いよいよ北海道旅行のしめくくり・札幌へ。
旭川から乗った特急ライラック。北海道の特急って、面長の「バッタ顔」が多いですよね。特にこれは色もそのもので。
自由席は激込みだったようですが、指定席の埋まりは6割ぐらい。530円の差なので、指定席がおすすめです。
道東は涼しかったけど、札幌まで来たらかなりの暑さでした。とはいえ湿気が少ないので、本州と比べたら爽やかです。
そして30年ぶりに訪れた札幌は、「こんな大都会だったっけ?」と驚いたほどの繁栄ぶり。私の感覚では「福岡以上、名古屋と同等」。こんな大都市なら、もっと国内の地位?が高くてもいいのでは?
大通り公園。都心のど真ん中でありながら、水と緑にあふれてすがすがしい。
一応、シンボルなので札幌市時計台。「見てがっかり観光地」とか言われてますが、結構ステキじゃないですか。
北海道大学構内。札幌駅から歩いて10分ほどの立地に、こんな広大な敷地を持つなんてすごい。持参したチェアでくつろぐ市民の姿もあって、札幌のオアシス的存在でもあるようです。
さて札幌市街を歩いて感じた特徴といえば、ジンギスカンや羊肉料理の看板が目立つこと。やはり北海道ですねえ。
肉では羊が一番好きな私、さんざん迷って「いただきます」という店に行ってみました。輸入肉ではなく、自社牧場(つまり北海道産)の肉を食べられることが選んだ理由です。
正直、割高。写真より量が少ないので、女性でも1人前は足りないと思う。輸入肉がいかに安いか思い知りました。しかしここのお肉は臭みが全然ないので、羊苦手な方には良いでしょう。
実を言うと私は、ジンギスカンが羊の一番良くない食べ方と思っています。タレの味が勝ちすぎる。羊は煮込みか串焼きが一番美味しい・・・スミマセン、この辺は主観なので気を悪くしないでくださいね。
あ、それから「いただきます」は確かに美味しかったです。何より自社牧場なら、品質は間違いなく安全ですよね。
グルメネタといえば、札幌市内で入った「なごやか亭」は絶対おすすめ!
「根室花まる・トリトン・なごやか亭」が北海道三大回転寿司なんだそう。根室花まるは都内支店に何回か(美味しいが、いつも混んでいて落ち着かない)、トリトンは北見で入りました(まあまあ)。なので、札幌ではなごやか亭(本州では滋賀県しか支店がない)へ。
本当に安くて美味しい!席もゆったりしているし、スタッフの感じもとても良い。花まるやトリトンほど混んでいないそうです。そういうわけで北海道の回転寿司で私のイチオシは、なごやか亭です。支店は多いです。
寿司がらみで、小樽では回っていないお寿司屋さんにはいりました。この「みよ福」さんも手頃なお値段と気さくな雰囲気で良いお店でした。
ネタの一部はなごやか亭と良い勝負ですが、何より職人さんが握るだけあって、一部ネタとシャリの美味しさは回転寿司とは比べ物になりません!写真は特上2600円(特上でこの価格よ)。
小樽は30年前とは様変わりしていました。
どこもすごい人で、アジア人ばかり(日本人は2割ぐらい?)。仕方ないけど、古い倉庫群はかなり減っていました。もうあの、静かで情緒ある小樽ではないのだな・・・。それでもやはり絵になる街です。
久しぶりに行った北海道は、食や景色はどれも素晴らしかった。こんな良いものに囲まれている道民の皆さんが心底うらやましい!特に魚介、(観光客が行かないエリアの)お店でいかにも新鮮そうな毛ガニが1500円~で売っていて、目を疑いましたよ。私はカニでは毛ガニが一番好きなんだけど、東京では安くて4000円台だもん。だから最後に食べたの、いつだったかしら・・・。
次回は北海道紀行の最終回です。