「 63kg級爆発!! 大和vs久保の名勝負 K-1 MAX WORLD MAX 」

<63kg日本トーナメント・リザーブファイト>
1,○宮田 和幸 vs 渡辺 一久● 3回 判定 3-0
テレビ中継は第5試合で63kg級リザーブファイトのこの試合をスタートに持ってきた。
つかみは破天荒な渡辺に任せたという所か。DREAMでいうミノワマンの役割だ。
対する宮田はダビデ像のような鋼の肉体がメチャクチャカッコイイ!今回立ち技での挑戦は意外だった。
試合は渡辺のいつもの破天荒ぶりは陰を潜めたが、ローキックでやられる試合内容は相変わらず。総合ファイターにこのザマだは今後は厳しいかも。宮田もほぼ勝利を手中に収めたと思ったらガードが甘くKO負け寸前の渡辺のパンチであわやKOされる所だった。何とか逃げ切り、宮田は一つステップアップした。総合で頑張れ!
<63kg日本トーナメント準々決勝>
2,○松本 芳道 vs 上松 大輔● 3回 2分45秒 TKO
以前からテレビに取り上げられK-163kg級の顔として活躍していたアグレッシブな上松に、冷静な試合運びが光った松本の戦い方が光った。負けはしたが守りに回らず攻める上松のファイトスタイルはいいのでパワーアップしてリベンジしてほしい。
3,○久保 優太 vs 尾崎 圭太● 3回 判定 3-0
今回の優勝候補の久保の登場。
魔娑斗が訪問時は低姿勢だったがいざリングに上がると眼光鋭い眼力のある22歳の青年だ。
対する尾崎はテコンドーの経験がありトリッキーなファイトが身上だが、久保のリーチの長さ、スピード、パワー、ディフェンス力とすべて久保が上回り、尾崎は何もできなかった。強い!
4,○大和 哲也 vs 裕樹● 1回3分3秒 KO
久保が強いと思ったら、もう一人の22歳の大和はパンチで1回KOの鮮烈デビューを飾った。
久保の華やかさには負けるが、パンチ力が大和の方が凄い。これまた凄い22歳の登場に盛り上がってきた!
5,○才賀紀左衛門 vs 石川 直生● 3回 判定 3-0
今回一番舌戦があった注目カード(紀左衛門の一方的な口撃だったが…)だった。
紀左衛門はK-1甲子園で露出があったが石川はキック界のカリスマとして名前は知っていたがファイトは初めて見るので楽しみしていたが…なんとダイジェスト扱い。Dynamite!!出場を夢見た石川は地上波とは縁のない男だ。それでもこの試合は流して欲しかった…
6,<70kg級世界トーナメント1回戦>
○長島☆自演乙☆雄一朗 vs アンドレ・ジダ● 3回 判定 2-0
コスプレファイター自演乙は今や魔娑斗引退後のMAXを牽引している広告ファイターのような存在だったが
日本予選を全試合KOで実力も伴ってきた。それでもジダは強敵だと思ったが渡辺同様、ジダのファイトがおとなしくてイマイチな試合だった…この試合より才賀vs石川を見たかったなあ…
7,○佐藤 嘉洋 vs 山本 優弥● 3回 判定 3-0
魔娑斗の後の日本人№1を決める戦いはお互いレベルアップし、お互いの意地が爆発し、熱戦になった。
佐藤のリーチの長さと戦いぶりは和製セーム・シュルトみたいで好きになれないんだよな…かといって山本が世界のトップって感じもしないし…やっぱり魔娑斗は偉大だったんだなと実感してしまう戦いだった…
谷川さんはこの戦いを絶賛していたみたいだけど、俺には魔娑斗の解説の方が上に感じる。。
<63kg級日本トーナメント準決勝>
8.○久保 優太 vs 松本 芳道● 1回 1分21秒 KO
1回戦は余裕の判定勝ち。2回戦は凄かった。
戦慄のハイキックでのKO劇はミルコやピーターアーツを彷彿させた。
ここまでは久保を中心に回っているように思えたが…
9,○大和 哲也 vs 才賀 紀左衛門● 2回 2分13秒 KO
久保が強さを見せると、それを上回るのが大和。
1回戦に続き、今度は波に乗る才賀を前のめりにさせるKO劇。これで22歳対決が俄然盛り上がった!
才賀も21歳と若い。この二人に追いつけ追い越せで頑張って欲しい。まずはHIROYAにリベンジだ!
<63kg日本トーナメント決勝>
10,○大和 哲也 vs 久保 優太● 3回1分26秒 KO
二人の勝ち上がり方が文句のつけようがなく、見る方としてはメチャクチャ盛り上がった。
キックを武器に目力があるスター候補生の久保に、武骨なイメージでパンチの強い大和。個性もお互い際立ち舞台は揃った。1Rは完全に久保のスピードと殺気が上回りダウンを奪い新しいヒーローの誕生シーンが目に浮かんだがKO寸前の大和が終盤驚異的な反撃に出たのがこの試合の流れを変えたと見た。
2Rから打ちあいに応えた久保も素晴らしいが(勝ち急いだかもしれないが、この姿勢はヨシ!)
大和の挽回。そしてまさかの逆転KO劇はドラマのように凄かった。この22歳の若者の目の輝き、攻める気持ちが素晴らしい試合となり近年低迷していた日本の格闘技界に光が見たような大会になった。鉄は熱いうちに打て。彼らにすぐに次の舞台を作ってほしい。
世界に羽ばたけ、大和&久保!!
<MVP> 大和 哲也…文句なし。終盤の逆転劇は見事だった。世界を狙って欲しい。
<殊勲賞>久保 優太…これまた文句なし。ヒーローになり損ねたのは神様が与えた試練。世界を狙え!
<敢闘賞>才賀 紀左衛門…誰が何と言おうと大会を盛り上げた功績は大きい。二人に負けるな!
<技能賞>クラウス …魔娑斗は引退したがライバルのクラウスは自演乙、中島と実力の差を見せつけた。