見えなくなるまで!)
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アクリルスプレーの黄色を吹く。
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ティッシュなどにアクリル絵の具の黒を染み込ませてポンポン叩いてそれっぽい柄を出す。
(割と適当でもそれっぽい模様になります。)
↓
ウレタンニスのスプレー(色はマホガニー)を吹く。
これでだいぶ木っぽい感じになります。
吹けば吹くほどマホガニーの茶色が濃くなるので、
好きなところでストップ。
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最後にウレタンニスのスプレー(透明)
を吹いて完成。
と、こんな感じです。スプレーを吹くときはいっぺんに大量に吹かないこと。
ちょっと吹いては乾燥、これを繰り返すと仕上がりが綺麗です。
元の状態と比べるとこんな感じ。
初めてにしてはなかなかいい出来で個人的に大満足です。
今回は木のコブっぽい部分を表現した模様でしたが、
年輪の部分や柾目の部分など、色々な表現の方法があるみたいです。
ためしに作ってみたので、簡単に終わらせましたが、黒の絵の具でもっと濃淡をつけると
さらにリアルな感じが出せるみたいですね。
これは二個目を作らなければ、というわけで今度の日曜は東急○ンズに行くこと決定ですね。
もしかしたらまた来週に続くかもしれません。
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今日の加工紹介。
模様が透けているのがみえるでしょうか。
オパール加工といいます。
ブログで何度かオパールという言葉が出てきていましたが、
どうも「貼り付けオパール」だけしか紹介してないみたいなので、
今日はこれを選んでみました。
オパールは繊維を焼いてくれるのですが、ある種の繊維(主に化学繊維)はオパールの薬剤をプリントしても
焼かれずに残ります。
それを利用してオパールで焼ける綿、焼けない化学繊維を混ぜた糸で出来た生地を焼くと、
綿は焼けてなくなり、化学繊維だけ残ります。
そうすると、画像のように透けさせることが出来ます。