シーズンにつき、旅行記は北海道を先にします。

 

今回の北海道旅行は、釧路から入って網走~旭川~札幌とまわりました。観光は20代にたっぷりしたので、今回は大人の休日俱楽部パスを使った乗り鉄+適度に名物を食べるがテーマです。

 これから北海道へ行く人もいるでしょうから、できるだけ体験的アドバイスをご紹介していきます。

 

1日目は羽田から一路釧路へ。6月にはすでに相当の暑さだった東京に比べると、釧路は・・・到着した9時台の気温が13度、午後でも20度ぐらい。地元の信金さん?の店頭に「笑えるくらい涼しい」というキャッチコピーが貼ってあったのですが、鮭番屋のお兄さんによると、「真夏の最高気温でも25度ぐらい、30度までいくのは年に1~2日」だそう。

 

釧路の一大名所・炭火で魚介を焼いて(店の人が焼いてくれる)食べる鮭番屋。特に左手の鮭ハラスは、評判どおり絶品です。

他に、釧路駅構内のおにぎり店「ばんばん」と、その向かいのパン屋もおすすめ。

 

 北海道、特に道東の人口減は深刻だそうで、道東一の都会・釧路でさえ駅前に空きビルが目立ちました(そのわりには、街なかを歩いている人が意外と多かった)。

だったら、「避暑の街」で売れば? 

全国的に体温越えの暑さに覆われ、40度も続出している一方、釧路(根室や紋別なども)は20度台前半。笑えるどころか、もう夢か奇跡のよう。リモート可能な人、静養が必要な人たちなどが道東で夏を過ごせば、本州のクーラー使用量は減り、釧路に落ちるお金は増える。

リモート可能な暑がりさんは、これから夏は釧路へプチ移住するしかありません!

 

・・・なんて言うと経済や社会のセンセーは「バカだなあ、受け皿がないんだよ」とおっしゃるでしょう。

ただでさえ混む夏の北海道、そこに激増するインバウンドで今でもホテルは取りにくい。

でも私は宿を増やすよりも、空き家屋やマンションを使えないかと思うんです。

 釧路は一応何でもあって生活に困らない、和商市場やスーパーでは新鮮な魚介がズラリと揃っていて、自炊が楽しそう。それに避暑に来たならぜひ1ヶ月以上は過ごしたいので、自炊ができる拠点を増やすんです。

「涼しくて人口少ない」と「暑さにあえぐ過密地域」をうまく結びつける方法はないでしょうか?

 これだけ涼しい場所は、本州は標高のかなり高い所でないとありませんが、そういう所は不便。それが釧路は普通に暮らせるほど便利なんだもの、活用しないともったいないと思うんですよ。庶民でも手の届く料金+気軽なシステム設定で、何とかうまくまわせないかしら。

 

頭の良い方、ぜひ考えてみてください。

 

細岡展望台からは釧路湿原を一望できます。地平線まで見えそうなほど雄大。釧路駅から釧網線でわずか20分の釧路湿原駅から徒歩10分ほどとアクセスも良好。

 

釧路市街の幣舞橋。ここは日本三大夕景の一つだそう。ビミョーですが、一応雰囲気は味わえました。