体育の日、だよ!(真顔)
体育は好きか嫌いかで言ったら、私が答えるのは
「先生次第」
体を動かす事自体は嫌いじゃないんです。
かけっこは早くなかった。
マラソンは嫌いだった。
水泳、ハードル走、走り幅跳びは好き。
最近仕事がない日は、午前中はご飯食べて少ししたらエクササイズマットを広げてストレッチと筋トレしながら、放送大学の歴史の講義とか観たりネタさらったりしてます。軽く3時間ぐらい。
体育は、本当に先生次第ね。
うちの中学は私がいた時、学校がもう軍隊みたいな恐怖政治全体主義の時代で、戦争がまた始まるのではないかとビクビクしていました(その時は本気)
よく3年も通えたものです、私とても偉かった。
しかも何人かいる体育の先生の中に、
薄い色のサングラスをいつもかけた、
生徒からのあだ名が「組長」だった・・
そうそう、クレヨンしんちゃんの園長先生みたいな見た目で、キャラも怖かったので、
近づきたくないなぁと思っていたけれど、
2年の時とかに体育担当になったら、実はすごくいい先生だったことがわかった。
一年の時の先生が、出来ないとただ叱りつけたり晒し者にしたりするから地獄だったのに対し、
組長は頑張っている人を応援し、出来たらちゃんと褒めていた。
真面目にやらない人には怖かった。
初めて私がハードル走を完遂した時の、組長のニコニコが(おもしろすぎて)忘れられない。
3年になったら担当が変わってまた地獄で、
水泳が好きだったのに、6月で季節外れにすごい寒い日でも泳がなくちゃならなくてプールの中で脳貧血を起こして休みたいと言っても何故か怒鳴られて泳がなくてはならなかったのはトラウマである。
しかもその後自分の力で首も振れない状況になっても放置されていて、耳の穴に小さい泳ぐタイプの虫が入ってきた。
体験しないとわからないですよね、耳の穴にゲンゴロウみたいな虫が入ったら、マーシャルのアンプマックスの爆音よりうるさいのよ。そしてなかなか出てきてくれない。
生まれて初めて私は「死んだらいかん!死んだらいかん!」と思いました。
よく死なずに浪曲師になることができたものです。
なんて昔のことをグチグチ。
読んでおられる皆さんも、似たような体験、あるかしら?
大体の体育が嫌いな理由って、自分の得意不得意よりも
「先生が怖い」
あと思春期なこともあるし
「頑張ってる姿が晒し者になる」
しかないと思う。
今の教育方針はどうなっているんだろうなぁ。
あんなに過剰に厳しくなったのは、あれだろうか、時代的に腐ったミカンが暴れる前に押さえつけておかねばならないということだったんだろうか。
子供を人間と思うなら、押さえつけてしまえという考えこそ腐ってるとは思った。いくら教育の現場は大変とは言っても言い訳にならない。
そんな先生方が「いじめはイカン!」と言っても何それギャグ?としか思えなかっただろうなぁ。
あ、中学卒業して遠くの高校行ったら、
なんかもう体育はダラっとラジオ体操して
お遊びみたいなバレーボールとかサッカーとかをキャッキャと楽しむだけの時間になっててカルチャーショックだった。
なんなら見学しまーすって言って友達と恋バナしてた人も多かったね。
それと進学校だったからスポーツは軽くでいいみたいな所もあったのかもしれない。
でも私はなんか中学の強制収容所感が抜けなくて、手を抜くと殺されるのではと謎の強迫観念があったためしっかり運動せざるを得なかったという。
そんな、
他人には優しくしようということ以外
全く何も学ぶことのできなかった最低な中学時代
体育の時間の思い出でした。
ところで、
なんで出来なきゃいけなかったの?
逆上がり。