甲羅について。
甲羅は、肋骨が変化したものた考えられている。以前はいろいろな説があったようだが。
そして、骨がそのまま出ているのではなく、表面を角質層が覆っている。
つまり、甲羅は骨と皮膚からなる2層構造。
似たような構造物は鳥のくちばしがある。あれも骨のまわりを硬い角質が覆っている。
アルダブラゾウガメの幼体の甲羅が柔らかいのは、子どもの骨が柔らかいのと同じ。
甲羅の表面が柔らかいのは子犬の肉球が柔らかいのと同じ。
例えが変なような気もするが、まあ柔らかいのは最初だけ。
で、甲羅はカルシウムの塊みたいな風に思われている。
が、骨と同じと考えるなら微妙に違う。
骨は、カルシウムにより硬い構造物になっているが、
その比率は60%くらい。
後は何かというと、タンパク質。コラーゲンである。
つまり、甲羅のベース(骨甲板)はコラーゲンとリン酸カルシウムの複合体である。
では、表層の角質層(角質甲板)は、何からできているか。
爬虫類の角質は、いわゆる鱗になるわけだが、カメの甲羅の表層も同じである。
骨と同様に硬くなるが、骨ではない。ケラチンと呼ばれるタンパク質からできている。
ちなみに、魚類の鱗はカルシウムが含まれるが、爬虫類の鱗にはカルシウムは含まれていない。
つまり、カメの甲羅の表面はカルシウム関係ないということになる。
あと、骨甲板と角質甲板の継ぎ目は、ずれていると聞く。解剖したことないので知識だけだが。
ということは、表層に現れる甲羅の継ぎ目の異常は、角質異常による症状か。カルシウム関係なし?
ベースとなる骨甲板に異常をきたすのは、カルシウム関係あるとおもう。骨なので。
それと、甲羅の表面に現れる凹凸。甲板ごとに山のように盛り上がっているのは、骨甲板からの隆起なのか、それとも角質甲板の隆起なのか。
今日のまとめ。
甲羅を形成するのは、カルシウムとタンパク質。
次回
アルダブラゾウガメの幼体を育てるのに、低タンパクで本当にいいのか?
つづく