『100日後に開く個展』あと84日 | 写真家・小澤太一の『logbook』

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小澤太一のなんでもない毎日の記録集

写真のセレクトを開始してもう二週間以上が経つけれど、一向に終わりません。

HDの隅から隅まで写真を見返しているのですが、これがかなり時間だけがかかる作業…。

このまま行ったら、いつまでもセレクトが終わらない可能性が高いのですが、

次に待っている作業のために、選んだ画像を少しずつプリントしていかないといけません。

そんなわけでセレクトと並行しつつ、我が家のPRO-1000をフルに動かして、印刷を開始。

2Lサイズの紙に、どんどん印刷していきます。

昼夜問わず、延々プリンタを動かしていると…ある時、急に機嫌が悪くなりました。

 

わかりますかね?絵柄が最後、ズレるんです。

なぜズレるのか、から始まって、一つずつ時間をかけて設定を変えたりして検証していきます。

プリンターの保守サービスにも入っているので、修理に出すのが早いのですが、

このタイミングで出したら写真展の準備が間に合わない!

雑誌のページが真っ白になる…なんて表現はよくありますが、

写真展の準備が間に合わなくて、ガラーンとした空間になってしまう可能性も出てくるので、

今はできれば修理に出したくないんですよね。

 

キヤノンのお客様相談窓口に連絡しても、結局解決できないような重大な状況でしたが、

頼りにしているキヤノンのエラい人にダメ元で電話相談したら…まさかの展開に!!

 

え、そんなこと、あるの!?

 

キヤノンの人もそんな症状は聞いたことがない、というような部分が疑わしく、

そこからいろいろ思ってもみないところを検証してみると…

 

見事、現時点ではちゃんとプリント作業に戻ることができました!

 

ほぼ1日、この検証作業に時間を費やしてしまいましたが、

これはいろんな意味で僕も経験値が増えました。

 

結局、今回のことはなんだったのかというと…簡単に言うと【呪い】のようなものかも(笑)。

ホント、それくらい微妙なものでもプリントってうまくできなくなることもあるし、

それによって写真展がまったくできあがりが異なる可能性もある、ってことですね。

いやぁ、間一髪、セーフ!

 

ひとまず写真展のセレクト、そしてプリントの並行作業に戻ります。

そしてまだしばらく家にこもる日々が続きそうです。

 

【最近見た写真展】

246:『テランセラ山中夏歩 ポートレート写真展』<渋谷ヒカリエ 8>

247:『Homesick』熊 万葉<ニコンサロン>

248:『わが街ちば -私のまつりー』ニッコールクラブ千葉支部<ニコンプラザ>

249:『Love・Love写真展 vol.8 Y』Photographer YUUKI<ニコンプラザ東京 フォトスクエア>

数字は4月から見た写真展の数です。