
センスを身につける第一歩は「自分が何を好きかを知る事」です。
まずは自分の好きなものをたくさん集めてみる。写真に撮ってみる。切り抜いてみる。
そうして集めたものの中から、一定の法則が見つかってきます。
自分はどんなものに興味を持つのか、どんなものに心を惹かれるのか、どんなものにときめくのか。
その好きなものたちの作る世界観はどんな要素で出来上がっているのか。
色や形、大きさ、手触り、香り、音、どんな要素で作られているのか。
自分の「好き」を深く知る事で、自分の好奇心を広げることができます。
「ただなんとなく好き」という理由ではなくて「好き」な理由が分かるということ。
その作業を繰り返していくことで、ちょっと極端な言い方をすると「ただなんとなく生きている人生」から「生きている理由が分かる」というぐらいの変化が訪れます。
自分の好きを知る事は、自分の生き方を知るのと同じ事。
自分の好きを知っていてそれを選ぶということは、自分の生き方を選ぶのと同じ事です。
センスは生き方と同じなのです。