そし僕☆おかわりしました♡ | 太kiss♡キスマイ藤ヶ谷太輔好きすぎて

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♡キスマイ藤ヶ谷くんへ愛を叫ぶ♡
太kissの日常と太輔愛⟡.·*.


昨日もね、仕事だったんですよ。朝から。
11連勤中の7日目。発熱外来が、この1週間で急激に減って、今日も大したことないかなー?なんて、思ってて。
そしたら、まぁまぁ来たわ、午前中。コロナとインフル6:4くらいの比率になってきたかも。
でも、お昼前には落ち着いたんでね。。私、午後、お休みになりましたーー!!いぇいっ!


って、ことで、、、
映画館に直行しました♡←家族はお仕事だと思ってる。おかわりそし僕あざす!


(イケメン過ぎて貼ってみる)


えっとね、今回、涙はほとんど出なかった。(前回と同じシーンでちょっとずつ出たけど)
前回気づかなかったことや、今回思ったことをダラダラ書いてみようと思います。ダラダラです。マジで長いっす。

まず、前回見えなかった冒頭の、里美と裕一のお家の片隅に積まれた古い雑誌の束。1番上がキネマ旬報だった?すごく古い、捨てる時のように紐で括られていて。裕一が大学の時に読んだものなのか、もっと前からのものなのか。いずれにせよ、引っ越しの、タイミングでも捨てられなかったもの。それは裕一が、映画をまだ好きでいることの証のように、転がり込んだ彼女の家にまで持ってきたもの。

そして、スマホのスクロール。伸二、先輩、後輩、、、と、上から下に(あ行から)スクロールするのに、「姉」の時は下から上にスクロール。1度、通りすぎて、仕方なく、誰にも連絡できずあ行まで戻ってきてしまった。(もちろん「母」も通過)その、仕方なく、どうしようもなく、1番頼りたくない家族にたどり着く。

前回書いた苫小牧の天気について。
いや、到着時から晴れてたわ!クリーニング屋さんで、お母さんが裕一を見つけたときは天気良かったよなぁ?でも、その日じゃなかったっけ?くらいの記憶でしたが、フェリー降りたら晴れてた。
でも、実家を飛び出したときは雪が降っていて、明るくて晴れていて、通りすがりのおばちゃんから話しかけられる田舎の昼の感じと、人もあまり通らない暗く寂しく静かな夜との対比が、追いつめられた裕一の孤独さを増幅させてた。(北光2丁目バス停萌えた)
明るい昼の田舎は、人とのつながりが温かく感じるかもしれないけど、裕一が逃げたように、本当に面倒でもあるのよ。

伸二の家でキレられた時に言われた、洗濯、ゴミ、ティッシュ、、それを先輩の家ではちゃんとやるんだ。。って、初回は思ったんだけど、2回目は言われたことしかやらないんだなと。
て、ことは、里美も裕一に言えば良かったんだよね。電球切れそうだから買ってきて。買ってきたら替えて。ご飯食べたら皿は洗っといて。たまにはごはん作って!そういう事を言った時の裕一の態度から、里美も逃げてたのかもしれない。(日常、ダンナに言いたいけど面倒だから言わないなんて日常茶飯事な私はまさにそれ)

そして、大声に弱い裕一。
何もしないクズのくせに、プライドだけはあって、痛いところをつかれるとキレて、もっともらしいことを投げつけて出ていく。まぁクズだね。
でもさ、もし相手がずっと冷静に静かに諭すように話したら、同じ内容でも裕一には響かないんじゃないかな?とか。刺さらない代わりに逃げもしない。
相手が我慢できず、大声を出すと、逃げる。
その大声で怒られることへの怯え方が、トラウマのように思えて。
裕一をめちゃくちゃかわいがっていたお母さんだけど、何かの拍子に(自分が気に入らないと)裕一にキレてたんじゃないかな?って。それで逃げ癖がついたとか。
もちろん、父親のDNAは付きまとうものだけど、子育ても放り出して出ていった父親より、育ててきた母親の影響が強い気がしてきた。お姉ちゃんもキレるし。

裕一は、普段はあまり口を開けて喋らないのに、プライドを死守する時だけは、滑舌よく口を開けて綺麗に発声する。(もちろん、声のボリュームのせいは、あるけども)

アホな後輩との関係性。
プライドを守る裕一がわかりやすく描かれている後輩とのシーン。やっぱりあの後輩は、アホなふりして、面倒な先輩が転がり込むのを阻止した気がする。そして、裕一は稼げる稼げない関係なく、自分が好きな仕事をしている後輩を羨ましいと思ってるし、後輩もどこかで、そんな裕一を嘲笑っている。加藤くんの仕事への誇りを感じる。
「先輩かっけー」は、本心にもとれるし、嫌味にもとれる。

お姉ちゃんは、1番フラットな家族という感じで、思ったことをハッキリ言うけど、ちゃんと心配もしてる。裕一が、お姉ちゃんに言った、結婚とか孫とかそういうのって、田舎の常識を映し出してるような気がする。今でも、少なからず長男だとか、跡取りだとか、結婚とか、、そういうのって、田舎では付きまとう問題。そんな中で育った裕一が、プライドを捨てられないのも少しわかる。まぁ、それが自堕落の言い訳にはならんけど。

路地裏でへたれこむ裕一の横で、ホームレスらしきおじさんがゴミを漁る。それは未来の自分なのか?とさえ感じる裕一の孤独。

『なんかごめんなさい』の素晴らしさ!
なんかわかんないけど、やれるかわかんないけど、やろとは思ってるけど、でもどうすればいいかわかんないけど、、
わかんないうちに、考えるのが面倒になって、その場しのぎで生きてきた裕一そのもの。そして、それは誰もが自分にもこういうとこあるなぁ。。なんて思う所でもあるのかな。

そして、やっぱりあの謝るシーンは、1テイク目を使ったという、監督が負けたという渾身の演技というか、渾身の裕一だった。土下座し謝る裕一の首から背中へ向かう頚椎あたりの色気がたまらん。
過呼吸になりそうな裕一に「もういいよ!」と言ってあげたくなるガヤ担です。

でもさ、お姉ちゃんがキレて、裕一が謝る前に、里美がさ、裕一を諭すじゃない?怒られるのが怖かったんだよね。気を使われるのも嫌だったんだよね。わたし、あなたの事、わかってるでしょ?優しく言うよ?だから、気持ちおしえて?みたいに。(だいぶ盛ってる)
あれさ、初回はほぉーーー!浮気もそんなふうに問い詰めれば、裕一は出ていかなかったのに。なんて思ったのよ。いい彼女じゃん!みたいに。
そしたらさ、結果アレだもん。今日は、オイオイィィィィーーーっ!おぬし、サイコバスじゃな!?って思ったわ。内縁の妻なのに新しい彼氏できてうひゃひゃひゃーってクリスマスパリピじゃね?って。そして、浮気相手(しかも元カレ親友)と一緒に実家でご馳走食べて、いい女演じるとか怖すぎる。浮気はどっちもどっちだけど。
じゃあまた東京で!は伸二に言ってるよねぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーー!!なんちゅー女や!(私はガヤ担)

伸二は怖いよね。大みそかの裕一への言葉。良いお年を。。も然ることながら、、
1ヶ月くらい失敗しただけで親友には変わりない。。それは、自分の浮気を裕一が知ったときに、失敗だと受け取れという伏線なの?
そもそも、里美が言ったら俺も言うとか、そこはお前が先に言えよ!って話じゃん?伸二も間違いなくクズよ。善人ヅラしてるから、なおさら罪深いよ。
(こういう時のヅラ使いづらい藤ヶ谷ヅラww)

母親。お母さんの理解が一番難しいというか、たくさんの捉え方ができるよね。純粋に息子がかわいい母親だった、それ故に甘やかして育ててしまった。。というのもあり。
前回書いたように、え?血のつながりあるの?って感じもやっぱりある。
そして今回、母親の依存性?
大学の友達や先輩が東京にいるってことは、おそらく東京の大学に進学したであろう裕一。お姉ちゃんも東京で働いてる。それを、「私を捨てた」という母親ってどうなの?子供の進路でさえ、自分の手の内だなんて、いくら田舎でもそれはないよー。だからさ、今回の怪しい宗教を否定された時のように、自分の思い通りにならないと、急に怒ったりしてたのかな?普段はとても優しい母親が、急に怒り出すなんてことがあったなら、それは子供にとって、恐怖だし、逃げ癖がついても不思議ではない。だから、やれと言われた事はできるけど、主体性はなくて、自分で考える事ができない。それがクズな裕一を作ったんじゃないか?そんな裕一が、母親が勧めるはずもない東京の大学に入り、映画サークルに入ったのは、裕一にとっての父親の存在の大きさを表しているのではないか?なんて。。

ダンナが出ていって、子供たちが家を出て、病気にもなって、ひとり暮らし。そんな母親のよりどころが怪しげな宗教。
それは、裕一には(きっとほとんどの人に)受け入れられないものだけど、母親にとっては、自分を保つための大切なものになった。この手の話って今はとてもデリケートな社会問題よね。病気の人って、そういうものに心酔してる人結構いるけど、それぞれの考え方や程度があって、もちろんウソばかりでもないし、信仰することによって、ハートが楽になるなら、それもヨシだと私は思う。
ただ、お金とか、家族も、、とか、それは違う気がするのよね。

で、裕一のお母さんは、自分でも、もしかしたら怪しいかもしれない…と思っている時期もあって、だからこそ裕一が。。とウソをついてお姉ちゃんからお金をもらっていたんじゃないか?でも、今となっては「神様が助けてくれる」だもん。世間が帳尻合わせてくれる!な父親と何ら変わりない。


そして父親。どうしようもないクズで、クズの成れの果てみたいな父。自分と同じような道を歩く息子を守りたいと思う気持ち、立て直してやりたいという気持ち。でも、息子といれることが嬉しいってのもあるし、孤独から解放されたような喜びもある。
だから、息子から軽蔑の言葉を浴びたときの唇の震えや、頑張って家に帰ってきたときの手の震えが効いてくる。
そして、映画好きは父親譲りだし、父親との思い出に映画は色濃くあるし、ハッピーエンドな映画を何十年ぶりかに父と2人で見たところは、本当にハッピーエンドかと思うし。
裕一のドラマは面白くならなかったなという父の言葉は、結果を知ってから聞くと、とてつもなく虚しい。

あっ!実家でさ、謝る前に、裕一はみんなが囲む食卓を避けて、「コタツで食べる方がすきだし」って言うよね。
そして、家族揃って年越しそばを食べるのがコタツって、めちゃエモい。父親が出ていく前、映画を一緒に見たりしてた頃は、こうやって年越ししてたのかなぁ?コタツで家族で。。って。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
いただきます。

ちゃんとした家だったんだなぁ。。って。
だから、おはよう。とか  ただいま。とか挨拶はきちんとしてる。

出ていったダンナを許してしまう(表面上だけでも)母親と、どうしようもない弟を許してしまう(表面上でも)姉。その辺、やっぱり似てるのかなー?
生きるのが下手すぎるメンズ親子も似てるしね。

そして浮気告白シーン。最大の見せ場。改心しようと裕一なりに気合いを入れて帰った、里美との家。ベッドに寝転んで、何を思っていたかなぁ?里美が好きだと、大切だと、だから頑張るって言おうとしてたかなぁ?
絶妙なタイミングでのカミングアウト。
里美が帰ってきた時の、「ゆうちゃんも帰ってきてたんだ」があまりにも素っ気なくて、殴りたくなる。(ガヤ担)
裕一の涙がつらすぎる。
でも、「言ってくれてありがとう」と言える裕一かっけー!!だし。
里美の号泣は、何に対しての涙なのかな?と。裕一ごめんなさいなのか、もっと早く裕一が変わってくれたら…的な後悔なのか、楽しい時もあっよね!の涙なのか。
もちろん、ただのハッピーエンドじゃないから、面白いこの映画だけど、やっぱり裕一がこんなに変わろうとしてるのに!!って、思わずにいられない。

裕一が振り返るシーン。逃げる時に2回ずつ振り返る、怯えたような顔。でも、最後里美の家を出た時は3回。口角を上げて不敵な笑みを浮かべ振り返る。その振り返りが確実に今までの裕一とは違うと主張していて、裕一の未来に幸あれ!!と思わずにはいられない。
あそこまでの逃げ癖が、カンタンに治るとも思えず、また同じようなクズで生きるかもしれないし、自分を変えてしまえるほど、裕一にとって里美が大切な人だったかもしれない。
どっちにしても、「やられたらやり返せ」精神の強めな私は、里美が後悔するくらい幸せになってほしいと思った。


どーでもいいことも書いとくと、
裕一がチャリ盗られちゃうのがほんとかわいそう。
そして、苫小牧の煙突の煙の流れてる向きが全部同じか確認し忘れた。
どの家にもある白い恋人の缶。うちにはヨックモックの缶もあったなとか。
チャリですれ違ったおまわりさん。「ライトつけて」って。いやいや、ライト云々より、職質しなさいよ!めっちゃあやしいでしょ!?って。
そして、居酒屋バイトの裕一がバチクソイケメンさんだったこと。


他にも色々あったような気もするけど、すでに記憶が。。笑笑


それにしても、こんなに面白い映画、そうそうない気がする。てゆか、太輔が出ていなければ。きっと見なかった映画だと思うと、一般の方にもっともっと広がれーーー!と思わずにはいられない。


長すぎてごめんなさい。(朝書くなよ。)