コーヒードリッパーを化粧掛けで失敗してしまいました
ドリッパーは難しい。。
この後透かし彫りを入れるので細工の出来る柔らかさの状態での化粧掛けは無理があるのかなぁ。。と
そこで透かしの彫りを入れるのといれないのとではどれくらいお味が変わるのか
厳密に(私レベルで)テストしました
『これを機に』です
10年前に作った穴のないタイプ(左上)と前回作った透かし彫りのあるタイプ(右下)
豆(中深煎り)、手動のミルびき、お湯の量、温度、注ぐタイミングなどの条件は同じです
最初の蒸らし方の膨らみは
透かし彫りタイプの方がモコモコと膨らみます
2回3回と注いで
空気の通りが良いためか 透かし彫りの方が抽出の速度が速いです
温めたうつわに注ぎました
実はうつわの飲み口でも味が変わるかもと思い,2度同じテストをうつわを違えてテストしました
結果は
香り:変わりません
お味:
透かし彫り→フレンチなスッキリタイプ
彫りなし →深みのある コクを感じるタイプ(雑味は感じられません)
仕上がりの温度:
(抽出時に適温まで少し冷ましてから注ぎます)
彫りなしに比べ 透かし彫りの方が冷めやすいです
透かし彫りの方は丁度飲みやすい温度に仕上がる感じ(笑
見た目→好み。。。
一番の気になるお味についてはミルびきするときにもう少し細かく設定すると
注出の速度が変わるのでコク深くもいれられます
今回感じたのは好きな食器を道具として使うときに
少しの工夫で自分好みの仕上がりに出来るって事でした
朝の忙しい時など『抽出後 すぐに飲みたい!』という方には透かし彫りをおすすめ
仕事の合間に『ゆっくり飲みたい』という方には彫りなしタイプをお勧めしたいなぁと思いました
透かし彫りで全滅してしまう作り方はやっぱり悲しいので
次回からのドリッパーは透かし彫りのないタイプに移行して行きたいと思っています