K-POP用の賞かな? | K-POP(勝手に)うんちくブログ

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ネットの力なのか、時代の変化なのか、もっとも有名な音楽授賞式とされる「グラミー賞」が、次回(来年1月開催、2021年度版)から変わるようです。

 

60年以上の歴史を持つ「グラミー賞」ですが、近年、人種差別など、世界的な批判も強まったことで、選定方法を見直すようです。

 

そもそもグラミー賞は、エントリー制なんですよね。アーティスト側(およびレコード会社)からの「△△賞」「〇〇賞」へのエントリー希望があった上で、それをレコーディングアカデミー側が、各部門で7組ほどにノミネートを絞る過程を経ています。

 

 

また、賞において、重要な選定をしているのが、わずか15人~30人ほどだと噂されている「委員会」なんですが、メンバーは秘密、誰かも謎のままで、米国の、いや、世界の?音楽業界の権力者だと言われています。

 

この謎委員会の偏った選定はこれまでも問題になって来ましたが、特に今年(2020年度)、The Weekndがノミネートすらされなかったことが大きな問題となりました(ノミネートは、されたBTSより、さらにヒドイ扱いを受けた)

 

 

The Weekndの新作アルバムは、それまでBTSが持っていた最大週間売り上げ記録を超えたことでも話題となり、「Billboard 200」初登場1位、初週ストリーミング再生数は全世界で2億2000万回を超え、先行シングル「Blinding Lights」は全英シングル・チャート1位、Spotifyのグローバル・チャートで33日間の連続1位、などなど。すごい記録を出しまくったものの、カナダ出身で、黒人歌手、ということが理由なのか、何なのか?どの部門にもノミネートすらされませんでした。

 

<2020年 世界シングルTOP10 (DL/ストリーミングなど含>

1位 The Weeknd 「Blinding Lights」

2位 Tones and I 「Dance Monkey」

3位 Roddy Ricch 「The Box」

4位 SAINt JHN 「Roses」

5位 Dua Lipa 「Don’t Star Now」

 

6位 Future feat. Drake 「Life Is Good」

7位 Xiao Zhan 「Made To Love」

8位 DaBaby feat. Roddy Ricch 「Rockstar」

9位 Billie Eilish 「Bad Guy」

10位 BTS 「Dynamite」

 

 

 

このような背景もあって、批判の声は強まっていたので、この度、この謎委員会を廃止し、1万人以上の会員による投票へとシステムが変わるようです。

 

 

また、さらに賞も新たに増やし

 

 

ベストグローバルミュージックパフォーマンス

 

 

なるものも、追加されるそうです。

 

BTSが今年、ノミネートされ受賞を逃したのは「Best Pop Duo/Group Performance」なんですけど、つまりはパフォーマンス賞の「グローバル版」が新設されるみたいで

 

 

最初、名前を聞いた時「K-POP用の賞かな?」と思ったのは私だけでしょうか(^_^;)

 

K-POP歌手たちにとっては今後、この部門のエントリー&争奪になるのでしょうかね?来年のノミネートリストは一体、どんな名前が並ぶのでしょうか、また、初代受賞者は誰になるのか?

 

楽しみです(^^♪

 

 

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