八幡平(1,614m)秋田県・岩手県 日本百名山・東北百名山

 

 

1h13m スピード(登り195m/h 下り-283m/h) 

     累積標高差(登り79m、下り-86m)

 

 

八幡平のドラゴンアイが開眼しているか否か?無料駐車場に空きがあるか?など気にしながら安代インターに乗り松尾八幡平インターで降りる。ガソリンが少なくなっていて、インターを降りたらガソリン(自分の場合、軽油)を入れたいと思っていたが、ガソリンスタンドがない。残りのメーターからは充分走れるが、このあとガソリンスタンドを探さなければならないと思ったら落ち着かなくなった。そんな気持ちのままアスピーテラインを登ってゆく。そして無料駐車場に着くといくつかスペースを見つけることができた。11:30ころに着いたのでもうすでに帰った車があったのだろう。これは計算内。

ストックをスノーバスケットがついたLEKIに替え、チェーンスパイクをリュックに入れて駐車場をあとにする。車道の片方には3mくらいはありそうな残雪が残っている。道行く人たちは登山者より観光客の方が多そうであり、中国人か台湾人か、中国語を話している人もそこそこいる。入山しまずはドラゴンアイの鏡沼を目指す。すぐにルートは残雪に覆われて歩きづらそうな観光客がいる。基本登りなのでツボ足で進む。残雪に目印代わりの赤い旗が刺さっていて迷うことはない。

 

11:30頃、無料駐車場に到着

 

 

無料駐車場と岩手山

 

 

入山

 

 

まずはドラゴンアイに行く

 

 

山頂まで近いです

 

 

残雪現る

 

 

まだ冬の様相

 

 

観光客に混ざって歩く

 

 

少し進むと目的の鏡沼に着く。さて、ドラゴンアイはまだ開眼していなかった。ここ数日寒気が入り寒い日が続いてしまったのが予想を狂わせたようだ。それでも目玉の周囲の水の色は青空を映しキレイだ。観光客に混ざり自撮り棒で写真を撮ったりスマホとデジカメを何度もとっかえひっかえして撮る。ある程度気が済んだところで山頂に向う。すると直ぐにメガネ沼が現れる。ここは鏡沼と違い翡翠色の雪解け水が溜まっている。通称「ドラゴンの涙」というらしいが、まだ観光客にはその名前が浸透していないのか、こちらまで見に来る人は少ない。メガネ沼から残雪の上を少し歩くと八幡平山頂の展望台に着く。早速展望台に上がり展望を・・と思ったが霞んで遠くの岩木山は見られなかった。

 

ドラゴンアイ(鏡沼)に到着。まだ中央の残雪は溶けてなかったです。

白内障の目。向こう側へ行きます。

 

 

ぐるっと回ってきました。ここからだとドラゴンアイの全体が見られます。

 

 

スマホの写真

 

 

ドラゴンの涙(メガネ沼)

 

 

奥にドラゴンアイ、手前がドラゴンの涙

 

 

山頂に向け進みます

 

 

もう少しです

 

 

山頂に到着

 

 

展望台から。岩木山は見られず。

 

 

観光客に撮ってもらいました

 

 

山頂からぐるりと周回して戻ることにする。ここでストックを取り出し残雪を突きながらガマ沼、八幡沼を見つつ駐車場に下るアスファルト道まで来ると、そこからは雪が溶け道は乾いていた。1時間くらいで周回した。

 

ガマ沼と岩手山

 

 

八幡沼

 

 

駐車場に向け歩きます

 


残雪と駐車場と岩手山

 

 

道は乾いてます

 

 

岩手山を前方に見て下ります

 

 

山頂レストハウスでお土産をカゴに入れてレジに持ってゆくと「現金しか使えません」とのこと。そんなに持ってないよー。結局そこでは山岳同盟諸君への「ドラゴンアイビール」だけを買い車に戻った。

 

有料駐車場から無料駐車場まで歩きます。道路左手はまだ高い雪の壁。

 

 

アスピーテラインの途中から岩手山を眺める。高速道路から見る山の形と違います。

 

 

ガソリンを気にしながらも八幡平ハイツで汗を流しました。

 

 

立派なホテル

 

 

しかし今回はここでホッとしてられない。ガソリンスタンドを見つけなければ。しかしナビにあるスタンドは二つとも廃業しているようでそのかけらもなかった。「八幡平ハイツ」の日帰り温泉で汗を流し、いったん松尾八幡平インターに乗って次の西根インターで降り、インター近くのスタンドで満タン給油した。今回も東北観光フリーパスを使っているので高速道路乗り降り自由なのがうまくいった。滝沢PAで遅めのランチを取った後、ほぼノンストップで帰宅した。

 

遅めのランチは滝沢PAの半田屋の魚介つけ麺

 

 

一度カーナビがバグって勝手に再起動するハプニングがあったのは、きっと太陽フレアの影響かもしれないと思うのであった。

 

                  -完-