最近、私の中で「金星」がクローズアップしています。
西洋占星術で言う「金星」は
年齢域では１５歳から２５歳を司り、
自分の趣味や美意識などの意味を持っています。
この金星がどの星座、どのハウスにあるかで、自分の趣味や美意識がどういうものかがわかります。
芸能人のおっかけをしたり、好きな俳優に熱を上げるのも金星ちゃんの領域。
もう１０年くらい前になりますが、
韓流がブームになり、中高年のおばちゃんたちが、韓流スターのおっかけをしてるのが
社会現象になりましたよね。
私はあの現象をみながら、
「あ～、あのおばちゃんたちは、今「金星期」全開だわ～」
と思っておりました。
たぶん、おっかけのおばちゃんたちって、
戦後で物資が不足してて、「生きること」に精いっぱいだったころに若かった世代。
はたまた、経済は上向いてきたけど、まだまだ国民全体が「おしゃれ」には目覚めていなかった時代に金星期を迎えた世代です。（あくまで推測ですが）
そんな中で、金星期（１５～２５歳）を過ごした女性たちは、
きっと自分のもつ「金星」的要素は不完全燃焼だったんじゃないかな～？と思います。
金星は「恋愛」なども意味していますが、
おばちゃんたちが年を取って自由になったときに、韓流スターに熱を上げて
「疑似恋愛」を体験していても、まったくおかしくありません。
むしろ、不倫に走るより、よっぱど健全だし、むしろ微笑ましいと思います。
人によっては、この金星の位置や他の星とのかかわり が、
ちょっと特殊（？）だったり、アブノーマルだったりする場合もあります。
だけど、人に迷惑をかけない程度に自分の金星を使うというのはとても大事です。
本当は金星に限らず、自分の持ってる惑星の要素はすべて使い尽くした方がいいのですが
でも、ここで私が「金星」というのをクローズアップしてお話するのは、
金星が、とてもパーソナルな個人的要素を満足させるポイントであるからです。
自分の趣味や好みを満足させるということは、
精神的安定もそうですが、その人の魅力にもつながっていきます。
「あの人は、なんだかとても魅力的ね」
そう思わせるのは、やっぱり、ご自分の金星要素を存分に外に出して使えている人が多いような気がします。
中には金星要素がとても男性的で、一見「ガラッパチ」的な女性もいらっしゃいますが、（笑）
そういう方は、
年下男性（自分の部下含む）から
「姉御」と呼ばれて慕われていますよ～（笑）
みなさん！！
ご自分の好みや趣味はとても大事！！！
たとえ、オタク的な趣味だったとしても、「あまり人には言えないわ～」というものであったとしても、
それは是非大事にしてください。
それに、
「好きなものがなんだかわかりません」
とおっしゃる人よりも、
「アニメが好き」
とか
「電車が大好き」
とか
「コスプレが大好き」
と
はっきりと明言できる方たちは、とても魅力的です。