業界初『撮らないゼミ』開催! | 写真家・小澤太一の『logbook』

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小澤太一のなんでもない毎日の記録集

本日は、写真業界初…かもしれない、『撮らないゼミ』を開催しました。

しかもゲネプロ版…という、これまた初の企画づくし。

GANREFのワークショップで、この謎のネーミングの募集をしたら、

定員の3倍以上の応募がありました。

ひとりでも来てくれたらうれしいなぁ…とマジで思っていたのでビックリ。

見事抽選で選ばれた方々が、インプレス本社に集合。

 

まずは約一時間の『座学』。

本日どういうことをやるのか…がわからないまま集まった人たちが、

しっかり前日に作り込んだ(?)、新鮮なままのパワポを見ながら、

今日のやることと、その意味をしっかり理解する大切な時間。

 

そして、『撮らないゼミ』なのに、撮影地の神楽坂へ移動。

これは、プロの極秘テクニックである、

『レンズキャップをつけたまま撮ろうとして、その場を和ませる術』

実践した後で、自然な笑顔を撮ったところです。

 

本日の参加者、15名がいよいよ撮影実習へ。(撮らないゼミ…なのに)

そして、本日の撮らないゼミの、重要なアイテムがこれ。

その名も『イメージノート』


えぇ、まるでただの付箋のように見えるかもしれませんが、

それはきっと気のせい。

 

これをどう使って、どう考えて・・・そしてどう作品を撮るのか?

 

僕自身、あんな気持ちを味わったことがない、まさに初の撮影会でした。

ちなみに本日、『撮らないゼミ』でコザワがカメラを向けたのは、

わずか4つのポイント、たった53枚のみ。


講評会も全部終わった後、参加された方から

感想や御意見をいただく時間を設けたのですが

これが思っていたよりもめちゃくちゃ好評な感じで、

今回のゼミは意味があることだったんだなぁ…とやっと実感(笑)。

 

ひとまず『こんなゼミ、詐欺だぁ〜〜』とか言われずに一安心ですウシシ

このゼミがゲネプロ版じゃなく、また開催されるかどうかは

現状未定ですが…GANREF編集部はヤル気マンマンのようです。

そして、講師はフツーの撮影会の方が、ウンと楽チンなのを感じています(笑)

 

また開催される時がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。