気持ちの良い尾根歩きは長くはなく山頂に着いた。山頂標柱は大きく立派だが風化のせいで何が書かれているか読めなかった。山頂周りではミヤマシオガマの紫とミヤマキンバイの黄色が競演していて、ミネウスユキソウのツボミがそこここにあった。
山頂はだだっ広く腰を降ろしてミニカップのラーメンと抹茶オレを飲んだ。山頂小屋でトイレを借りようとしたら入口が塞がれていた。これでは山ガールは大変だと思いつつ山頂をあとにした。
尾根から見た山形県側
ミネウスユキソウのつぼみ
山頂避難小屋、絵になるねー。
ミヤマキンバイ
ミヤマシオガマと山頂避難小屋
山頂避難小屋と1番の標識
でっかい山頂標柱
三角点にタッチ
ミヤマシオガマとミヤマキンバイが咲く山頂で軽食タイム
ミヤマシオガマと山頂標柱
山形県側の山々を見ながらの軽食
紫と黄色の協演
こちらは宮城県側。一番左のトンガリが泉ヶ岳か?
帰りは蛇ケ岳経由で周回ルートをとる。蛇ケ岳といっても標高は高くなく、そんなに登り返す必要もなく木々に隠れるように山頂標識が立っていた。泉ヶ岳へ続くルートと旗坂へのルートの分岐からは池塘(沼地)の縁にある木道(というより木の板)を下って行く。木道を外れるとズボズボと靴が泥沼に埋まってしまう。ヤバイと思ったら防水加工していたのでキレイに泥沼から脱出出来た。
サヨナラ山頂避難小屋
仙台の街?
泉ヶ岳方面に下る
気持ちいい尾根ルート
ツバメオモト
タムシバとオオカメノキの白色の協演
マイヅルソウとツマトリソウとゴゼンタチバナの白色トリオ
ベニサラサドウダン
木々に隠れた標識
船形山山頂を振り返る
分岐点
こちらの方に下ります
ツバメオモト
ミツバオウレンの群生
ぐちゃぐちゃ池塘
木道から足を踏み外すとズブズブと埋まってしまいます。
池塘部を通過し下ります
登りで歩いたルートに合流しました
登った時のルートと合流してからは森の中を緩かに下る。ハルゼミの声は朝よりも静かで、代わりに「ポポ、ポポ」とツツドリの声が響いていた。梅干しとレモン果汁を頻繁に飲み水分補給も意識したせいか、ほとんど足が攣ることがなかったが、さすがに終盤は疲れた。駐車場にたどり着くと車が端のほうまで止まっていた。
登山口に戻ってきました
振り返って
駐車場
4月に笹倉山登山のあと利用した台ヶ森温泉で汗を流し、お馴染み国見SAで夕食を食べようと食券を買ったが、テーブルに着くと食券が無い。ズボンのポケットや財布の中まで見たが食券は見当たらない。仕方なく厨房に「先ほど食券を買ったのですが」と事情を話しながらズボンのお尻ポケットに手を入れたら食券はそこにあった。
帰宅後ヤマップで蓼科山を見てみたら、自分の予想通り曇り空で八ヶ岳は隠れていた。天気図を見る目が養ってきたかなと思いながら、程よい疲れを感じつつ、チューハイをグビリと飲むのであった。
それでは最後に山頂からの景色を動画でどうぞ
-完-