今ネット上で大炎上しているイオンシネマの件でここ数日何か引っ掛かるような気分を感じてだんだけど、モヤるままの書きなぐりです。
件の騒ぎについてはあちこちで情報が出回ってるので省きますが、私個人の意見としてもカスハラモンスタークレーマーのやらかしと認識してる。
今後気にかかるのは、他の車椅子ユーザーが二次被害というか、ひとまとめにした差別を被る可能性があるってことだろうな。
まあなんていうか、この件で色々なこと思い出したのですよ。
こういうのってどちらの立場も大なり小なり言い分もあるんだけど、時を遡って今自分の中で湧き上がっているのは、人間の感情って綺麗なだけのもんじゃないんだよなってことで。
自分が福祉の業界に入ったのもきっかけは思いがけない事件だった。
はじめは初心者あるあるで綺麗事の理論に熱くなってたけど、その出来事は人間の残酷さを自分自身の言動で思い知ることで終わった。
その時我ながら驚いたのが、「人ってここまで残酷になれるんだ」ということ。
現場で関われば関わるほど、人間の汚さや残酷さややるせなさを目の当たりにすることを繰り返して経験を積んでいくような感じですかね…
それが根底にあるから、感情を保っていられるというのもある。ある意味無茶苦茶冷めていくんですな。
必要以上に正義感や思い入れを持ってしまう人が危険なのはそういうところだと思うんですが、つまり本音と建前が激しく乖離していって疲弊する。
話が逸れた。
クレーマー擁護ではないし、むしろ大半の意見とほぼ同じなんですが。
かなりのポスト(当人への返信や引用)を読んだけど、「善意を仇で返されるならもう手伝うのやめる」という内容は少なからず見かけた。
個々が内心思うのみならずこうして意思を表明するかたちにさせてしまったのは宜しくないですよねえ。
世間的には、そんなヤバい人ばかりではないだろうし、淡々と相互扶助でいいじゃないですか、と。
合理的配慮の範囲で。つまりできることをお互いの負担にならない程度で。
親しい間柄なら、また他にできることもあるけどケースバイケースですね。
車椅子やヘルプマークに限らず、明らかに困ってる誰かを手伝うとか助けるとかするときは感謝や見返りを求めず、できる範囲に留めることが精神衛生上良いとは思ってる。
あと、良いことをしたって自己評価も持たないほうが。
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こうづき行政書士事務所
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