順天堂大優勝! 10 全日本大学バレーボールの結果!! | 蒼の憧憬を求めて~旅・麺類・駅伝・中日ドラゴンズ~ 

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         「     順天大堂大優勝! 10 全日本大学バレーボールの結果!      」
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<優勝> 順天堂大
 
 今年無敗で昨年敗れた東海大に準々決勝で勝った順天堂大がそのまま勢いに乗り優勝。
蔦宗監督のスリーセッターシステムの良さはまだわからないがブロックシステムはベスト4の大学の中では群を抜いていた。それと渡辺兄弟と樋渡主将の3人でレセプションをする布陣はなまら安定していた。
江別中央中時代から活躍している渡辺俊介は低身長ながら切れあるスパイク、レシーブだけでなく、セッターとしても安定しており、チームの要として優勝に大きく貢献した。東レではリベロとして田辺との争いが注目される。 順大は3年の伊藤というエースにセンターの1年210㎝の伏見らが残るがゲームを作っていた渡辺らが抜ける来年が勝負となる。伏見はまだまだ時間がかかるが時々大きいトスも打たせて育てようとする意図がチームに見えるのは好感が持てる。スパイクは結構良くなると思うがブロックの判断と横の動きのスピードをどのくらいつける事ができるかが全日本で活躍するカギとなるだろう。背だけでなく顔も背中も本当に大きかった…
 
 
 
<準優勝> 中央大学
 
 エース千々木のフォーム、高さは、八子(東海大)が負けていないベスト4の中では群を抜いていた。
守備力、ブロック力を磨き、米山兄弟のような勝負強さを身につけ全日本入りをアピールしてほしい。
セッター高橋駿、リベロ高橋賢の安定さも良かったがこのチームで一番印象に残ったのが主将の山本拓矢。
 控えだがタイムの時はチームに的確な指示を与え、チームを鼓舞し続け、彼がピンチサーバーででると、ジャンプサーブで必ず崩し、つなぎにフォローに大活躍し、必ず+をもたらしていた。素晴らしい主将だった。
少しブロックを含めたセンター線が弱い感じたがエースとセッターが最上級生となる来年は勝負の年だ!
 
 
 
<3位> 筑波大学
 
 以前から都澤監督の考えと落ち着いた筑波大学のユニフォーム、裏方の4年生がしっかりチームを盛り上げるカラーが好きで大学バレーは筑波大学が好きだった。加藤や甲斐、北島らで黄金時代を築いたが、ここ数年は結果も出せず今年の春は二部に落ちどうしんだと思っていた。
そんな中、有望な1年の出来田や久原らが加入し、久々のセンターコートに立った。
 まず都澤監督がげっそりやせていたのがびっくりした。病気でもしていたのか!?低迷に関係あるのか!?
まずエースで主将のジャイアン椿山。あまりに精神的にムラがありすぎ、目は泳ぐ、手癖は悪いととても筑波の主将には見えずミスも連発していた。中大戦も彼が普通に決めていれば勝っていた試合だ。
それどろか、中大のアウトのサーブをよけずに当たる凡ミスをしたり、サーブ順を間違えるなど中学生以下のミスを繰り返していた。的確な指示を出していた中大の主将とは好対照だった…。
 3決の大商大戦は1-2と追い込まれながらもエンジンをかけない椿山をあきらめ,同じ4年生の山根を投入すると雰囲気が良くなり流れが変わった。それでも何回もマッチポイントを奪われたが、椿山をコートに入れずに我慢し、佐々木の渾身のスパイクと久原のサービスエースで4セット目を奪った。5セット目に椿山の直談判でコートに戻し、やっと本来の力を取り戻し快勝と思われたが、最後もマッチポイントを主将に決めてもらおうとセッターの矢野は椿山にトスを上げるがバックアタックのラインを2回越える反則を犯し、最後は相手のサーブミスで終わる3位になった。この主将のジャインアンぶりには周りも疲れただろう…見ているだけで疲れる選手だった。
 しかし、苦しみながらも3位をもぎ取ったのは大きい。レギュラーで抜けるのは4年生ではこのジャイアン椿山だけ。1年生の出来田がセンターからスーパーエースになる可能性もある。中学、高校は大きいトスも打っていた。彼は将来の全日本で活躍するので今から守備もさせたい。ただチーム事情からいくとセンターかな…もちろん前衛ではセンターは最も大事なポジションで重要視しないといけないが後衛で守備と攻撃面も出来田には磨いてもらいたい。大黒柱の3年佐々木、2年矢野・李、1年の前田らが残り黄金時代を復活させる予感がする!
 
 
 
<4位> 大阪商業大学
 
 ここも吉田兄弟、川村、久保、岩田ら菟田野中→大商大付属ラインの選手が活躍していた時代は強かった。
久しぶりに見た大商大は上野監督がいなくなり、チャラチャラ感も少し感じた。越猪、蔵本とサイドのテクニックは素晴らしかったが、センターからの攻撃はほとんどなく、ブロックも筑波の速攻を全然止めることができず個人技でやっているようなチームになっていた。3決の最後の5セット目も筑波もメンバー交代ミスでセッターがいない状況にもかかわらずサーブミス。最後もサーブミスと今の大商大を象徴するような負け方だった…。
 
 
 
*・女子は東海大があと一歩に迫りながら決めきれなかった。特にサーブで崩せなったのが痛い。
 ・東海大の主将でセッターの山口かなめ(170㎝)さんが巧い。しかもカワイイ!鹿屋のセッターも巧い。
 ・鹿屋体育大の4番の選手がサービスエースを取った時、武藤のラブポーズしたのは好感が持てた(笑)