アイヌの家
アイヌの家は、
アイヌ民族博物館内の展示から引用します。
各地の家
「家の形は柱の組み方をのぞいて、それぞれの地方に特徴がありました。
母屋の出入り口に玄関土間がつく家やつかない家、張り出し部屋がついて
いるもの、屋根や壁の高さなどに色々な違いがあり、さらに家の材料も
アシ、ススキ、ササ、樹皮などの違いがありました。」
すまう
「家の建て方は地方によって形が定まっており、一つの地方に様々な形の
家が建っているようなことはありませんでした。家の向きや家の外にある
食料庫、クマやフクロウなどを飼う檻、また便所などの形や位置も決まって
いました。家の中は基本的に一部屋でしたが、必要に応じて梁からござを
下げて仕切ったり、また家の北側に小さな部屋をつけたすなどして暮らし
ました。家には2~3か所の窓がついていて、神の出入りする大切な窓が
必ず一つついていて、その窓が東を向くか川上を向くことにより家の向きが
決められました。」
写真は、展示されていたアイヌの家「チセ」のひとつ
この建物には、玄関がついています。内部は一部屋です。内部はこの
建物でショーが行われるため、板敷きの舞台がついています。
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一般社団法人 千葉県古民家再生協会 http://www.chiba-kominka.com/