スタート地点の北麓公園から、計測ポイントまでは軽い上り坂。
交差点を左折したところが、計測ポイントでここから料金所までが6%強の上り坂となり、序盤から結構なボディブローといった感じ。
ケイデンスを75~85くらいをと思ってたのに、センサーが働かず、感覚で回していくことになった。

やっと1合目下駐車場、5km地点、1合目(5.6km)とここまでが長く感じる。
その後は平均勾配も1合目までと比べると若干なだらかになるが、急勾配、緩勾配の繰り返しでなかなかペースがつかみづらい。また、誰か同じようなペースで登るライダーを探すも急勾配と緩勾配両方とも同じスピードのライダーはおらず、黙々と「吐く、吐く、吸う」のリズムを取りながら、地道に登っていく。
呼吸リズムのことばかり考えていたら、段々と時間が過ぎるのが速く感じてきて、12kmまできてあと半分かといった感じになってきた。(OTR店長がおっしゃてたように、割と早く時間が過ぎるように感じるとはこのことか)
その頃から、お尻が痛くなり始める。普段の走行ではあまり痛くなることはないのだが、これも重力の影響か?!

15kmまではシッティングで行き、それからはダンシングを加えながらスピードアップを狙うも、太鼓の応援のところから更なる急勾配でスピードあがらず。引き続き呼吸とダンシングをリズミカルに取り入れながら、終盤の平坦なところまで頑張って登る。中盤以降からは、呼吸とペダリングのリズムが自然と合って来たし、そのことに集中していたせいか、段々と時間が過ぎるのが速く感じた。

平坦部分が見えると、ダンシングで加速を開始。フロントギアもアウターに入れ、一気に加速。途中バテテ30km/hを切るくらいまで落ちても、再度ラストスパートで35km/h強。
そして、ラスト400mの急勾配。再びフロントギアをインナーに入れて、懸命に回す。時速も10km/h程度。ヨレヨレにながらもゴール。

早く自転車から降りたいという気持ちと、なかなかクリートを外せない状況。なんとか外して歩き出したら、ハムストリングが痛すぎる。まぁ逆に考えたら使わないといけない筋肉を使ってるってことか?

24kmを登っていく中で、いくつか気付きがあった。
・吐くことを意識した呼吸により、心拍の上昇を抑える。
・足で回すより腰で回す。また、踏むだけでなく引き上げも大事。わかってはいるけど、意識しないとなかなか出来ない。実際出来たときには、気持ち登りやすかった気がする。
・終わってから思ったが、もう少し中盤、終盤で無理をしても良かったかも。でも、今の筋力ではこれがいっぱいかな。

食事については、今回はチーム参加のため夕食、朝食は決まっており、カーボローディングやその他調整が難しかった。

補給食も、PowerBarゼリーとSAVASゼリーを持っていたが、スタート前のPowerBarゼリーを1つ飲んだだけで、レース中はCCDドリンクのみ。

ゴールした後用に、饅頭やパンにコーヒーをバッグに入れて預けていたけど全く食欲がなかったため、こちらも食べずに終わった。五合目で配給されている、富士山水と持参したアミノバリューを飲んだだけ。

そういえば、ホテルの水道水も富士山の湧き水だったみたい。CCDパウダーを富士山の天然水で割ったスペシャルドリンクも良かったのかも?!

これからは、まず19日、20日の24時間チャリティリレーに照準を合わせていくが、来年も富士ヒルクライムに出場することを想定して、普段の走行会、不動峠、筋トレとメリハリをつけたトレーニングをしていきたいと思う。
Kozy Corner Returns-TeamBGC

富士ヒルクライム、無事に完走しました!ニコニコチョキ

朝4時に起きて、軽く2km程走ってWarm Up。
5時半頃宿を後にして、スタート地点の北麓公園へ5合目まで持って行ってくれる荷物を預け、昨日預けておいた自転車をPick Up。

中には、こんな自転車も見つけました。

Kozy Corner Returns-木製ロードバイク

MADE BY WOOD。全てが木製。これで完走したんだろうか?

7時にアスリートクラスが富士急ハイランドの方からスタートすると、順次グループ毎に五合目を目指してスタート。30分遅れで、自分の最終グループがスタート。

Kozy Corner Returns-スタート直後

計測開始地点までの1kmちょいをパレード走行で、Warm Up。
計測開始地点から料金所までの坂がいきなり過ぎてちょっときつい。
ケイデンスを75~85をキープしながらと思って、スタート前にセンサーを再確認したにもかかわらず、スタート直後、反応なし・・・ガーン
ここからは、感覚で回していくことに。

走り出して3kmくらいで序盤のボディブローの勾配にゴールできるか?!や、Give Upしちゃうんじゃないかなど、余計なことばかりが頭の中をグルグルと駆け回ってたため、OTR店長から頂いたアドバイスのひとつ、吐くことを意識した呼吸法をやりながらコツコツと漕いであがる。結果、これが途中休憩することなく登っていくことができたのかも。

目標は1時間45分くらいにしていたが、始めの5km時点で目標タイムより2分遅れ。
そのまま5km毎に同じペースで遅れて行き、想定通り目標よりも10分遅れでゴール。

Kozy Corner Returns-終盤の直線からの眺め
今回のゴールである完走はもちろんだが、できるだけ最後のフラットでは思いっきりかっ飛ばしたいというのもあり、最後の平坦な直線ではMAX35km/h越えで走行。
が、ゴール400mくらい手前からの急勾配では、ハムストリングが悲鳴を上げ上げなんとか登りきった。クラッカー


Kozy Corner Returns-五合目からの山頂

5合目は前日よりも晴れ渡り、気温も高く山頂も綺麗に見ることができた。
絵葉書でゴール報告を投函し、フル装備で自走により下山。

ゆっくり下り始めたけど、だんだんとグループも分散されて行き、所によってはMAX60km/hオーバー。
天気が良かったから、日本一長い?ダウンヒルも楽しかった思う。

スタート地点で計測チップを返却し、吉田うどんを頂きホテルまで自走。

総評として、また参加したい大会だと思った。
エネルギー源として、ポーラー750mlボトルにCCD二袋と、Power Gelを2つ持って行ったが一切飲まず、CCDドリンクのみ。山頂では少し残ってたくらいだから、丁度いいくらいだ。

24kmのコース中、Power Gelのゴミが3,4個落ちていたが、それ以外はいたって綺麗なコース。
なぜか、ボルトも落ちてたな。

自転車を購入してから5ヶ月での参戦。実際に本格的に乗り始めたのは1ヶ月前。
明らかに練習不足ではあるため、次回に向けては課題だらけ。
なかでも、走行会に参加して距離を伸ばしていくことと、筋力強化は重要課題だと思う。

<大会メモ>
天候:快晴
気温:10度(7時現在)
■当日スケジュール
4:00 起床
    2kmラン
    朝食(サンドウィッチ3切れ)
5:25 ホテル出発
    送迎バスにてスタート地点(北麓公園)へ
6:30 バナナ、草もち、CCDドリンク
7:00 PowerGel(あまり美味しくない)
7:30 第8グループスタート
9:30 5合目ゴール
10:50 下山開始
11:20 スタート地点(北麓公園)到着
11:50 ホテルへ戻る

■ウェア(上り)
・タンクトップ
・ショートスリーブ
・ショートパンツ
・ロングフィンガーグローブ

■ウェア(下り)
・SKINSロングスリーブトップ
・ジャージ(Goldwin10~15度用)
・ウィンドブレーカー
・ショートパンツ
・CW-Xロングタイツ
・ロングフィンガーグローブ
・普段使いのグローブ(重ね着)
・ネックウァーマー





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翌日のレース前にコースを下見したく、5合目まで車にて登頂。

これまでに、レースでビデオを撮った人や、解説ビデオなんかをネットで見てたけど、実際に登って見ると想像以上に傾斜がある。下見しておいて良かったが、不安度もアップ。

登りながら頑張れそうな緩勾配の箇所をチェック。急勾配で頑張ってもあまりタイムを縮めることも出来そうにないので、緩勾配で頑張ろうという戦略。


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富士吉田市周辺は夕方に雨が降り始めたため、五合目もちょい寒。
前日に五合目をENJOYしておこうと、お参りやソフトクリームなどを頂き、完走報告のためにあらかじめポストカードに切手&消印も頂いておいた。
梅宮辰夫の漬物屋ってナイアガラフォールズにもあったけど、ここにもあるのね。

Kozy Corner Returns-100605_1656~020001.jpg

一通り、五合目をENJOYして下山しようとしたら、颯爽と山頂を目指していくランナーが目に入ってきた。
よく見たら、トレイルランナーで有名な石川弘樹選手!
トップランナーはこういう高地でもトレーニングするんですね。
自分は、駐車場から坂を上がるだけで、息が上がってきたのに。

とりあえず、つくば山でトレーニングを開始するかな。

と、そんなことを思いながら、途中見え隠れする富士山山頂も明日はくっきり見えることを願って下山。
車でも40分近く時間がかかるんだな。

滞在先のホテルで、会社の連中と夕食を食べ始めたら、視界に見たことのある人が夕食を頂いていた。
ツールドフランスに日本人初選手として出場した、今中大介さんだった。
この富士ヒルクライムに向けて、いろんなサイトの動画などを見てたが、特に今中さんの動画は何度も見直してたので、本人が目の前にいたため超興奮!

速攻、部屋に戻り独特なチームウェア(歌舞伎)を持ってサイン&写メを撮らせていただいた。
とっても気さくな方で、爽やかな上すごく感じのいい方でした。
先日、彼の本を読んだのだが、プロフィールを見ると同じ広島県出身。しかも、高校も近いジャン!
事前に知ってたら、もう少し話せたのに。。。というより、同じテーブルだったから着席前に気付いたら隣に座ったのに!と、興奮しっぱなしの1日でした。