モロッ子・初マラソン | 写真家・小澤太一の『logbook』

写真家・小澤太一の『logbook』

小澤太一のなんでもない毎日の記録集

本日はモロッ子にとってのはじめてのマラソン大会参加。親子で2km走るコースです。一緒の大会の10kmコースにエントリーした岩瀬さんや、ぼくらを応援にかけつけてくれたINFINITY応援部のみなさんたち。

受付横に飾られている金メダルを見て、『あれ、がんばったらもらえるのかな?』と。あのねぇ、あれは1位にならないともらえないのよ。

謎のキャラクター・『らんな』ちゃんと記念写真。ここしばらくは『たま〜に』マラソンの練習をしてきましたが、今日がその本番。いざ、号砲が鳴って走り始めました。

5歳以上の親子一緒にエントリーできるこの種目。モロッ子よりも大きな子どもたちもいっぱいいる中で結構な勢いで走っていきました。最初の数百メートルは楽しそうに。こんなペースで走り切ったらなかなかのもんだな、と思っていたら……

突如『いたいよぉ』と泣きじゃくり……。そして崩れ落ちていきました。

周りの身長の大きいお兄さん、お姉さんに抜かれていき、次第にモロッ子よりも身長の小さな子たちにもどんどん抜かされていきます。『もうはしれない!おなかもすごくいたい!』と泣き叫ぶモロッ子の話を聞きながらも『棄権するまでのことでもないな』との判断。

 

『歩いてもいいから、自分の足で歩いて最後までいきな。みんな待っているから。』と泣きじゃくるモロッ子をなんとか奮い立たせながら一緒に歩いていきます。

堤防の上には、すでに走り終わった子どもたちが帰っていたりもしましたが、そんな親子たちも泣いているモロッ子を見つけ『がんばれ〜!』って大きな応援してくれました。泣きながら30分ほど歩き続けると……

ゴール直前では、応援部のお姉様方がお待ち兼ね。本当に長くお待たせしました。そして最後は一緒に歩いてくれました。

ちなみに後ろに写っている人は、スイーパー(最後尾にいて棄権の連絡をしたり、救護をしてくれる人)です。つまり、モロッ子はこの時点でビリです。

普段だったら2kmを14分切るくらいでは走れていたのですが、今日は33分28秒もかかっていました。きっと本人的には満足いかない、不甲斐ない結果だったけれど、泣きながらも歩いて自分の脚で帰ってきたから、みごと白詰草の王冠を手に入れることができました。

ケータイを置いて走っていたのですが、走り終わってから履歴やメッセージ見たら、応援部の人たちも『なにか事故があったんじゃないか?』と心配しまくりの連絡が多数。きっと応援部の人たちにとっても、まさかの結果だったはず。それにしても応援部のみなさんからいただいた『モロッ子ちゃんもいい人生経験をしたね』って言葉の重みといったら……(涙)。

初マラソン、結果ビリ!!

みなさん、今日はありがとうございました!!そしてモロッ子はとても悔しかったようで、リベンジを誓っておりました。次へ続く……のか!?

 

【最近見た写真展】

33:『消えゆく日本の守護者「ライカと共に過ごした時間 」』ジョバンニ・ピリアルヴ<CO-CO PHOTO SALON>

34:『叢へ』石原 正道<OMシステムギャラリー>

35:『Nature Flowers 〜OM SYSTEM で撮る春の花々〜』吉住志穂 × くにまさひろし<OMシステムギャラリークリエイティブウォール>

36:『水の旅人』岡村泰三・菊池邦子<世田谷美術館>

37:『胡蝶の夢』黒木麻恵<ギャラリーニエプス>

38:『懐疑と孤独』ランボフスキー・ドミトリー<プレイスM>

39:『函館1,2月ころ』野津大人<蒼穹舎>

40:『昨日』佐藤充<RED Photo GALLERY>

41:『こと× 此岸』関口正夫・平賀淳<ギャラリーヨクト>

数字は4月から見た写真展の数です。