『名号』~第7,819回:球陽寺(コザ本願寺)・歳時記~ | 球陽寺(コザ本願寺)・オフィシャルブログ

球陽寺(コザ本願寺)・オフィシャルブログ

球陽寺(コザ山 ライカム院 球陽寺〈コザ本願寺《沖縄市》〉)は、京都開創・正嘉2(1258)年(鎌倉時代)、沖縄遷座・昭和36(1961)年(開創800年)、『沖縄県最大の石像寺院』・『コザ最古の仏教寺院~コザ長老・コザ大仏・コザ仁王~』の親称があります。

『名号(親鸞聖人様)』

 

『名号(蓮如上人様)』

 

バナーをポチっとお願いいたします!

沖縄人気ブログランキングが上昇します((´∀`))

 

にほんブログ村 地域生活(街) 沖縄ブログ 沖縄県情報へ
バナーをポチっとお願いいたします!

沖縄情報ブログランキングが上昇します((´∀`))

 

球陽寺(コザ本願寺)・ホームページ

 

帰依 剛龍 師・YouTube

 

帰依 剛龍 師・Instagram

 

帰依 剛龍 師・TikTok

 

『名号(みょうごう)』

~第7,819回:球陽寺(きゅうようじ〈コザ本願寺《ほんがんじ》〉)・歳時記~

 

ハイサイ、ウンジョウ、ウブン、ウサガミセービタンヤー(琉球・沖縄方言)?

※訳:こんにちわ、皆様、お食事は、お済みになられましたか?

 

いつも、球陽寺(コザ本願寺)・オフィシャルブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

今日のブログ更新は、前住職(ぜんじゅうしょく)・帰依(きえ) 龍照(りゅうしょう)が担当させていただきます。

 

表題の写真は、『名号(親鸞聖人〈しんらんしょうにん〉様)』・『名号(蓮如上人〈れんにょしょうにん〉様)』です。

 

先日、H家様(沖縄市)・K家様(沖縄市)・A家様(北谷町)より、ご母堂様の一周忌法要(いっしゅうきほうよう)・永代経(えいたいきょう)として、上記、『名号』のご奉納を賜りました。

 

H家様・K家様・A家様、ご奉納を賜り、誠にありがとうございます。

 

当院は、寺院(じいん)・住職活動(じゅうしょくかつどう)、布教(ふきょう)・伝道(でんどう)・開教活動(かいきょうかつどう)の一環として、永代経(えいたいきょう)・ご奉納の門戸を広く開放させていただいています。

 

故に、『沖縄県最大の石像寺院』などの親称があるとのことです。

 

『名号』は、永代経の後、早速、球陽院(きゅうよういん〈阿弥陀堂《あみだどう[本堂〚ほんどう〛]》〉)・内陣(ないじん)の右余間(みぎよま)にお飾りさせていただきました。

 

当初、『名号』は、球陽会館(門信徒会館〈もんしんとかいかん〉)にお飾りさせていただく予定でしたが、門信徒・有縁者(うえんしゃ)・観光客、皆様に限らず、ご参拝(さんぱい)・ご観光の傍ら、一般の皆様にもご拝観いただきたいため、球陽院でのご判断となりました。

 

『親鸞聖人様(承安3〈1173〉年~弘長2〈1262〉年)』・『蓮如上人様(応永22〈1415〉年~明応8〈1499〉年)』、ご両名のご苦労が偲ばれ、大変、ありがたきこと、この上ありません。

 

『親鸞聖人様』は、浄土真宗(じょうどしんしゅう)・宗祖(しゅうそ)です。

 

諡号(しごう・おくりな)は、見真大師(けんしんだいし)様と仰います。

 

『親鸞聖人様』のご功績は、多々あり、『顕浄土真実教行証文類(けんじょうどしんじつきょうぎょうしょうもんるい)』、略して、『教行信証(きょうぎょうしんしょう)』をご執筆されたことでも有名です。

 

『蓮如上人様』は、浄土真宗・中興(ちゅうこう)の宗(そ)です。

 

諡号は、慧燈大師(えとうだいし)様と仰います。

 

『蓮如上人様』のご功績は、多々あり、『御文章(ごぶんしょう)』・・・浄土真宗本願寺派(じょうどしんしゅうほんがんじは〈西本願寺《京都府》〉)では『御文章』、真宗大谷派(しんしゅうおおたには〈東本願寺《京都府》〉)では『御文(おふみ)』・・・をご執筆されたことでも有名です。

 

『名号』は、『南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)』の6文字が一般的です。

 

『南無不可思議光如来(なもふかしぎこうにょらい)』の9文字、『帰命尽十方無碍光如来(きみょうじんじっぽうむげこうにょらい)』の10文字も有名です。

 

『南無阿弥陀仏』の6文字の『名号』は、『六字名号(ろくじみょうごう)』といいます。

 

『南無不可思議光如来』・『帰命尽十方無碍光如来』の9文字・10文字の『名号』は、『九字名号(くじみょうごう)』・『十字名号(じゅうじみょうごう)』といいます。

 

本来、『名号』とは、

 

◎『名』→『体』、一仏(いちぶつ)の尊名(そんみょう〈畏敬の名前〉)を表し、阿弥陀・釈迦(しゃか)・薬師のことをいい、

 

◎『号』→『徳』、諸仏(しょぶつ)の通名(つうみょう〈通称の名前〉)を表し、如来・等正覚(とうしょうがく)・明行足(みょうぎょうそく)のことをいいます。

 

また、『体』を呼び顕すことを『名』といい、『徳』を称え標すこと『号』といいます。

 

つまり、浄土教(じょうどきょう)では、現訳として、

 

◎『名』は、『阿弥陀』となり、

 

◎『号』は、『如来』→『仏』となります。

 

ここに、『帰依』する『南無』を加え、『名号』=『南無+阿弥陀+仏』=『南無阿弥陀仏』と味わいます。

 

沖縄県内では、エイサーという、念仏踊(ねんぶつおど)りが盛んにて、その起源となる、ニンブチャー(琉球・沖縄方言〈訳:念仏者〉)のグソーウドゥイ(琉球・沖縄方言〈訳:後生踊《ごしょうおどり》り〉)には、『南無阿弥陀仏』の『六字名号』が深く関わっています。

 

チューガ、ウンジョウニトゥリマシティ、シェーウェーヤルーヒヤイビーングトゥ(琉球・沖縄方言)。
※訳:今日が、皆様にとりまして、幸せな一日でありますように。

 

※当院は、宗教(しゅうきょう)・宗旨(しゅうし)・宗派(しゅうは)を問わず、無料相談(仏教〈ぶっきょう〉・浄土真宗〈じょうどしんしゅう〉、お仏壇〈ぶつだん〉・お墓〈はか〉、お位牌〈いはい〉・ご遺骨〈いこつ〉、お葬式〈そうしき〉・ご法事〈ほうじ〉・年中行事〈ねんじゅうぎょうじ〉、納位牌〈のういはい〉・納骨〈のうこつ〉、永代供養〈えいたいくよう〉・永代経〈えいたいきょう〉)を受付中(予約制)ですので、門信徒(もんしんと)・有縁者(うえんしゃ)・観光客、皆様のご参拝(さんぱい)・ご観光を心よりお待ち申し上げます・・・「いつも心に南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)を」。

 

※当院の主たる寺号(じごう)『球陽寺(きゅうようじ)』・副たる寺号『コザ本願寺(ほんがんじ)』は、特許庁の登録商標です。

 

※当院は、仏教(ぶっきょう)・浄土真宗(じょうどしんしゅう)に帰依(きえ)することは、勿論、宗教哲学(しゅうきょうてつがく)、就中、『琉球・沖縄学』を研究する東アジア圏固有の寺院立場(じいんたちば)から、仏教・浄土真宗の教義(きょうぎ)・教学(きょうがく)、布教(ふきょう)・伝道(でんどう)、作法・心得と『琉球・沖縄学』の風徳・土徳が相反する場合、両者の基礎研究(純粋研究)・応用研究(比較研究)における学術的・学問的交流の一環と考慮していただきますよう、何卒、ご理解・ご協力を宜しくお願い申し上げます。

 

※当院は、書籍出版・論文執筆・新聞連載・ラジオ出演・講演活動などの寺院・住職活動(じゅうしょくかつどう)、布教・伝道・開教活動(かいきょうかつどう)に取り組んでいます。

 

※電話相談(無料)『仏教(ぶっきょう)・浄土真宗(じょうどしんしゅう)・「琉球・沖縄学」』

担当:前住職(ぜんじゅうしょく)・帰依(きえ) 龍照(りゅうしょう)

☎098-933-6431(午前10時~午後5時)

📱090-9788-4347(午前10時~午後5時)