プデュを見てたら、こんな時間に(ﾟ∀ﾟ)
では、前回の記事のつづき
過去記事参照 → ★ 2019.7月第2週 週間チャート結果
※昨夜そのまま寝ちゃってて（本当は深夜に公開する予定だった記事）、朝慌てて公開したら、超初歩的ミスをしておりまして、追記しております(Ｔ▽Ｔ;)
【コメント】
いつも興味深く、拝読させていただいています。 わたしたちの知らない 業界のお話を詳しくわかりやすく ありがとうございます。 いつか質問させていただきたかったのですが 今回の記事を拝見して 思い切ってコメントします(・_・;) というのは 私が人生最後の応援するグループ ゼア・・・(ご存知だと思いますが、リーダーが事務所社長について暴露しました。言い方が悪いですが） 給料取り分 事務所７ メンバー３（この３を9人で割っていたので一人の取り分はごくわずか。 このリーダーの行動から事務所３ メンバー７になりました） ゼア君たちも 解散。。。とは メンバー誰一人、言っていませんが 記事になると ゼア出身、元ゼア…と書かれることが多く そのたびに悲しく思っていました。 ゼアくらいでしょうか・・・ 人気の差がありすぎるグループ・・・ まだ2人の兵役が終わってませんので 3年後？9人がまた揃ったら 1年に1度くらい活動してくれるかと 信じていますが (｡＞0＜｡) もう一つ教えて頂きたいのですが ゼアの事務所だった 帝国事務所。建物が競売にかけられたのですが その後、どうなったのでしょうか？ （事務所もそのままの場所にありますし所属タレントはまだ活動しています） どなたが救済してくれたのでしょうか・・・ ゼア。。。と聞いて 今の若い子たちは だれ？？となるかもですが 教えて頂けたら とても嬉しいです。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡
まず、心配されていた、自社ビルについてですが、競売は今も継続中なようですよ？訴えられた裁判には敗訴したものの、また逆にそれを不服として、スタ帝側が異議申し立てする・・・みたいな感じで、いわば、訴えの応酬？のような状態のようです。2017年に強制執行が中断されているので、つまり、まだそのままなんじゃないでしょうか？
＜スター帝国の社屋の行方＞
スター帝国の社屋は一体、どうなるのだろうか？裁判所がまた来年に持ち越された（2017年時点）。当初、スター帝国が提起した請求異議の控訴審が下される予定だったが、また延期になったようだ。これにより、2012年から始まった訴訟は来年以降も続く見通しだ。スター帝国は2012年3月、TRIテイメント（社屋を担保にお金を借りたけど、スタ帝の返済が滞った感じ？）を相手に請求異議の訴訟を提起した。しかし、2015年4月23日に敗訴した。 その後、スター帝国は直ちに控訴し、法廷争いがこれまで続いている。スター帝国を訴えたTRIテイメントは今も「社屋競売債権者」として名前を載せているが、現在も民事裁判中の状況であることから、競売執行は停止している状態となっている。
個人的には、この7年にもおよぶ裁判の間に、ヒットグループが生まれるよう、何とかスタ帝側も必死にもがいて来たように感じるのです。仮に、防弾少年団のようなグループが生まれれば、一発逆転？もあったわけですから。ただ、その間にZE:AのメンバーやNine Musesのメンバーなども移籍し、どんどんどんどん主力メンバーが事務所を去っていったのは痛かったでしょうね。そしてまた、事務所ビルが競売にかけられているような状況であるため、移籍したくなるメンバーの気持ちも理解できます。
＞事務所７ メンバー３（この３を9人で割っていたので一人の取り分はごくわずか。 このリーダーの行動から事務所３ メンバー７になりました）
メンバーが馬車馬のように働いたところで、借金をして自社ビルを建てたり、そもそも、これまでメンバーを育成して来た費用も借金ですし、さらにデビュー後も、今度はもっとお金がかかりますし。K-POPアイドルはデビューした後は、それまで以上に（レコーディング代やら衣装費やら）お金がかかり続けるわけで、それら全てを支払い終え、さらに給料まで支払うことを思えば（スタッフの人件費だって払わないといけないわけだし）、ビルを持つことはそもそもかなり無理があったように思います。
ZE:Aは2010年にデビューした9人組ボーイズグループで、2017年に再契約時期を迎えました。このちょうどメンバーの契約満了で揺れてた頃、ヒョンシクは防弾少年団Vや、SHINeeミノとドラマ「花郎(ファラン)」で共演していたんですけど、この頃のインタビューで「アイドルとして成功できなかったことも、これも運命」と語っていたのが、なんだか印象的でした。
＞ 3年後？9人がまた揃ったら 1年に1度くらい活動してくれるかと 信じていますが (｡＞0＜｡)
＜再始動について＞
専属契約終了後、メンバーらはスター帝国と決別した。もちろん、所属事務所が違ってもグループとしての活動が不可能なわけではないため、彼らに対して「解体」という言葉を使うことは適切ではないだろう。しかし、現実問題としてKARAやその他の前例グループを見ても、結局はメンバーの所属事務所が分かれてしまった状態では、グループ活動をすることは容易ではない。さらに、ジュンヨンはスター帝国との決別後、公演企画業に力を注いでいるため、歌手業復帰は今は考えられないように見られている。
3年後や、近い将来、はちょっと無理な気がしますが・・・もっと先の話だったり。例えば、前回の記事でも紹介したSechs Kiesのように、全く別の事務所から再始動することだって可能ではありますよね（＾_＾）
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リアルにスタ帝のアイドルグループを見続けて来た私が思う「スタ帝が競売にかけられるまでの経済状況になった背景」を勝手に推測してみるの巻。
黄金期：ジュエリー
スター帝国のビルを建てたグループです。大ヒットし、ブームを起こし、当時のガールズグループの頂点にまでなりました。
が、個人的には、スタ帝はこのグループに固執し過ぎたと思います。主要メンバーが脱退した後も、ずっと「Jewelry」という名前を維持し続け、初期メンバーの栄光を忘れられず、夢を見続けて来た印象があるのです。そして、世代交代した後も、名前が同じであるがゆえ、世間的には「今は違うグループなのに」と、新メンバーまでもが批判される苦痛を味わい続けました。※ジュエリーは4人組ガールズグループなんですが、計10人のメンバーが脱退＆加入を繰り返し、14年に渡ってグループ名を維持し続けました（2015年に正式解体）
↓最後のメンバー
そして、ジュエリーの主力メンバー（ヒット曲を出したメンバーの脱退＆移籍）と入れ替わるタイミングで、デビューしたのがZE:Aでした。基本的にK-POP業界はガールズグループより、ボーイズグループの方が収益が高いので、事務所を背負って立つ期待の存在でした。
そして、事務所の大黒柱「ジュエリー」の主力メンバーの一斉脱退に焦ったのか、同年、スタ帝はガールズグループもデビューさせます（これが経営を悪化させた最大の要因なんじゃ？）
大手事務所でも、同年に2組のアイドルグループはデビューさせません。それだけお金がかかるからです（1組だけでも倒産する会社なんて山ほどありますし）。スタ帝は中堅クラスの事務所で、しかも、この2組とも大所帯でしたから、活動するだけでお金が飛ぶように出て行ったと思われ。↑で＞事務所７ メンバー３の話がありましたが、ZE:Aたちの収益は、このNINE MUSESの分の補填（活動費等）にも使われていたのではないか、と思うのです。
正直、ZE:Aはまだ日活が盛んだったので（私の幼馴染ですら彼らのファンでした）、収益を生んでいたと思われますが（自分たちの分ぐらいは）、この「ジュエリーの妹分」として、鳴り物入りでデビューしたNINE MUSESの成果が出なかったことが、もっとも痛かったと思います。そして、ZE:Aと同時デビューだったことで、さらに経営を圧迫したとも思います。デビューしたばかりで、自分たちの収益すらまだ未成熟なZE:Aに、2組分（いや、新生ジュエリーの分を入れると3組分？）の借金＆活動費を背負わせているように感じたからです。
1組の収益で、あれもこれも支払うのは誰が見ても無理があり＆ビルを建てた借金もありますし、部外者の私から見ても、経営が成り立っていないとは思いました。ZE:Aは日活などを含め、それぞれ（俳優業、タレント業など）メンバーは頑張ってたんですよ。ただ、それ以上に吸い取られるお金が多かったように思います。
以前にも書いたことがありますが、ヒットを作ることは、タナボタ的でも、すごく難しいことではありません。いわゆる「一発屋」というやつですが・・・それよりもっと難しいのは、継続することなんですよね。次のヒット、および、次の後輩の育成、を常に行うことこそが、もっとも難しいことであり、さらにK-POP界はボーイズグループに「入隊」という、活動中断期が必ず来ますので、それを見越した上での、長期的な事務所の経営計画（新人育成のタイミング）も大事なんだと思います。
最後に
現時点でスタ帝で活動し、頑張ってるグループを紹介します。
IMFACT
自主製作アイドルなんですが、この曲めちゃくちゃ良いんですよ♪
スタ帝は「王道アイドル事務所」というイメージが定着し過ぎていることで、少し彼らは損をしている気がするほど、アーティスト路線なグループ、もっと広く知ってもらえればと思います。才能あるメンバーが揃ったグループです（＾_＾）