今だから書けますが、次男くんの受験は(精神的に)大変だったです・・・・・・・
星まわり的に次男くんはハードな時期でもあったので、
案の定、合格判定はいつもDとかEだったにも関わらず、
「自分が行きたい(行ってもいい)大学しか受けない」
という強気の受験。
まあ、うちの長男もそんな感じだったのですが、
長男の場合は「浪人しても彼はどうにかなるかな」
というのもあり、わりと穏やか~に見守ってたんですが、
次男くんは、短期集中型みたいなところあったので、あと1年部活もやらず、
ずっと勉強し続けるのはどうかな~と思っていたんですよ。
で、志望校、何度も確認しました。
「別に行かなくてもいいからさ、一応、ここも受けてみない?」
と。
でも、奴は
「もし、ここしか受からなかったときはここで妥協してしまいそうだから、絶対に受けない」
と。
奴の決意は固かったのです・・・・・・・・・
でもね・・・・・・・・・
でもね・・・・・・・・・
センター試験が終わった直後。
彼は長丁場のテストが相当堪えたらしく・・・・・・・・・・
「もう、来年はあの試験受けたくない・・・・・・・・・」
と弱音を吐いたんです・・・・・・・・・・
「え?????
どうすんのよ~~~?
浪人したらまた受けることになるんだよ(まあ、私大のみだったら受けなくてもいい場合もあるけど)
おかーは何度も何度も(滑り止め受けなくていいの?)と確認したよね?」
センター直後は家族全員がブルーな雰囲気になりました・・・・・・・・・・
でもね、そんな息子にミラクルなことが起きたんです・・・・・・・・
息子は2か所の塾に通っていて、自習のために行っていた某塾で
「センター試験後にも出願できる私立大学一覧」
っていうのが張り出されていて、
それを「ぼ~っ」っと眺めていたら
ふとある大学の名前が目に入ったそうです。
私に電話がかかってきて
「おか~さん、○○大学の○○学部っていいと思う?」 ← 大学をその視点で選んでる息子
私「○○の○○って言ったら名門だよ。ここだったら、早慶にもひけをとらないかも」
私のその一言で、
「俺、ここにも出願しようかな。」
ということになり、
息子の帰宅後、オットをふまえて家族会議。
息子はセンターでけっこういい点を取っていたので、この大学はセンターリサーチでも好判定が出ていました。
急いで高校に電話して、大急ぎで内申書を出してもらって出願。
でもね、今思うと、これが息子にとってのブレイクスルーだったかも
この大学の合格を取れた(しかもセンター利用で)ことが息子の安心感につながったようです。
後がない状態(気分)で受験をするよりも、「ダメでも行く大学がある」というのは精神的に楽ですよね。
(私もこのおかげで楽になりました)
現在息子は、この大学とは違う大学に通っていますが、
先日、今通っている大学の赤本を立ち読みした時に、
「俺さ~、残り時間ギリギリに閃いて回答を変えた問題があったんだよね。
結果的にそれが正解だったんだけど、あれが合ってたから受かったのかもと思った」
と言っていました。
大学受験は、1点に数十人がひしめくような世界ですからね、
その正解が功を奏したともいえるのかもしれません。
閃いたのもラッキーだったけど、ある程度のリラックス感があったからこそなのかも~
と私は思ったのでした。