TRCNGのメンバー2人により、専属契約解除要求と、児童虐待告訴が騒動になっていますね。TSエンターテイメントが所属歌手と契約問題で揉めるのは(B.A.P、Secret、SONAMOO、Sleepy)、これで何度目でしょうか(^_^;)
過去記事参照 → ★ デビュー9年で無給
TRCNGは、うちの記事でも紹介していましたが、今年1度、発表されたカムバック日程が2ヵ月ほど延期されていたので「何かあったんだろうな~」とは思っていたのですが、やはり、何かあったようです。※5月に6月にカムバックすることを予告するも、その後音沙汰なく、8月にカムバックしています。
彼らはB.A.Pの弟グループとして2017年にデビューした10人組ボーイズグループで、メンバーは00年と01年しかいない、大所帯にもかかわらず、メンバー全員が「ほぼ同級生」という、珍しいグループになります(=平均年齢15.9歳!と話題に)
今回、訴訟を起こしたのはその内のリーダーを務めていたメンバーと、もう1人、計2人(残りの8人は今後も活動を続けることを発表しています)
↓デビュー曲
2人が訴えた内容は、暴力や、劣悪な生活環境、精算金問題など、多岐にわたっており、抜粋して紹介すると
暴力行為(過酷なダンス練習・指導者からの暴力)
劣悪な環境(冬は暖房停止、夏はエアコン故障、水や電気なども止まる宿舎)
対応の放置(ダンス練習などで怪我をしても自分で病院へ通った)
食事(主にコンビニで調達)
精算金について
ちょうどデビュー丸2年を迎えた彼らの現在の借金状況は、グループとして「約14億ウォン(約1億4000万円)」を抱えているようです。
10人組である彼らに対し、練習生時代から会社が投資した金額、2011年1月~2018年6月までで16億4329万ウォン、その中でデビュー後に得た収益が2億6953万ウォン、差し引いた額が
13億7376万ウォン
まだ残っているみたい。もちろん、まだ14億ウォン近い借金を抱えているため、メンバーへの給料はナシ。
ただですね、ここで韓国のネットで言われていることは
TSはTRCNGがデビューするずっと前から、B.A.P、など、先輩グループも訴訟、精算金問題を抱えていることでは超有名な会社でしたから、そこに子供を練習生として入れる、および、デビューグループとして契約した(保護者の同意が必要)、ということ自体、「今さら」と保護者側の責任を問う声もあります。
宿舎の劣悪な環境については、保護者が修理や対応をして、サポートしていた面もあったようなのですが(どのメンバーの保護者かは不明だけど)、まだ16歳ほどの我が子らが、そのような環境の中でも「K-POPスター」として、いつか成功する日を夢見て、一生懸命に応援していたのでしょうかね。
今回は10人中、2人のメンバーだけが(現時点で)、専属契約解除通達や、事務所側の横暴を「児童虐待」で訴えているわけなのですが、元から評判のよろしくない事務所だったのもあるし、まだ過半数のメンバーは「このまま8人で活動を続ける」と決意表明しているので、双方の意見を聞かないと、何とも言えない状況だと言われています。
↓8月のカムバック曲
全員が同年齢の若いグループであり、人数も多く、特にK-POPはパフォーマンス重視ですから、ダンス練習時の統制も難しいと思われ、今回訴えた1人はリーダーなのですが、特に自分が代表して怒られることが多かった、と、主張していますね。
「児童虐待」とか、今年はこのような記事を以前も書いた記憶があるんだけど・・・デジャヴ?かと思うけど、デジャヴじゃなかった(^_^;)
過去記事参照 → ★ 同じ時を過ごし パート2
TRCNGも、メンバーや保護者らを巻き込んで、訴訟などでメンバー同士の意見が対立していくのでしょうか・・・でもグループが「今後も活動を続ける」となった以上、あまり「児童虐待」など、そのようなセンセーショナルな単語が世間を賑わすのは良くないですよね、どうなるのかな。