先週、昔と今のデニムの違いの事を書いていましたが、
ありゃ間違いです。すみませんでした。
デニムは今のも昔のも基本的に綾織です。
何故こんな勘違いをしたのかよくよく考えてみると―――
ビンテージのデニムは縦に色落ちする
↓
縦に線が入っているのは昔のヤツ
↓
縦に線=平織り、 斜めに線=綾織
というトンデモ理論が自分の中で展開されていたみたいです、
恥ずかしい。
先週のブログを書いてから、なんだか「あれ、本当にこれであってるのか?」と、
なんだかモヤモヤしてて、調べてみると見事に勘違いが発覚。
今気づいてよかったー!!
あ、でもネットで調べていると 「平織りデニム」 という言葉も見かけました。
最近になって出来たのかな?
まあ今では超ストレッチのデニムパンツが出てたりするので、デニムの定義自体
あやふやになってきているのかもしれませんねー。
まー勘違いってよくあるもので、
今は亡きうちのおばあちゃんも、よく勘違いしていました。
丸いカメムシの事をサルムシって言ったり、
滑舌のことをカツレツと思っていたり―――
おかげでいまだに丸っこいほうのカメムシを見ると、サルムシって言葉が頭に浮かんできます(笑)
あれ、なんだか先週と流れが似てるような―――
本当はサルムシって呼び方もあるんじゃないか?
ちょっと調べてみると―――
はっきりあのカメムシがサルムシと呼ばれていると書かれていたわけではありませんが、
ある種のテントウムシをサルムシと言ったり、
色こそ違うけど、よく似た形の虫にサルハムシというようなものがいるみたいですね。
もしかしたらおばあちゃんの勘違いじゃなかったのかも。
ここでおばあちゃんにも謝っておきます。おばあちゃんごめんよ。
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今日の加工紹介は―――
ラメと箔のグラデーションプリントです。
ラメの部分は箔がつかない糊を使っています。
それを箔の糊とうまい具合にグラデーションさせてプリントすると――
こんな感じで箔の部分が綺麗にフェードアウトします。
実際箔が付くまでは、綺麗にグラデーション出来ているかわからない
(一応ラメの部分でグラデーションできているかわかりますが、非常に見づらい)ので、
プリントする本人の手先の感覚が重要になってきます。
綺麗に仕上げるには、まさに職人技が必要になりますね。