4月28日に南相馬市の国見山を登り新・うつくしま百名山を完全踏破した。そして職場の山岳同盟の面々が「祝賀会をやるぞ!」と計画してくれ、7月20日(土)、高籏山のふもとにある「バン源田」にて1泊の祝賀会を行った。
バン源田は、古い歴史があるも10年ほど前に建て替えられきれいな造りの旅館です。
まずは各々旅館に集まり最初にオレが入館。一番いい場所の布団をゲットした。
2階の和室に通された。すでに布団が敷かれていたので、一番いいポイントをゲットした。館内、室内ともまだ新築の香りがする。
部屋からは真夏の青空が広がっているのが見られる
その後、顧問、師匠、最後に飲み物の買い出しをしてくれた部長が合流した。全員が温泉から出たところで部屋で冷えたビールで乾杯。真夏の暑さなのでビールが旨い!
そのまま18時の夕食で食堂に流れ込み、改めて生ビールを注文し、顧問が挨拶する「奴隷よ、お前は自分の身分を考えず仕事が忙しい我々を差し置いて、勝手に山登りに行き、勝手に福島の百名山を完登した。悔しいがおめでとう」と怒られているのか褒められているのか釈然としないまま「かんぱーい」となり、おもむろに薄笑いしている部長から、手作りの記念証を頂きこれには大感激!!!今までほとんどソロで登っているが、その記念証には数人やパーティで登った時の写真がいっぱい並んでいて、一つ一つを老眼の目でじっくり見ていると懐かしさがこみあげてくる。ウルウルしているオレに「若者」から「師匠」に昇格したN君が、オレが買って貸しておいて忘れていた山の雑誌を3冊プレゼントするかのように返してきた。なんて奴だ。
その後おいしい料理に舌鼓を打ちつつ、持ち込みの日本酒2本を開け、焼酎を瓶で買って顔が真っ赤になった所で千鳥足で部屋に戻った。
山岳同盟から頂いた記念証
郡山名物、鯉の甘煮を始め和牛の陶板焼きから始まり・・・
鯉の洗いのカルパッチョ
こちらも郡山名物のグリーンカレー
他にもエビとホタテの料理があって(撮り忘れ)、最後は締めのそばとシソおにぎり
部屋に戻ると部長が部屋を強引に薄暗くして、持って来た山関係の文庫本を朗読し始めた。顧問と師匠は「もうでもいいもんね」と横になっていたが、オレだけが真剣に聞きながらもあくびをこらえられなかった。3回目のあくびで「こら!!!奴隷!!!」と素早い動きでオレの顔にお盆を持ってぶん殴り、そしてすぐにその場で横になったかと思うと、大いびきをかいて寝てしまった。
他三人も部長の朗読のお陰で眠くなり、全員夜10時前には布団の中に入った。どのくらい時間がたったか、しばらくして畳の上で寝ていた部長が、自分の布団に入ろうとして、間違って師匠の布団に入ってきた。耳栓していたのであまり事の真相は分からないままどうにか自分の布団に入って、再び高いびきをかく部長だった。
-完-