「 女子に続け! 男子バレーアジア大会決勝進出、韓国に逆転勝ち!! 」
< アジア大会・男子バレーボール準決勝 >
・ 日本 3(25-27、21-25、25-19、25-20、15-12)2 韓国
全日本女子バレーボールが世界選手権で感動の銅メダルを取った、影で全日本男子は開催地がイタリアとは言え、地上波での放送はなし。何も話題にならず2次リーグ敗退(1次リーグも綱渡り…)と女子とは雲泥の差だった。植田監督就任以来、猛練習とチームの和で北京五輪アジア予選に勝っての植田監督の大の字パフォーマンスは記憶に鮮明に残っているが、それでもバレーボールは女子とマスコミが見放す状態…
そんな中のアジア大会だったが,予選リーグでインド,韓国に負け嫌な流れだったが,準々決勝でホームの中国に勝ち,今日はBS‐NHKながらゴールデンタイムの生放送での韓国戦だった.是が非でも負けられない所だった。
試合は1,2セットは韓国の攻めのサーブと伝統の守りに苦しめられただけでなく、日本のサーブミス、コンビミスが多すぎた。日本は高さでなくセッターの技術がブラジル辺りと比べると差がありすぎる…。2セット連取され後がなくなった全日本だったが、3セット以降は韓国のサーブミスが多く、日本はBクィックなどのセンター線を使い出し流れ出した。相手のミスにも助けられた薄氷をふむ想いの勝利だが、本番は結果が大事。決勝のイラン戦はサーブで攻め、ブロックで攻めるバレーが見たい。頑張れ全日本男子バレー!
<セッター>
5、宇佐美→身体能力が高く期待されているが,スパイカーの事を考えないトスが多すぎる。もう限界か…
4、菅 →筑波大の時から堅実さが売りでポスト朝長と期待されたが、今日はトスの安定感がなかった。
*このポジションは女子もそうだが一番人材がいない。
高さのある阿部(東レ)、サーブの良い吉田(サントリー)、若さの岡本(サントリー)、深津(JT)あたりか…
それでも以前の真鍋や下村、成田のような安定性あるセッターはいないなあ…
<スーパーエース>
13、清水→今日はトスが割れたり低かったり可愛いそうだった。最後はすく決めた。サーブは強気で!
8、上場→清水と同じサウスポーで初めて生で見た。センスは感じる。パワーと巧さを兼ね備えろ!
*清水は頑張っているが、世界に行くと絶対的な高さがない。しかし、ここは人材どころか絶対数がいない。
名前が出てこない…筑波大1年の2M出来田に期待したい。
<サイドアタッカー>
18、米山兄→低身長ながらすっかりレギュラーの座を確保した。巧いがスパイクが軽いので拾われている。
16、石島 →1セット目は大活躍だったが相変わらず波がある。それでもサイドだがブロックは一番巧い!
14、福澤 →相変わらず跳躍力は素晴らしい。課題の二段トスに成長の跡がイマイチ見えない…
*このポジションは競争が激しい。今回は出てないがサーブとスピードが武器が越川、レシーブとブロック力が ある北島(堺)、勝負強い米山弟(サントリー)そして次代のスター東海大4年の八子が控えている。
自分が好きだった甲斐(豊田合成)の復活はないか…
<センター>
9、富松 →こちらも低身長ながらレギュラーの座を確保。ブロック、サーブ共に安定している。
12、山村 →スパイク力はあるが、相変わらずブロックの横の動きが遅い…読みを富松並に!
6、鈴木 →ピンチブロッカーで良い仕事をしていた。以前より表情がぐっと良くなった。
*ここのポジションも世界的にはメチャクチャ弱い。横の動きの遅さ、読みの甘さは欧州や南米の選手とは比べ ると差がありすぎる…富松が頑張っているが欧米との戦いになると高さ不足。次の世代も一番苦しいポジショ ンだ。攻撃力がある松本(堺)、ムードのいい篠田(東レ)、巧さの白澤(パナソニック)、数少ない2Mの順天堂 大1年の伏見にも期待したい。ビーチの朝日のカムバックはないか?
<リベロ>
3、永野 →ムードがありトスの上手な選手だが、流れを変えるほどのスーパーレシーブはないなあ…
*今までの守護神・津曲(サントリー)、闘志あふれる田辺(東レ)、大学時代から注目されている酒井(JT)あたり か?順天堂大から東レのリベロ目指す渡辺、日体大主将の名内に期待。