「あけら山」から青麻山に戻っている時、向こうからソロの男性とすれ違った。

話し好きなようで「上はカモシカの足跡で、下はイノシシ」だと教えてもらった。そして彼のはるか樹上の木の上を、大きな羽を広げた鷹が旋回していた。再び青麻山山頂に戻り、太平洋を見下ろせる場所に陣取り軽食を取った。腰を下ろした時、先ほどすれ違った男性も戻って来てオレの視界を遮るように立ち、ここでも色々話しかけてきた。

 

枝が氷に包まれている。雨氷というらしい。

 

 

こんな形の氷があるし・・・

 

 

木の芽を包み込む氷もある

 

 

再びあけら山山頂に到着。行きでは気づかなかった標高の標識を見つけた。

 

 

木々の間から青麻山を見る

 

 

あけら山を下ります

 

 

霧氷が太陽の光に当たってキラキラしていました。

 

 

青麻山に再び登頂。三角点を見つけるの忘れていた。

 

 

この景色を肴にランチタイム

 

 

昔はこの山ももう少し見晴らしがよかったとか、あのピークが鹿猪山だとか、オレが先ほど引き返した先の急な下りを降りたところからは蔵王連峰がずらりと見渡され、ベンチもあることなど、自分の知らないことをいろいろ教えてくれたので彼の話しに付き合った。カップうどんを食べ終わり抹茶オレとあんパンを食べ始めたら「じゃ、先に下ります。あちこち沢があるから気を付けて」と言って去っていった。自分もその後、彼のあとを追うように周回コースをとって下った。

 

この山であった男性が教えてくれたのには、中央右の微かなとんがりが鹿狼山、中央左の白くなっているのは新地町の火力発電所の煙。

 

 

さよなら青麻山山頂

 

 

登りと別のルートを下ります

 

 

急な斜面もあり最後までアイゼンは付けたままだ。時々「電波塔まで〇〇Km」という標識があって、その電波塔まで下ったら、そこは朝一に間違って車で上がってきた登山口だった。という事は、後はこのアスファルトの林道をぐるっと回りこむのかと覚悟を決めた。

 

こんな標識がいくつかありました。電波塔が気になります。

 

 

白石市の街を見ながら下ります

 

 

狭い場所もあり

 

 

電波塔が見えた!

 

 

おおーここは…

 

 

ここは朝一に迷った場所ではないか!?タイヤの跡は自分の車のものです。

 

 

振返って青麻山

 

 

林道は来たときよりもかなり雪が解けていたので、ここでアイゼンを脱ぐ。

しばらく林道を下ってからヤマップを開くと、ルートをかなり外れていたのに気づいた。再び林道を登り返しヤマップで確認すると林道から雑木林へと入る場所があってそこに人の足跡があった。

雑木林の道は雪が残り滑りやすかった。送電線に沿うように歩き、やがて急な斜面をつづら折りに下る。気を抜くと滑るので、この日ここが一番怖かった。こわごわ下り続けると登山口駐車場近くに出た。もちろん登山口には自分の車があるだけだった。

 

アスファルトの林道は雪が解けていた

 

 

遠くにスキー場?

 

 

林道を下りすぎて、再び登り返しヤマップで確認すると、ここを入るらしい。

 

 

鉄塔を越える

 

 

分かりづらいが、九十九折りの下り坂。ここが一番気を使った。

 

 

林道に出ました。振り返って。ここを降りてきた。

 

 

車で温泉に向かう途中、青麻山が見えました。

 

 

「小金川温泉」で汗を流したが、週末のせいか多くの客でにぎわっていた。

お湯は鉄分が多いようで赤茶色に濁っていた。その後通しで営業している中華料理店を昨夜調べておいたので、そこまで向かうと休業中だった。仕方がないので高速に乗って国見SAで早めの夕食をとって帰宅した。思いのほか量があった食事に満足しつつ、今回、引き返した場所をもう少し進めばよかったかなと、少し残念に感じていた。

 

「黄金川温泉」賑わってました。

 

 

帰りの国見SAで食べた「山海そばとミニソースカツ丼」1,250円

蕎麦にはキノコが沢山、エビのかき揚げがついています。

もうお腹いっぱい。

 

 

では最後に青麻山の山頂の風景を動画でどうぞ

 

 

                -完-