数日前、たまたま立ち寄ったスーパーの入り口のベンチに80代半ばくらいと思しきおばあちゃんが大量の購入物と共に座っていた。
この日のこの時間、気温はすでに30℃を超えていて、大丈夫かいなと思いつつささっと自分の買い物を済ませ出てくると、まだそこで座っている。
目があったので「もしかしてそれ持って歩いて帰るんですか?暑いし危ないですよ」と声をかけたら、タクシー待ってるんやけど来ーへんねん、と。
まああの量持って歩くのはどう考えても無理。
で、田舎のタクシーは…都会とは違うので、場所によっては電話してもその辺走ってないんですよとか言って断られるんだよなあ…
流しのタクシーが走ってるような場所でもないし。
携帯も持ってないというし、呼びましょうか?と言うと、「さっきからここにいたら眠くなってきたわー」と悠長なことをおっしゃる。暑さの自覚なくなって搬送されるのはこのパターン。
寝たらダメですよ!と言っておいたけどとりあえず危なっかしいので、タクシーくるまでこっそり待っていた。
タクシーでということは、車を運転できる家人はいないと思われ、独居もしくは高齢世帯(あの買い物の量から見るにおそらく後者)
何らかのサービスが入っていればいいけど、1人で買い物に来られるというあたりから介護度は要支援かとかそんなことを余計なお世話ながら考えてて、そこから芋蔓式に思い出したんだけど…
多分私が小学校の3年生くらいの時だったかと思う。
隣の町に独居のおばあさんが住んでいて、なんで知り合ったのかも定かではないけど、何故かよく遊びに行っていた。
そこのお宅には本がたくさんあって、貸してくれたし遊びに行けばおやつも出てくる。
それがある日、引っ越すことになったと言われ、あっけなく交流は途絶え…最後に借りてた本を返しに行ったのは覚えてるんだけど、ちょっと記憶が曖昧すぎる。
というか今ならなんとか事案扱いされるんだろうな。
さらに、子供の頃はよく風邪をひいていた私は病院に行く途中にあったパン屋さんに寄って診察の恐怖を癒していた。
あのパン屋も今もう跡形もないんですよね、知らん間に。もしや夢だったのかと思って妹に聞いてみたら
確かに存在していた笑
引っ越したおばあさんの話も聞いてみるか…
今になって勝手な想像は出来るけど、子供と同居することになったからもしくは施設かって話なのかもしれないけど、はるか昔のわずかな交流も、袖擦れ合うも他生の縁ってふと思いまして。
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こうづき行政書士事務所
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