うちはK-POPブログなので、ジャニーズ騒動をK-POP目線から見た場合、今回の騒動を経て(様々なしがらみ、忖度が整理され)J-POPが活性化する可能性を感じたと共に、K-POPへのあこがれを強め
K-POPアイドルになる決意をして、さらに渡韓する未成年の子が増えるんだろうか~?
という風にも思いました。
ただ、今回の騒動に限らず、K-POP、米国エンタメ界も同様に「未成年を預かる」ということの責任の重さを軽視している会社、および周りの仕事関係の大人たちは、残念ながらいるんですよね。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』の主役で知られる、イライジャ・ウッド(8歳から子役デビュー)
(英有名司会者の児童への性的虐待報道に)ハリウッドにおける性犯罪は、僕が知る限り今も起きている。過去の話ではない。こうした問題について全く知らない人がこの世界で成功したい!と思ったら、汚い人々に蝕まれてしまうだろう・・・被害に遭わないためにも「知識」と「意識」を持つことが必要。
彼はお母様が、いわゆる「ステージママ」として、そういう大人たちから守ってくれていたそうですが、米国エンタメ界ではこのような事件以外にも、子役出身者によるアルコール・ドラッグ依存が問題となっています。
K-POPはデビュー時点ですでに「完成形」がウリなので(一糸乱れぬダンス)、ほとんどのメンバーがデビュー年齢のもっと前から何年も鍛錬しているのが普通です。なので練習生になるスタート年齢はどんどん若くなっており
「練習生期間5年」でもデビュー年齢はまだ15歳
とか聞くと、いつから事務所に入ってたの!?と驚くことも多いですが、この韓国練習生の若さと上手さを見れば、焦りから「1日も早く行かなきゃ!」という流れになったら、ちょっと怖いなとも思っています。
子供ながらも「芸能界=大人の世界」に足を踏み入れれば、一般的な社会人が一生かかっても稼げないような大金を一瞬で稼ぐことも夢ではないですが、それと同時に「良い人」が近づくというより、むしろ「悪い人」が近づいてくる可能性を高めてしまいます。
特に韓国は外国ですから、事務所の放置によりビザが更新されておらず、罰金刑になった子もいましたし・・・これからK-POPに憧れて韓国へ!と夢を持っている中学生?小学生?ぐらいの人がもし増えているのであれば、怖い経験をしたり、事務所に不信感を持った場合は、イライジャさんがおっしゃるように「知識」と「意識」を常に持って、信頼できる人にすぐ相談して欲しいです。
親の反対を押し切ってここまで来たから・・・
など、辛い中で耐えたとしても、心が壊れてしまうだけです。そして「耐えた」からといって、必ずデビューできる保証や、デビューできても、その先に今をトキメク人気グループのような売れっ子になれるか?は誰にも分からないです。
売れっ子グループになれたとしても、身体・心の不調で休養するメンバーも多い世界ですから、なによりも「自分の心と身体」を最優先に考えて欲しいな、と思います。