6月の想い出…ねるとん紅鯨団出演!!(撮影編) | 蒼の憧憬を求めて~旅・麺類・駅伝・中日ドラゴンズ~ 

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             「      6月の想い出…ねるとん紅鯨団出演!!(撮影編)        」
 
 
 蒸し暑い蝦夷梅雨が続くと思ったら6月が終わり7月に入った。早いなあ。
去りゆく6月の想い出と言えば二十歳の記念に出演したねるとん紅鯨団!
当時は視聴率20%超えの大人気番組だった。二十歳の自分は埼玉県の大学3年生だった。
 
 当時の状況は半年前位から学内に一目惚れした子がいた。
1つ学年が下で、自分とは違う学部でテニス部の色白で目がウルウル系のカワイイ女の子だったが、
何せ学年も学部も違うため、顔を見るのすら1週間に1回あるかないか。
友人のツテも知り合いがなく、どうすることもできなく半年が過ぎ自分自身に腹が立っていた。
(何とウブな人間だ…)それに右肩を痛めていてイライラした毎日を送っていた。
当然の土曜の夜は一人か男友達とねるとん紅鯨団を見ていた。そんなある日,友人3人でテレビを見ていた時。「お前出てみろよ」「お前が出ろ」と有りがちな会話になった時、イライラしていた自分は
「俺が出る」と口走ってしまった…。それでもペンは走り翌日には葉書を郵便ポストに投函していた。
 2週間位して、葉書が返ってきてオーディションへ。
かなりの人数が来ていた。改めて人気の凄さを物語っていて「これは選ばれないかも」の現実的な感想しか
覚えていない。なので面接で何を聞かれたかもよく覚えていない。
 数週間経っても何も連絡が来ないので記憶から消え去りそうなった時に電話が来た。
電話では「秋川渓谷(奥多摩)でキャンプをしながら収録をします。日にちは明日と急ですがよろしいですか!?」
との電話。ちょっと急すぎるなと思ったけど、これを逃したら次はないと思い、二つ返事で了承。
 
 次の日の朝、東京都内の某所に朝集合。
男供がゾロゾロいた。マイクロバスみたいのに乗って現地に向った。
人見知りの自分は最初誰にも話し掛けられなかったが、近くの東大卒の薬剤師が話し掛けてきた。
東大生とは思えない明るい人でそれはそれは良かったが、なんとなく乗れない自分がいた。
二十歳の自分が若いなあと思う18歳トリオが後部座席で緊張感なく話に盛り上がっていたのが記憶にある。
 どの位乗ったが忘れたが、秋川渓谷に到着。初めて来た場所で、東京の割に自然たっぷりで
川も綺麗だった。ここまで女性陣とは御対面はまったくなし。本当に御対面までは顔を合わせなかった。
ここでやる気のなさそうな木梨憲武が登場。出演者のインタビューが始まる。
ここからは木梨は表情がガラっと変わりテレビモードに変わった。この辺の切り替えは早い!
ちなみに犬を連れてきた時である。
自分は「将来〇〇になりたい」と言ったので〇〇を英語でそれに自分の名前をつけて呼ばれることになる。
ちなみに好きな女性のタイプは当然、河合奈保子!…でなく何と斎藤由貴。
何か昔から河合奈保子って言うと巨乳好きがバレるのが怖くて公言できなかった(笑)
なのでその当時「ハイスクール落書」というドラマに出ていた斎藤由貴を何となく書いてしまった。
ゴ・メ・ン・ナ・サ・イ・河合奈保子… だいぶ時間も経ち昼過ぎだと思う。
 
 そして御対面!
ここから自分もスウィッチが入り、ドキドキよりワクワクモードに入った。
じっくり見渡した(それがわからないように)15vs15は異様な空間に。しかし、いない…。
パっと見た感じ、自分の好みがいなかった…もう一回じっくり見ようとしたら、時間切れ。
インタビューでは一番派手な一番人気の女の子の名前を言っていた。
この時点では、もちろん誰が自分の名前を出しているのかもわからなかった。
 
 さあフリータイム!
カレーライスを作りながらキャンプをしようとするもの。最初、自分は真面目に働いていた。
2、30分は誰とも話していなかったと思う。ヤバイ空気が自分自身に流れる。またも人見知りパターン!
これはダメだと思い、調理場で「何か手伝う事ありませんか!?」と言うと周りはクスクス笑う声。あれ!?
 そこに「 私と一緒に水を汲みに行きましょう! 」と女性が声を掛けてきた。
その人は御対面の時,誰かが指名して,その時木梨が「あの子のスリーサイズは上から90‐60‐90なんだよ」
と言うと男性陣からおお~とどよめきが起こり,当然自分もそそられたのは言うまでもなかった。
なので,心の中でやったーと叫んでいた。
水を汲みながら、ごくありふれた会話して、笑顔のカワイイ、話易い人だなと、さらに好印象を持った。
戻ると彼女だけでもいいかなと思ったが、ここは経験と思い、それ以外の人とも会話をする。
( この短い行動が後でテレビにばっちり撮られているとは… )
看護婦さん、一番人気の派手な子(これはバスの中で仲良くなった東大生が自分と近所という事で
紹介してくれた)、ラジオのパーソナリティさん、女子大生、自分を第一印象で良いと言ってくれた人など
話をしていくうちにやっと調子がでてきた。
 
 それでも自分は90‐60‐90の人が良かったので時間の半分以上は彼女といた。
男性陣では旅館の若旦那と仲良くなり,2人で話しこんでいると自然に男女6人位のグル-プができていた。
カレーが出来上がり,美味しく会話をしながら食べた。味は少し薄かったかな(笑)そんなことはどうでもいいか。その中に年上でラジオ局で勤めているの色っぽい人が盛んに自分に話しかけきた。中でも座っている状態で
「 私のあそこ見てたでしょ!? 」(確かに一瞬は見たけど…)と挑発とも言える言葉とウインクを
はっきり覚えている。こういう会話って蒼い自分はしたことがなかったので,新鮮で年上だが今までに接したことがないタイプの人だったのでメチャクチャ興味はあったが、もう自分は90‐60‐90の人に気持ちが固まっていた。
それとは違う所で男子一番人気の18歳トリオを中心にテントの中で盛り上がっていたみたいだ。
 自分はその子を持参してきたグローブ二つを持って河原でキャッチボールに誘った。
これはもちろん自分がテレビを意識をしたアイテムで、後でバッチリ映っていた。
合コンとかしたことがなかった(今でもした事がない)ので
メチャクチャ楽しいフリータイムが終わった。あっという間だった。
 すると彼女が自分にタオルを渡し、「 そのまま持っていてね 」と言ってくれてた。
自分の中ではこれが希望から確信に変わった瞬間だった。だいぶ陽が暮れていた…
 
 そして告白タイム!
今までとは違い、やっと男性陣に緊張感がでてきた。
しかし、今回は何と最初の6人が早々と撃沈し、ゴメンナサイを食らってしまった。
ラジオのお姉さんは3人に告白されながら、しっかりゴメンナサイをしていた。
男性陣に重苦しい空気が流れる中、木梨の顔を見ていると自分に御指名がかかった。
 胸を張って告白した。競合相手はナシ!
セリフは「もっともっと会いたいです。もっともっと話たいです。俺の良きパートナーになってください!」臭い!!
そんな臭いセリフに気持ちを込めて右手を差し出し,頭を下げると,柔らかい手が握り返してくれた。
やった~!やった~!!男性陣に向って派手なガッツポーズ!この感激は今でもはっきり覚えている
彼女は木梨のインタビューに「 真面目そうな人だから」 と答えていた。男女両方から拍手をもらう中、
河原を手をつないで歩き,少し離れた所で続きを見ていた。この時の自分ははっきり言って浮かれていた(笑)
 
 その後も撃沈が続き、一番人気の男子と3名が一番人気の派手な子(キャンプ組)所に行ったが、これも撃沈。
最後に一人と旅館の若旦那が続けてゲットし3組のカップルが誕生した。その3組はエンディングシーンを撮影し、帰りはカップルになった男子のみが荷物を男子のバスに取り行き、女子のバスで帰ることになるが、
ここで今回の撮影で一番インパクトのある光景に出くわことに。その様子とテレビ放映編の続きは明日…